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都内全駅めぐり ~おすすめのお店~

都内の全駅をまわりながら、
各駅ごとのお気に入りの飲食店を紹介していくブログです。

ブログ移転のお知らせ

2025年07月05日 | Weblog
いつも「都内全駅めぐり」ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
当ブログの運営元である「goo blog」が2025年11月18日をもってブログサービスを終了することが決定し、それに伴って当ブログも運営元を変更することとなりました。

ブログの移転先は「はてなブログ」で、新URLは以下のとおりです。
ブックマーク等いただいている方は下記のURLに変更をお願い致します。

移転先:【都内全駅めぐり】(はてなブログ)
https://tonai-zen-eki.hatenablog.com/
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【池袋駅】タカセ本店 3Fグリル

2022年09月30日 | Weblog
【都内全駅巡り】30駅目「茅場町駅」(達成まであと624駅)



池袋と言えばタカセと言われるくらいに昭和世代にはおなじみのお店です。
場所は池袋駅のサンシャイン側出口のすぐ近くにあり、洋食店の正式名称は「タカセ本店 3Fグリル」。
ちなみにビルの1階はパン屋さんでフルーツドーナツが有名。その他、同じビル内にはタカセの経営する喫茶室もあります。
創業70年以上の老舗の洋食屋とあって、客層は雰囲気を懐かしむご年配の方が多めですが、若い層にも着実にファンを増やし続けているあたりが、さすが老舗の名店という感じです。



今回注文したのは「ハンバーグ&ビーフステーキ」。
牛と豚が7:3の割合の合い挽き肉を使ったハンバーグはボリューム満点でお肉の旨味が口の中に広がります。
表面は焦げ目がしっかり付いていて焦げの食感を楽しめながらも、ナイフで切ると肉汁がジュワーッと溢れ出すというのがこのお店のハンバーグの特徴。
ソースはデミグラスソースですが酸味は殆どなく濃厚な旨味がハンバーグにマッチしています。

正直、このハンバーグだけでも十分に満足できる一品なのですが、もう一品のビーフステーキも出色の出来栄えなのです。
味付けは塩コショウと醤油とバターで焼き上げたシンプルなステーキなのですが、マッシュルームをオリーブオイルで炒めた風味と絶妙にマッチしており、ちょっと他では見られない独特の味わいになっています。
このビーフステーキとデミグラスソースのハンバーグを交互に食べると、よりその味わいを深く感じることができます。
ステーキの肉は柔らかく、脂もほどよく上品な感じ。

ハンバーグもビーフステーキも、老舗の名店タカセの雰囲気にマッチした気品のある一品です。
これで1000円台というのは奇跡のような一品なので、池袋に行くことがあれば是非、お試しを。

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【茅場町駅】茅場町 長寿庵

2022年04月25日 | Weblog
【都内全駅巡り】34駅目「茅場町駅」(達成まであと620駅)



長寿庵という店名のお蕎麦屋さんは都内に何軒もありますが、その中でも抜きん出た存在なのが「茅場町 長寿庵」です。
場所は茅場町駅から徒歩1分の場所で、ビルの地下にあります。
値段はサラリーマンの街、茅場町近辺のお店の中ではちょっと高めですが、それだけの価値のあるお蕎麦だと思います。



個人的に特にお薦めなのが今回注文した「カレー南せいろ」。お蕎麦をカレーのつけ汁につけてつけ麺のようにしていただきます。
お蕎麦は白濁系で風味もコシも弱く、良い意味でクセがないのでつけ汁に絡ませるには最適です。あと、蕎麦の冷え具合とカレーの熱さが程良いバランスなんですよね。カレー南蛮よりもカレー南せいろをお薦めする理由でもあります。
そしてカレーのつけ汁ですが、蕎麦屋特有の和風の出汁のきいたカレーが出色の出来映えです。そしてスパイスが効いているのに全体的にはマイルドな味わいで気品すら感じます。

このカレーを蕎麦に絡めていただくのですが、味も熱さもバランスがとれていて本当に美味しい。このバランス感覚は芸術的でさえあります。
具は葱と鶏肉。葱は焦げ目がくっきりとついています。よく釜飯なんかの表現で「焦げまで美味しい」という言い方をしますが、まさに焦げまで美味しい葱です。量がふんだんに入っているのもうれしいところですね。
そして鶏肉はふんわりと柔らかく、肉の旨味がたっぷりで親子丼に使っても良いくらいに上等な鶏肉です。この鶏肉が惜しげもなくゴロゴロと入っているんです。
なのでこのお店でカレー南せいろを注文したら、つけ汁は最後の一滴まで飲み干すのを強くお薦めします。きっとお椀の底には柔らかい鶏肉がたくさん残っているはずです。

冒頭で、ちょっと高めのお値段と書きましたが、値段分以上に価値のある素晴らしいお蕎麦屋さんだと思いますね。

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【新橋駅】ニコラス 新橋店

2022年01月19日 | Weblog
【都内全駅巡り】33駅目「新橋駅」(達成まであと621駅)



ニコラスという、1954年に麻布台で創業した老舗のイタリアンレストランがありました。日本に初めてピザを紹介したという歴史あるお店です。

僕も赤羽橋で勤務していた頃はよく利用していたお気に入りのお店でした。本来であればこの麻布台本店を紹介するべきなのですが、残念ながら(無粋な)麻布台地区大規模再開発のために強制的に閉店させられてしまったので、今回は現存する唯一のニコラスである「ニコラス 新橋店」をご紹介します。

このニコラス新橋店は、新橋のSL広場から徒歩1分ほどの場所にあります。駅からは近いのですが周囲の綺羅びやかな看板に囲まれている上に地下で営業しているとあって非常に目立たないお店です。それでもランチ時はいつでも満席なので、まさに知る人ぞ知るという名店ですね。



今回注文したのはもちろん看板メニューの「ミックスピザ」。ちなみにピザランチセットとして注文するとスープとサラダが付いてくるのでお得です。

ピザは薄めの生地にトマトソースを塗り、濃厚なチーズをたっぷりとかけて焼いたもので、麻布台本店で食べた懐かしい味がそのまま再現されていました。具材はピーマンや玉ねぎ、サラミ、ハム、マッシュルームなど、とても家庭的で、さながら家でつくるピザトーストのような懐かしい味わいです。

ボリューム満点のこってりした宅配ピザに慣れた若い人には物足りないかも知れませんが、昭和生まれの世代にはこれぐらいの方がうれしいです^^;

駅から近い上にお店の雰囲気も良いので、昭和なイタリアンに気軽に浸りたい時にはお薦めなお店です。

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【小伝馬町駅】麺屋 江戸紫

2021年09月17日 | Weblog
【都内全駅巡り】32駅目「小伝馬町駅」(達成まであと622駅)



今回ご紹介するのは「麺屋 江戸紫」。小伝馬町を歩いていて偶然見つけたお店です。店名に「江戸~」と銘打つぐらいなので醤油ラーメンが一押しメニューなのだと思われるのですが、個人的には海老ラーメンがお薦めです。



というわけで今回注文したのは「全部のせ海老ラーメン」。炙りチャーシューや半熟ゆで玉子、チンゲン菜、メンマなどの具材が所狭しと並んでいます。
海老そばと言えば「一幻」が有名ですが、ここの海老ラーメンは一幻ほどこってりしていなくて食べやすいです。それでも丼が運ばれてくると濃厚な海老の香りが漂ってきて食欲をそそります。スープはドロっとしていてそれほど海老っぽさはないのですが、とにかく香りで海老を実感できます。
具は炙りチャーシューが出色。何と注文を聞いてから一枚一枚、バーナーで炙っているのです。炙りたてでトロトロになったチャーシューを何枚も食べられるのは魅力的ですね。
半熟ゆで玉子も半熟の黄身とスープが混ざってこれも美味しい!ただ、チンゲン菜だけはスープとうまく馴染んでいなくて正直、蛇足のように感じましたね。

そして麺と具を一通り食べ終えて残ったスープを飲んでいると、丼の底に数え切れないくらいの桜えびを発見!これには驚きました。濃厚な香りの正体はこれだったんですね。この桜えびの量はとても良心的だと思います。

なので、ここの海老ラーメンを注文したらスープは是非、最後まで飲み干して下さい。桜えびを存分に味わえて、きっと感動すること間違いなしです。

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【岩本町駅】神田松井

2021年09月14日 | Weblog
【都内全駅巡り】31駅目「岩本町駅」(達成まであと623駅)



前回の投稿から5ヶ月ほどブランクが空いてしまいました。この連載、心からお薦めできるお店を紹介するというコンセプトなので、そういうお店に出会えないとなかなか更新できないんですよね…

今回ご紹介するお店は「神田松井」。岩本町から徒歩5分ほどの場所にあるのですが、雑居ビルの地下にあるせいか、かなり見つけづらい立地の隠れ家的なお店です。
夜は炭火焼鳥がメインのお店なのですが、ランチは親子丼のみ(単品で唐揚げも追加可能)です。



というわけで注文したのは「焼鶏屋の親子丼」と、追加で「もも肉の唐揚げ(2個)」。
親子丼ですが「焼鶏屋の~」というだけあって、鶏肉は炭火の香りのする、まさに焼き鳥そのものでした。様々な部位の焼き鳥が楽しめます。ネギもちゃんと炭火で焼いた焦げ目がついているので「本当に焼き鳥屋さんなんだな」と思えますね。焼き鳥丼と言っても差し支えないくらいに鶏肉がふんだんに使われています。
もちろん親子丼なので玉子のフワッとした食感も味わえます。そして薬味として山葵が付いてくるのがユニークなところ。味付けがやや甘めなので山葵がとても良いアクセントになるんですよね。
付け合わせは小鉢(きんぴらごぼう)とワカメ入りの鶏ガラスープ。これで900円はかなり得した気分になります。

追加で注文した唐揚げは衣がサクサクで、もも肉はジューシーという文句なしの一品。味付けはやや塩が多めですが親子丼が甘めな味付けなので調和がとれているというか、ぴったり合うんですよね。200円でこのボリュームは結構コスパが良いと思います。
文字通り焼き鳥屋ならではの親子丼ということで、とても満足感のある一品ですね。唐揚げとセットで注文するのがお薦めです!

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【池袋駅】伊達の牛たん本舗 宮城ふるさとプラザ店

2021年04月20日 | Weblog
【都内全駅巡り】30駅目「池袋駅」(達成まであと624駅)



池袋駅のサンシャイン口を出た目の前に宮城ふるさとプラザというアンテナショップがあるのですが、そのアンテナショップの2階に「伊達の牛たん本舗 宮城ふるさとプラザ店」という牛タン専門店があります。
殿下は10年ほど前、池袋に営業に行った帰りにアンテナショップを覗いて偶然発見したのですが、本格的且つ良心的という点で、ここは本当に穴場だと思います。こういうお店を開拓できるのは外回りの営業の役得ですねー(*^^*)



今回注文したのは「牛たん定食」。牛たん焼きのほか、麦ごはん、テールスープ、漬け物、南蛮みそ漬けが付いてきます(麦ごはんはおかわり自由です)。
ちなみにもう一つの人気メニューが牛たんシチュー定食なのですが、シチューのハーフサイズが690円で単品注文できるので、お金とお腹に余裕があれば追加でオーダーしてもいいかも知れません。

さて、牛たん定食ですがメインである牛たんは6枚。いずれも厚みがあって食べ応えも噛み応えも充分で旨味もあります。
味は塩味、みそ味、ミックスから選べるのですが、これは好みがあると思うので最初はミックスが無難かと思いますね。殿下は塩味が好みです^^;

テールスープはホロホロになるまで柔らかく煮込まれたテールがたっぷり入っていてとても良心的。また、漬け物もさっぱりとして良いアクセントになりました。

さすが宮城県のアンテナショップだけあって、付け合わせであっても決して手を抜かない姿勢が素晴らしいと思います。

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【新宿駅】はやしや

2021年04月14日 | Weblog
【都内全駅巡り】29駅目「新宿駅」(達成まであと625駅)



新宿で洋食と言えば、アカシアのロールキャベツが有名なのですが、個人的にはあそこのロールキャベツは可もなく不可もなくといった印象なんですよね。いつ行っても行列ですし、根強いファンも多いですし、有名店なのは承知しているのですが、こればっかりは好みなんでしょうね。

殿下としては洋食であれば、むしろアカシアから徒歩数分の場所にある「はやしや」がお気に入りです。
昭和24年創業の老舗ですが、アカシアの店内のような格調高さはなく、むしろ昭和のデパート食堂のようなレトロな面影すら残しています。店内は広くリラックスできるので、居心地の良さも魅力ですね。



ここの洋食はハンバーグもオムライスもリーズナブルで美味しいのですが、一押しなのは名物メニューの「昭和のプレート」です。
一つのプレートの中にサーモンムニエル、ハンバーグ、ポークソテー、海老フライが所狭しと並び、別添えでカレー(ハヤシに変更も可)が付きます。あとはライスとサラダとコンソメスープという具合で、昭和中期のごちそうメニューがずらりと並んだ、まるで大人のお子様ランチです。

文句なしに美味しいと思ったのはサーモンムニエル。ふわっとした柔らかさで味もさっぱりとしていながら鮭の美味しさがじっくりと味わえます。
ハンバーグは最近流行りのジューシーさや柔らかさとは真逆で、弾力があり肉の旨味が詰まって味のしっかりとついた歯ごたえのあるハンバーグです。
ポークソテーは一見すると厚みがなく物足りなさを感じるかも知れませんが、意外とジューシーさがあり、十分に豚肉の美味しさを味わうことができます。
海老フライはサクサクとしたフライの食感とプリプリとした海老の食感が絶妙で、これぞ洋食屋の海老フライという感じでした。

ハンバーグを半分残し、それ以外のおかずを一通り食べたところで、いよいよカレーをかけます。このカレーがスパイシーでありながら、どこか懐かしさを感じさせる、まさに昭和のカレーでした。

というわけで、店内の雰囲気もメニューも味も、昭和の良さを色濃く残す名店だと思います。
また、昭和のプレート以外にも様々なメニューがありますが、どれを注文してもハズレがないという点も特筆すべきポイントかと思いますね。

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【神田駅】うな正

2021年03月30日 | Weblog
【都内全駅巡り】28駅目「神田駅」(達成まであと626駅)



この「都内全駅めぐり」のブログでは自分なりにマイルールを決めていて、

 ①駅から徒歩圏内
 ②予約不要で、団体でなくても利用可(一人でも気軽に立ち寄れる)
 ③チェーン店は原則不可
 ④ランチ価格が1,000円前後

といった制約を課した上でお店を紹介しています。
で、最近になって気が付いたのですが、このルールだと鰻重を紹介するのは難しいように思えてきたんですよね。
チェーン店だと「宇奈とと」が880円で鰻重を提供していますが、個人店で2,000円を下回るお店は都内にはないかなあと思ってたんです。

ところが、実は神田駅から徒歩1分の場所にそんな夢を叶えるお店があるんです。
それが今回ご紹介する「うな正」。うな丼なら990円、うな重は1,370円です。
しかもこのお店のすごいところは、このお値段にもかかわらず国産(静岡産)の鰻を使っているということ。
それだけにランチ時はいつも行列ですが、ランチの営業時間帯が10時30分~14時と比較的長めなので、タイミングが良ければ並ばずに入店できます。



今回注文したのは「うな重(梅)」。これにお茶とお吸い物とお漬物が付いてきて1,370円です。
うな丼であれば990円なのですが、どうせ食べるなら鰻はお重で食べたいですよね(*^^*)

さて、気になるお味ですが、ふっくらと柔らかくタレの味との相性も良く美味しいです。
輸入モノにありがちなゴムのような食感もなく、脂が乗って鰻自体が美味しいと言えます。

ちょっと気になったのは鰻特有の生臭さが強いこと。そこはまぁ値段相応の代償でしょうね。
幸い卓上には追加用のタレも山椒もあるので、これでタレや山椒をちょっと追加すればほぼ気にならないレベルです。

野田岩(赤羽橋)や秋本(麹町)といった老舗の名店と比較するとさすがに厳しいですが、値段を考えると十分にお値打ちな鰻重であると思います。

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【三田駅】滴屋

2021年03月29日 | Weblog
【都内全駅巡り】27駅目「三田駅」(達成まであと627駅)



今回ご紹介する三田の「滴屋」は、殿下にとってZ社と入札王の思い出がたくさん詰まった忘れられない大切なお店です。
思い返せば、Z社に入社してH田さん、M藤さんの3人で歓迎会をしていただいたのもこの滴屋でした。
部下のO野さんが退職する時に餞別を渡したのもこの滴屋でした。
部下のK賀さんの最後の訪問デモの前にどこで食事したいかを聞いた時にK賀さんが選んだのもこの滴屋。
それ以外にも、O野さんやK賀さんとの日々のランチで何度も利用した、本当に愛着のあるお店なんです。

もちろん、そうした個人的な思い出を抜きにしても、古民家を改築した、隠れ家的な小さな料亭のような内装は趣きがありますし、本格的な美味しい和食を1,000円程度で食べられる(但し、夜は結構いいお値段します)という、都心にあっては貴重なお店でもあります。
場所は桜田通りから一本入った裏路地にあり、うっかりすると見落としてしまいそうな目立たないお店です。それでも12時前にはいつでも満席ですからその人気ぶりが窺えますね。



今回注文したのは「かしわ天麩羅」。このお店、結構頻繁にメニューを変えているのですが、松花堂弁当と並んでこの「かしわ天麩羅」はずっとメニューに載っているので、それだけ看板メニューなのだと思います。

さて、このかしわ天麩羅、初めての方は天つゆも塩もないことに疑問を持たれるかも知れませんが、一口食べればその理由がすぐにわかります。衣からお肉まで、下味の旨味がしっかり付いていて、天つゆや塩がなくても十分にご飯が進みます。しかも衣はカラッと揚げたてのサクサクで、個数的にもボリューム十分。これにご飯、味噌汁、香の物、豆腐、小鉢が付いて1,000円というのは破格だと思いますね。

味良し、雰囲気良し、コスパ良し、という三拍子揃ったとっておきの名店です。一人でランチを楽しむのはもちろん、1階は基本的に料亭風の静かな個室なので接待や商談にも利用できます。本当に素晴らしいお店なので是非訪れてみて下さい。

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【秋葉原駅】昭和食堂

2021年03月27日 | Weblog
【都内全駅巡り】26駅目「秋葉原駅」(達成まであと628駅)



秋葉原に行くことはちょくちょくあるのですが、その中で特にお気に入りなのが「昭和食堂」。
飲食店なのでもちろん食事が目的ではあるのですが、この昭和食堂の場合、もう一つ理由があります。それはお店の雰囲気。
店内の壁には所狭しとクレイジーキャッツの映画のポスターが貼られ、店内には常に昭和の歌謡曲が流れているんです。
時代的には60年代後半~80年代前半の昭和歌謡全盛期。GS(グループサウンズ)、アイドル、フォークソング、ニューミュージックなどなど、昭和歌謡をこよなく愛する殿下にとっては、こうした歌謡曲を聴きながら食事をするのが至福の時間であり、食事の美味しさも増幅されますね。
この日はリリーズの「好きよキャプテン」や桜田淳子の「三色すみれ」、西城秀樹の「ブーメランストリート」、中山千夏の「あなたの心に」を聴きながら食事しました。



今回、というよりいつも注文するのは「牛ホルモン炒め定食」。実はこのお店の名物はスタミナ丼で、食べログなどでもメガ盛りやギガ盛りが紹介されることが多いのですが、殿下にとってはそんなボリューム重視のメニューではなく、「牛ホルモン炒め定食」がお目当てなんです。
野菜炒めとホルモンはちょっと濃い目の味付けでご飯が進みますし、味噌汁とお漬物も良いアクセントで、何というか、まさに昭和の定食って感じなんです。
ご飯が余った時のためにのりたまのふりかけが常備してあるのも心憎いところ。

テーブル席がなく全てカウンター席ということからも、このお店は一人でふらっと立ち寄って、心地良く昭和歌謡を聴きながら定食をいただくのが正しい楽しみ方。
かなり人を選ぶお店だと思うので連れを誘って薦めることはありませんが(そもそもカウンター席のみですし)、殿下にとっては大のお気に入りのお店です。

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【茗荷谷駅】金門飯店

2021年03月25日 | Weblog
【都内全駅巡り】25駅目「茗荷谷駅」(達成まであと629駅)



この駅めぐりのブログはもとより個人的なものですが、今回ご紹介するのは母の思い出の味という、とりわけ個人的な内容になります。
殿下の母が大学時代(1960年代)、下宿先の大山(東武東上線)から茗荷谷まで通学していたそうなのですが、大学の近くにあったこの「金門飯店」で五目かた焼きそばを食べるのがささやかな楽しみだったんだそうです。
質素な食生活だった当時の母にとっては滅多にないたまの贅沢で、そのとき食べた五目かた焼きそばが本当に美味しかったと聞かされていました。

そこで気になって調べてみたところ、駅前の再開発で場所や店構えは若干変わっていましたが、今でも金門飯店は営業しており、五目かた焼きそばは「上海麺」という名前で今でもメニューにあるようでした。



というわけで、早速その「金門飯店」に行って五目かた焼きそば、もとい「上海麺」を頂いてきました!
味はごくごく普通の町中華の五目かた焼きそばなんですが、味付けはこってりと脂っこいわけでも、かと言って薄味なわけでもなく、控えめで上品な味わいでしたね。ボリュームも腹七分目くらいの程よい量でした。具は野菜中心ですが、豚肉や海老、キクラゲなども入っていて結構満足感があります。
麺は焦げ目のあるカリカリした部分と柔らかい部分が混在していて、この辺りは良い意味で手作りなんだなぁと思いましたね。

ともあれ、50年以上前のお店が今も健在で、母の思い出の一品を食べることが出来て、個人的にはとても充実した気持ちになれました。
近いうち、母を連れて再訪したいと思います。

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【新大塚駅】尾道ラーメン 麺一筋 新大塚店

2021年03月24日 | Weblog
【都内全駅巡り】24駅目「新大塚駅」(達成まであと630駅)



そもそも殿下がこの(都内全駅めぐり&お店紹介の)ブログを始めたきっかけは水道橋にあった「尾道ラーメン 麺一筋」の閉店でした。水道橋に行くことがあれば必ず立ち寄るくらいにお気に入りのお店だったので本当にショックだったんですよね。
こうやってブログで紹介することでお気に入りのお店を少しでも応援したいという気持ちと、こんなお店があったんだという記録として残しておきたいという気持ちから、このブログの連載を始めたわけですが、最近になって「尾道ラーメン 麺一筋 新大塚店」の存在を知りました。本店は閉店してしまった今、都内に残る唯一の支店ということで、早速行ってきました!

場所は丸ノ内線の新大塚駅から徒歩1分の場所。本店よりもかなり鄙びた雰囲気で、店内にはどなたの趣味なのかアニメから特撮まであらゆるジャンルのフィギュアが観賞用の透明ケースに格納されて所狭しと陳列されています。



注文したのはもちろん「魂のラーメン」。水道橋の本店の味を忠実に再現・・・と言いたいところなのですが、スープの味がかなり薄めで少々物足りなさを感じました。名物だったトロ叉焼も、濃い味付けの半熟玉子も、ふんだんに散りばめられた背脂の再現度も素晴らしかっただけに、そこは残念でしたね。ただ、カウンターに置いてあったニンニクを少々トッピングしたところ、コクが出て本店の味にかなり近付きました。

もう一つ残念だったのは、(あくまで本店と比較してのことですが)麺にコシがなかったこと。言い方は悪いですが、まるで袋麺のようでした。スープの味はニンニクトッピングで矯正できましたが、こればかりは如何ともし難く、水道橋本店と支店との実力差を思い知らされましたね。

というわけで、水道橋本店に思い入れが強過ぎたこともあって珍しく辛口な文章になってしまいましたが、あくまで水道橋本店と比較してのことであって、このお店単体で考えた場合は十分に美味しいと言える実力あるラーメン屋さんです。水道橋にあった2店舗が閉店してしまった今、都内に残る最後の麺一筋です。店主が高齢だったのが気になりますが、末永く続いてほしいものです。

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【東新宿駅】タイ居酒屋 トンタイ

2021年03月23日 | Weblog
【都内全駅巡り】23駅目「東新宿駅」(達成まであと631駅)



個人的な話になりますが、殿下はタイ料理だとカオマンガイが好きで、タイ料理店に行くと十中八九、注文します。これまで色々なお店でカオマンガイを頂きましたが、その中で西荻窪の夢飯(ムーハン)を別格とすると、この「タイ居酒屋 トンタイ」のカオマンガイが最も美味しかったです。
まあ正確に言うと美味しかったというより、日本人向けの味にアレンジされてるんですよね。メインとなるチキンも、ふわっとした柔らかい食感でありながらパサパサ感が全くなく、タレとの相性も抜群です。



そしてこのトンタイの最大の特長はそのコスパの良さ。「カオマンガイ」を注文すると、スープとドリンクバーとサラダバーとタピオカ取り放題が付いてきて、なんと680円!これにトムヤムクンをプラスして750円、奮発してミニグリーンカレーをプラスしても880円です。これはコスパ云々以前に破格だと思います。
ちなみにタピオカはミルクティーに入っている黒い大粒のものではなく、昔からよく見かけるココナッツミルクに入った半透明のタピオカです。これが食後の締めにぴったりなんですよね。
駅前とは言え、雑居ビルの2階という、ちょっと分かりづらい場所にあるのですが、コスパ抜群で大満足できるお店なのでお薦めです!

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【恵比寿駅】キムカツ 恵比寿本店

2021年03月19日 | Weblog
【都内全駅巡り】22駅目「恵比寿駅」(達成まであと632駅)



恵比寿は勤務の関係で4年ほど過ごした街であり、自分にとっては赤羽橋と並んで愛着のある街です。
名店揃いの恵比寿で今回ご紹介させて頂くのは「キムカツ 恵比寿本店」です。

駅から徒歩5分ほどの立地にあるこのお店はミルフィーユカツの元祖として知られています。母をはじめ、それこそ老若男女、様々な人にこのお店を紹介してきましたが、皆様からの反響はいずれも上々で、例外なく好評価だったんですよね。恵比寿でお店を紹介するのであれば、ここを紹介すればまず間違いないと自信を持ってお薦めできるお店です。



さて、今回いただいたのは「三元豚キムカツランチ膳」。厳選された三元豚を厚さ1~2ミリにスライスしてミルフィーユ状に重ね(25枚重ねと言われていますね)、低温の油でじっくり揚げられています。スライスされているので、とんかつ特有の脂っこさは殆どないのですが、ミルフィーユ状になった1枚1枚の豚肉の間に肉汁が溜まり、あっさりしているのにジューシーという奇跡のような味わいを楽しむことが出来ます。

また、サクサクとした衣の食感も素晴らしく、ミルフィーユ状の豚肉との相性なども含め、芸術品のようですらあります。

そしてもう一つ特筆すべきは炊きたてのご飯。国産コシヒカリを使っていてお櫃に入った状態で提供されるのですが、お米の一粒一粒が眩しいくらいにツヤツヤに輝いているのです。料理評論家の山本益博さんが著書の中で「とんかつ屋の力量はご飯を見ればわかる」と述べていましたが、その点では十分過ぎるくらいの実力だと思います。

恵比寿には素敵なお店がたくさんありますが、キムカツは雰囲気もお洒落で落ち着いていますし、男女や世代を問わず、本当に万人受けする素晴らしいお店だと思います。

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