giornale di musica

「吾沙鷺百式」主宰 ギター弾きのまつもとあきら

「嗚呼!ニッポンの兄弟」見たよー。

2006-03-19 | Notes
去年も一度ブログに書いたけど、MBSの「せやねん」でやってる「嗚呼!ニッポンの兄弟」が好きなんです。「せやねん」が放送されてる土曜日は家を空けることが多く、またこのコーナーも毎週でなくときどきなのでなかなか見る機会は少ないのですが、今日は出かけるのが昼過ぎからだったので幸運にも見れました。

どんなコーナーかというと、チビッコ兄弟姉妹のやりたいことを応援するんです。今日の放送では、4人兄弟が目の見えないおじいちゃんのために手作りのラジオ番組を収録し、そのテープをプレゼントするっていう企画。

台本を作って、テープレコーダーにマイクをつないで録音します。まずはオープニングを景気よく収録。物まねのコーナーでは一番下の子の陣痛が来たときのお母さんのマネとか、アットホームな収録が続きます。

しっかし心憎いのが、1歳くらいの一番下の子(収録中はベッドでおねむ。。。)の、最近なにができるようになったとか、1年での成長の過程を言っていくコーナー。一番下の子っていうのはおじいちゃんの目が見えなくなってから生まれた子。つまりおじいちゃんはこの子の姿を見たことがないんです。

また、「特別ゲストです」っていって登場するのはおばあちゃん。つまりおじいちゃんの奥さんです(とはいえ結構綺麗にされてる方でおばあちゃんって感じではなかったですが)。DJを務めるお姉ちゃんから、「じいじにありがとうって言ってください」っていうことで、これまでいろいろありがとうのメッセージを伝えます。そして兄弟の3番目の女の子は「大きくなったら目医者になっておじいちゃんの目を治す」なんていうんですよね。

「嗚呼!ニッポンの兄弟」というのはやりたいことを兄弟姉妹が番組に応募してくるんですが、常々企画も実行も全て子供たちがやります。番組パーソナリティのチュートリアルはただついていって話を聞きながら取材するだけ。多少のお手伝いくらいはしますが基本的に番組からの手助けはしません。今回も、もちろん台本製作、収録まで段取りは一番上のお姉ちゃんを中心に全て子供たちでやりました(収録には一応チュートリアルも参加してますが、仕切りはおねえちゃん。)。こんな心憎い手作り番組の企画立案そして収録まで頑張るこの4人兄弟、なんともステキじゃないですか。

収録が終わって、兄弟はテープを持っておじいちゃんのところへ走ります。テープを聴いておじいちゃんは大感激。VTR終わってスタジオに返ったらパーソナリティのトミーズ、未知やすえさん、松井アナ、そのほかみんな号泣モード。


せやねんホームページの紹介ページでは、

「チュートリアルがお送りする、「兄弟(姉妹)」をテーマにしたちょっとココロがホッとするVTRコーナー。出生率1.43という、「もうふたり目は欲しくない」という少子化の波に楔を打ち込む兄弟(姉妹・・・ひいては家族)っていいなあ!よし!ウチも子供産もう!」という気持ちにさせられるコーナーです。」

という見出しで紹介されてます。たしかにこれを見るようになって、子供は2~3人いたら楽しいだろうな~とか思うようになったかも知れません。「あんなー、うちらこんなんしたいねやんかー」っていう、とってもほのぼのした、大阪の風土が生み出した番組って感じがおもいきりします。全国の子供好きなみなさん、好きになること完全保証の番組です。是非一度見て欲しいっ。といいながら残念ながら関西ローカル。。。遠方のみなさんごめんナリ。

P.S. mixiコミュあります☆コミュ名もまんま「嗚呼!ニッポンの兄弟」です。さすがだ。

today's tune [ Mysterious Eyes ] Garnet Crow

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
素敵な番組♪ (Mariko)
2006-03-20 10:15:22
子供って、素直に思ったことを言ったり、やったり、大人だったら考えつかないような発想があったりするから面白いよね^^

mixiコミュ観てみます!

東京でもやればいいのに…
返信する
ステキですよ~ (あきら@guitar)
2006-03-21 00:12:23
そうですねー。子供ってかわいくって面白くって。でも大阪の子供たちってさらに面白いんですよ。さすが大阪、腰が強くてしっかりしてるんだこれが。よそにお住まいの方からみるとほんとに面白くみえるんではないでしょうか。



関西ローカルにしとくのはもったいないと思いますが、関西ローカルだからできるコーナーっていう感じもあるんですよね。。。大阪の風土おもいっきりって感じです。
返信する

コメントを投稿