駅から５分

なんだか、ずーっと書く気も描く気もしなかったけどくらもちふさこさんの本読んじゃったら書かないわけにはいかないでしょ。っていうか、まず描く気にさせてくれた。
う～ん・・違う・・。
一生懸命真似してみたけど・・違う。
どちらかというと、何年か前の絵に近いかも。天然コケッコーより前の絵。

一体いつから読んでるんだ　くらもちふさこさんを。
はい、デビュー当時からです。

最初に読んだのは「赤いガラス窓」だったなあ。山本隆君だな。
まず、その平凡な名前も新しかったし、少女マンガの主人公の憧れの人にメガネかけさせちゃうし。で、尚且つメガネかけてんのにカッコいいんだ、これが。そんな人、当時いたー　メガネイコールガリベンダサイの時代だよっ　　スゴイ　そして未だにスゴイ　元気でちゃう　サンキュー

くらもちさんの描く若い男の子よりカッコいい男の子描く人を私は知らない。（ああ、谷地恵美子さんのもカッコいいか）谷地恵美子さんのはどちらかというとカッコいい男の人、キレイなお兄さんてとこかな。
ちょっと悪ぶったところと美しさが見事にミックスされて「おれカッコいいの代表になりました。」みたいな男の子がくらもちさんの男の子の気がします。（いい年こいて、こんなことを熱く語ってるよ）

とにかくカッコイイ　断言
当時は乙女チック路線で陸奥Ａ子さんや私と誕生日同じの田渕由美子さん、ＳＦや少年愛の大御所、竹宮恵子さんや萩尾望都さん、エトセトラエトセトラ…。どれもこれも大好きでした。マンガってスゴイって大声で叫びたいくらいの。でも一番好きだったって敢えて言うなら大島弓子ワールドだったかな。
まあ、ジャンルがそれぞれ違うし。それぞれのジャンルに御贔屓がおりますで。少女漫画にはジャンルがありますよね。
これらは、少女マンガ全盛期パート②のころでしょうか。

パート①期は牧美也子さんの「マキの口笛」や水野英子さんの「ハロードクター」、西谷祥子さんの「マリイルウ」とかかしらっわたし的には　　う～ん、尽きない

くらもちさん「赤いガラス窓」のあとは「青いアイドル」だったかなあ。

くらもちふさこさんは当時の野口五郎が好きだったので、彼を思い描いて描いたんだろうな。（ちなみに私は野口五郎の『甘い生活』が好きでした。新御三家の中では一番好きでした）
そのあとは、みんなが大好きな「いつもポケットにショパン」（これが一番人気でしょうか。私も好きだけど一番っていってコレは出てこないです。だけどリアルタイムに読んでたマーガレットのびりびり破いたのをストックしてるっちゃ）
私が一等好きなのは「東京のカサノバ」さぁ　ちい兄ちゃんの外見は、今思うところのスンホンのウンソンにクリソツなので（異論を唱える方もおいででしょうが）、本当にあたしって好みが安定している面食いなのね　　ああ　スンホニが若かったら、この役ドラマでやってほしかったー

「Ａ-Girl」も好きです。「海の天辺」も好きです。そして「駅から５分」も好きの仲間入りです。１話めからぐっときちゃいました。構成力も相変わらずスゴイなあ。頭の中はどうなってるんだろう。干からびてないなあ・・感心
「あしながおじさん」を読んでくれない娘も、これは読んでみると言っているので感想が楽しみ　若い子の心も捉えるにちがいなし　いや、おばばの心も捉えるところがスゴイのか　どっちなんだ

まだまだつづくのだろうから楽しみだけど、執筆中入院されてたって書かれてますね。無理しないで、だけどずっと私たちを楽しませていただきたいと、干乾びはじめたをにしていただきたいと思う同年代の私であった。

何も書く気がしないといいつつ、書けば書いちゃうな。
がんばるぞ～っと思ってたけど、毎日更新する人ってえらいなあ。睡眠時間がなくなるよ。
わたしは張り切らないででもちょっとガンバってみるよー

　　　　　クリスマスの絵文字がいっぱいだー


え゛～ここで、今更訂正　（080913）
太古のことなので記憶違いはあるとは思ってたけど、「青いアイドル」というのはなくて「白いアイドル」そしてその続編「青いリサイタル」らしい。（確かめればいいのにいろいろ探し出すのは大変なので今知った事実だけ報告。そして確かに白もあったようなと、どっかヒッカカッテはいたんだよねー）
しかもそれらの後に「赤いガラス窓」が出たみたい。
おっかしいな～。私は明らかに「赤いガラス窓」を先に読んだ気がする。そして「白いアイドル」「青いリサイタル」を読んで、くらもちさん、また絵が上手くなったなあと思った記憶さえ蘇る気がする。

いい加減なもんだな～