10/27 MBS(近畿4ch)ちちんぷいぷいで、
福島の食品の風評被害について、詳しく放送してくれました。
福島産ときいて未だ不安を感じる人にはぜひ画像をざざっと見てほしいです。
消費者庁9/30の発表
「あなたが食品を買うことためらう産地は?」
→「福島産」と答えた人が17.2%
福島県から出荷される農作物は
・放射性物質の検査を受けている
・安全を確認されたものだけ流通している
→ニュースでも知られているはず
本当にためらう必要があるのか?
という始まりです。
郡山の米農家鈴木さん
「以前は福島の米は茨城・栃木よりランクが上だったんです。
風評被害から、1,000円近く福島の米が(他県より)安く見られています。
今年4年目ですけど、全袋検査ということで、
お客さんに対しては、本当に安全な米を提供していることでは
全国一だと思っています。」
JA郡山片平倉庫 全量検査の様子
「検出限界13Bq/kg未満」の検査を見て
Q 13Bq/kg以上が出ることはありますか?
A 当JAではないです
Q それは今年ですか?
A 去年もおととしもないです
JA全農福島米穀部部長 太田さん
「関西の方にも販売してはいるんですが、震災前のほぼ10分の1の数字になってます。
もう4年半たちますが、まだまだ戻ってないです。西日本の方はほかの地域に比べて戻ってない。
福島というと不安という感じ。関西の方はなかなか来れなくて
報道ばかりでしか見ないので、それが一番不安を煽ってるんじゃないかと。」
追い打ちをかけているのがコメ価格の下落。
福島産は全国平均よりも1000円ほど安く取引され、農家は苦境に立たされている。
「一番つらいのが、生産意欲がなくなること。
どうせ作っても安いんだと農家の方が思ってしまうと、
せっかく美味しいお米ができる福島で、
田んぼをやめてしまう人が増えるのが一番悲しい。」
取材後半は、本宮市の「料理専用米」という取り組みを取材。
風評被害に負けないために味を追求しています。
山本浩之アナウンサー
「福島は米も野菜も果物も一流。
原子力災害のせいで信頼を失ってしまったが作ってるものは災害前も後も同じ。
元々一流のところがよりいいものを作るんだから、絶対他所に負けないようになりますよね。」
「基準値について、日本は100Bq/kg、
比較するとEUなら1250Bq/kgです。一桁違います。
アメリカも1200Bq/kg。
日本は1/10以下。という話での13Bg/kg未満。つまりほぼないんですよ。」
ヤマヒロさんはご自身もずっと福島の米を食べ続けてらして、
震災後から何度も実地での取材を続けています。
風評被害を払拭したい思いの強い方です。
10/28は牛肉、野菜、果物などの農家を取材した様子を放送予定。
こちらもまたいずれ取り上げたいと思います。
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