潮風が吹いて 2007-04-30 | パステル和みアート 潮風が吹いて みよしまの松がさわいだ 海のそばに工場が建ち並んで 父さんはそこで働いた そして子供たちは大きくなった 楽しい事も そうでない事も きれいなものも そうでないものも 海はなにもかものみこんで 今日も静かに輝いているにちがいないよ 15x15 アートセラピストかりんさんありがとう
久しぶりだね うどよ 2007-04-28 | スケッチ・東京 久しぶりだね うどよ うどの大木という言葉でしか うどを知らなかったけれど 十数年前 栄子さんのうちで うどをご馳走になった時 初めてうどの姿を知った それから私はうどの虜となり しゃきしゃきとした歯ざわりを 何度となく楽しんだけれど いつの間にか 栄子さんともうどとも疎遠になった 久しぶりだね うどよ その瑞々しい姿を 今描くために 私はうどを買った 45x20
賽銭泥棒 2007-04-27 | スケッチ・東京 「賽銭どろぼう!!」 怒鳴り声に絵描き人達はきょろきょろした 「誰? 誰?」 そるとすぐそばから、走り去る小柄な初老の男性 すこぶる身軽 怒鳴り散らす坊さんの大声に袈裟もなびく もう一人の坊さん 雪駄ひきづって 追いかけようとするも息切れ 飽食の時代 体鍛えてないよね この様子 お釈迦様は何と思しき・・・・? 草の庵で子供と遊んだお坊さん・・・・昔むかしの物語 千葉県 中山法華経寺にて F8
榮太郎の桜餅 2007-04-15 | はがき絵 花吹雪ひとしきり舞い散った後は 桜餅の甘い香り 若草色の風が吹く 今日の銀座は心なしか静かな感じ 話題のスポット 東京ミッドタウンに人が流れた?? 週末の午後 、銀座めぐり、 画廊探索するには地理に疎すぎる きれいなポストカード2・3枚手に入れて帰る プランタンには和菓子がないので榮太郎の桜餅にしました 林真理先生のカフェイラスト講座
樹齢三百年 吉高の大桜 2007-04-10 | スケッチ・東京 「椅子が壊れちゃったよ」 今朝まで残った雨のいたずら 柔らかな土にのめりこんで 携帯用の三脚の椅子の留め金が外れたらしい 「大変だったよ。 でも農家のおばさんすごいね。すぐ台と椅子を貸してくれたんだよ。」 隣の穴に落ちなくて良かったね お礼に野菜を買いましょう 「2、3年前読売新聞に出て、それからだよ」 三百年の静かな時の流れが変わったのは。 畠の真ん中に立つ一本の山桜の、花の時期に車の波が押し寄せる 千葉県印旛村 A3 40x28
運河の桜 2007-04-04 | スケッチ・東京 運河の桜並木を描かなければ 私の花見は終わらない 昔は貴重な輸送手段だったはず 古利根の運河は 今は草に埋もれて 駅名にその名ごりをとどめる 花に包まれた季節になると 小さな時計台も 水位塔も いきなり可愛らしく輝いて 花にかすんだ運河は 遠く希望の星に続いている様に見える 花冷え 花曇り 夕方激しい雨が降った 千葉県柏市 東武野田線 運河 F8