高橋絵里「コンサート情報」

高橋の詳しいプロフィールなどHPはこちら http://www.eri-sop.net/

博物館コンサート

2024-09-22 | コンサート終了報告
せんくら街なかコンサート。
無事終演しました。



今回は私も結構支倉常長について
勉強したりして楽しかったです。
あの時代の長い航海。
どれほど大変だったことだろうと
思いを馳せます。



今回お借りしたチェンバロは本当に美しい
イタリアン。音色も華奢で繊細で本当に
美しく、中世の曲をやっても無理なく
その雰囲気を出してくれたのだけど、
音が会場の絨毯に吸われてしまったのはとても残念。
モンテヴェルディの宗教曲など、本当は石造りの
聖堂で歌われていたんじゃないかと思うと
やはり絨毯敷が残念。
でも「その感じ...」だけでも味わって
いただけたのではないかと思います。

学芸員の方と。


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コンサート振り返り

2024-09-19 | コンサート終了報告


パーセルは現代の人がよく知るいわゆる「オペラ」
というよりは「劇音楽」のジャンルで知られているので
そこから独立して歌われる小品的な歌が多く
私もこれまでにアラカルト的に演奏することありましたが
ここまでパーセルを集めたら一体どうなるかという
想像がつかないままに企画がスタートしました。
そんなあやふやな状態から、アレンジを加えて
コンサートを華やかにしてくださったのは
すべて器楽奏者の皆様のおかげ。
とりわけ、バンドマスターであるリコーダーの
古橋さんのお力は大きく
パーセルという名前すら聴いたことのないお客様でも
十分楽しめるよう、きめ細やかに対応、
尽力していただきました。

コンサートでは基本、もうあまり楽器の説明などはしませんが
それでも小学生や中学生のお子さんも静かに
熱心に聴いてくださっていましたので
リコーダーのお話だけは少し丁寧にさせてもらいました。
仙台では(というか、全国的にそうかもしれませんが)
バロック音楽=古楽器を使うというこだわりは
未だに浸透していないなと思わされています。
もちろんモダン(現代)の楽器でバロック音楽のジャンルも
否定しませんし、素晴らしい演奏もたくさん
仙台で聴くことができます。
でもそれとこれとは少し別というのかな。
やっぱりその当時の楽器でしか出せない味があり
これは博物館に飾る楽器ではなく
実際に演奏することで命を得る楽器であることを
知ってほしい...と思っています。
クラシックはもとより、こういった古楽器の
ファンになってくださる人が仙台で増えてほしいなあ。

ということで、知人のカメラマンさんがたくさん
お写真を撮ってくださったので、ここに
掲載したいと思います。
共演者の皆様に改めて感謝いたします。























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コンサートを振り返る

2024-01-11 | コンサート終了報告
昨年たくさんのコンサートがありまして
その一部ですが、お写真をご紹介いたします。
どのコンサートも思い入れがあり
貴重なお時間を使って聴きにきていただけたこと
本当にありがたく思っております。
ありがとうございました。
やはり2年ぶりに自分の企画ができたことは
何より喜びでした。暑い暑い8月。
演者も、楽器もくたくた、へとへとでしたが
お客さまに励まされました。



そして多くの音楽仲間に支えられたこと
主催者、スタッフの皆様に感謝いたします。























小さく圧縮して、すこしだけ発表会の様子を。
歌の生徒さんの発表会。
大学聖歌隊コンサートとゲストの卒業生&こすずめ合唱団。
蔵王古楽発表会では多くの古楽好きさんたちと
幸せで楽しい時間を過ごしました。
こんなに大勢の音楽愛好家と合唱好きさんに
関われるなんてラッキなーな私です。

今年はどんな出会いがあるでしょうか。









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2021年を振り返る

2022-01-13 | コンサート終了報告

コンサートで新たな年をスタートできた年でした。
人前で歌うことに、まだまだためらいを感じていた私の背中を
押してくださった主催者、あたたかく迎えてくれた共演者。
勇気を出して一歩をあゆむ大事なコンサートです。




ソプラノ3人による三重唱のコンサート。リハーサルの時間が本当に
充実していて楽しかった。耳を澄まし、お互いに聴き合って
こんなに音楽に集中できたのも久しぶりだったような。
勢いのある若い演奏者との共演って素晴らしい。




山形、白鷹町でのコンサート。まん延防止あけでしたが
思いがけず満席のお客様に恵まれ、歌を歌うことの喜びを
ヒシヒシと感じました。




5月から延期になった9月のコンサート。
緊急事態宣言があけたばかりということもあって70名ほどの
お客様でしたが、皆様本当に私を応援してくださる方々ばかり。
仙台市独自の「まん延防止中、客席は半数だが料金は満額」
という意地悪なルールを変えるべく、親しい議員さんが
尽力してくださったことは本当に勇気づけられました。
いつもの共演者も、最後まで私と共に思いを共有してくださいました。




地毛自慢。時間に余裕がある時はいつも髪を
ドレス仕様にアレンジしてもらいます。
これでシャキッと気持ちを変えます。
コロナ渦でマスクが外せないので残念ながらメイクは無し。
早くメイクもしてもらえる日が来て欲しい。
私は寝起きで出かけられるしとても楽なんです。




すれ違い生活が多い夫婦のメッセージボードに書かれた
コンサート当日の夫からのメッセージ。
ここでバラしたら怒られそう...。




秋から17世紀ボローニャの音楽で8声合唱のプロジェクト。
新たな出会いがたくさんあって、本当に素晴らしい経験でした。
コロナ渦のPCR検査を受けながら、マスクをしながらリハーサルで
企画、運営がどれだけ大変だったか。感謝しかありません。




そしてもう一つ感謝でいっぱいの英国のコンソートソング。
英語は子音をいっぱい飛ばしますが、その感覚を感染症のせいで
忘れていました。久しぶりに「あー英語ってこんな感じだったな...」と
思い出すのに時間がかかり...。
リハーサルのギリギリでようやく掴めたかな...と思うところまで行って
終わってしまったけど、本番が一番楽しかったのでした。



ほとんど何もできず、最後のクリスマスでようやく
コンサートに呼んでもらえた2020年。
2021年は皆がそれぞれに努力して、できることを模索した
本当に充実一年でした。
コンサート活動の他に、個人レッスンの生徒の発表会も
実現できましたし、感謝感謝の一年です。

応援してくださいましたお客様、信じてくださった主催者様。
共に歩んでくださった共演者様、スタッフ様。
本当にありがとうございました。












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ありがとうございました

2021-07-09 | コンサート終了報告

山形県白鷹町でのコンサート。
半数の人数制限とはいえ、たくさんのお客様に
お出かけいただきまして、ありがとうございました。

客入れから開演寸前まで全面窓を開け放しての
換気した状態でしたので、客席は暑いし
チェンバロの調律は怪しくなってくるしで
共演者も大変だったと思いますけど、
過酷な環境の中、皆様のあたたかな協力が
本当に大きく、ありがたかったです。



ホールスタッフの皆様にもお世話になりました。
本当に素晴らしいホールでした。
仙台にもこんなホールが欲しいなあ。
2000人以上な大きなホールを作るなら
その小ホールとして200人のホール作って欲しい!
発表会などで需要もあると思うんだけど。










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コンサート終了

2021-06-15 | コンサート終了報告

ご来場いただきましたお客様
ありがとうございました。
感染防止対策にもご協力いただき
感謝の言葉もありません。
同じ空間を共有するな、同じ空気を吸うな
と言われて一年以上が経ちます。
でも、これこそがリアルなコンサートの
醍醐味であると実感いたしました。
素晴らしい共演者と素晴らしいお客様に囲まれて。


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コンサート御礼

2018-07-25 | コンサート終了報告


本当に暑い日のコンサートでした。
お出かけいただきましたお客様には心より
感謝申し上げます。

イタリアの初期バロック。
なんて生き生きとした音楽なんでしょうか。
私の修行は始まったばかりです。
またこのメンバーで演奏できることを祈りつつ。

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2017年の御礼

2017-12-31 | コンサート終了報告

今年もコンサートに足をお運びいただき
ありがとうございました。
今年は新たなチャレンジの多い年でしたが
一番のニュースは何と言っても「古歌の旅」シリーズを
3回もやってしまったことです。
昨年秋から、久しぶりに定期的に埼玉までレッスンに通い
自分の可能性を色々模索し、試したいという気持ち。
そして小さなところで、親密なコンサートをしたいという
気持ちから実現したシリーズです。
幸運にも素晴らしい共演者に恵まれての音楽活動でした。
便利とは言えない会場でしたが、音響的には素晴らしく
3回も続けて通ってくださったお客様もいらして
応援してくださった皆様に心から感謝申し上げます。
また来年は新たな形になるかもしれませんが、それはまだお楽しみ。
1月2月は私にとって充電期間ですが
3月末にはまた皆様にお目にかかれるかと思います。
時々このブログをチェックしてくだされば嬉しいです。
このブログの発信元のホームページでも
コンサート情報の更新具合を見ることができます。
どうぞ来たる2018年もよろしくお願いいたします。

古歌の旅シリーズvol.3より



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聴け、鳥の歌を(終了)

2013-11-04 | コンサート終了報告
2013年10月27日(日)二時半。
宮城野区文化センターパトナホール。

デュオコン第二弾が、今年はグレードアップして終了。
悩みに悩んだ結果、衣装は写真のようになりました。
私の赤と史ちゃんの白(シャンパンゴールド)で紅白。めでたい、めでたい。
そこに三人目の綾ちゃんがクリスマス(うす緑)をしょって登場。いかがでしょうか?

お忙しい中、ご来場いただいたお客様に、心から感謝申し上げます。

このコンサートを開催するにあたってのお礼。
チェンバロ運搬&調律:KOMINEsan
チラシデザイン: A.TAKUkun

そして特に帰国当初から、必ずコンサートに足を運んでくださり
長年私を支えてくださっている合唱団仲間の先輩ご夫婦(と、そのお子様がた)。
本当にありがとうございます。



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教会コンサート報告

2013-09-23 | コンサート終了報告
教会コンサートのご報告です。
~教会で聴くルネサンス・バロック音楽の調べ~
にお出かけいただきありがとうございました。
おかげさまで、約50人近くの方に足をお運びいただき
総額47,780円の献金を皆様から頂戴いたしました。
あたたかいご支援に心から感謝いたします。
この金額はそのまま「東日本大震災みやぎこども育英募金」
に振込みさせていただきます。
子供たちが飢えることなく、勉強の機会を失わず
健やかに育つことができますように…。
今後もこのような機会を持ち続けたいと思います。
本当にありがとうございました。

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まじわりコンサート~東北の教会音楽家とともに被災地を思う 終了

2013-06-24 | コンサート終了報告

2013年6月30日(日)15時~17時半
日本基督教団 田園調布教会(東京都)

日本キリスト教団 東京教区南支区
東日本大震災 被災地救援活動委員会 主催

私は被災者代表ではないですが、震災当初の生々しい記憶を
音楽の合間に語りつつ、それを人に聴いてもらうことで
なんだか気持ちが少しだけ楽になりました。

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夜明けに微笑むあの花を~ソプラノ・デュオで聴くバロックの音楽

2012-11-17 | コンサート終了報告

2012年11月10日(土)3時半開演
日本基督教団青葉荘教会

出演
靍橋絵里(ソプラノ)
千石史子(ソプラノ)
中野哲也(ヴィオラダガンバ)
梅津樹子(チェンバロ)

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今年もありがとうございました(2011年の御礼)

2011-12-31 | コンサート終了報告

こうしてなんとか一年が終わろうとしています。
コンサートに足を運んで下さった方々に心から御礼を申し上げます。

4月にちょっとしたデュオのステージをお聞かせ出来るかな
…と宣伝作成途中での大震災。
当時は歌を歌うことなどもう無いのでは、と思われる惨状。
「音楽家は音楽しかできないから…」
などとは、口が裂けても言えない状況でした。
ボランティアセンターで物資の仕分けをしていた時は必死。
でも皆が慣れない仕事に四苦八苦しながら向き合っていました。
刻一刻と変わる必要な物資の調達は常に時間との勝負です。
今のいま、必要とされることをタイムリーに動くことが求められた日々でした。
あの頃、音楽は私の中で相当後回しだったはずなのに、あの日々の後
今こうして一見震災前と変わらないような気持ちで
音楽に向き合えていることが、なんだか不思議なような申し訳ないような。

今年はピアニストの石原チエさんと活動することが多い年でした。
5月の被災児支援のチャリティに始まり、石巻鮎川での慰問演奏。
選曲が大変難しく、伴奏譜が出版されていないような曲でも
とてもセンス良くアレンジして弾いてもらい、プログラムに幅が出ました。
嬉しかったのは、鮎川で演奏をした際に聞いて下さった方が
仙台で開催されるコンサートに毎回足を運んでくださったことです。
音楽が役に立つ事も少しはあったのなら救いです。
今年最後の、宮城県立こども病院でのクリスマスコンサートも
石原さんの素敵な伴奏で音楽により彩りを添えてもらったのでした。
祈りの歌をもってスタートした今年は、祈りの歌で終わりました。
来年はどうなるのかしら。

この一年ありがとうございました。

津波が直撃した牡鹿公民館の天井を見上げて言葉も出ず呆然としてしまう。


合併に伴い巨大になりすぎた石巻市。小さい集落には当初なかなか支援も届かず・・・


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トワイライトサロンコンサート報告(2009,2)

2009-02-08 | コンサート終了報告

天文台でのサロンコンサート
沢山の方に来ていただきありがとうございました。

この日着ていたドレスは、私がオランダ留学中に
副科でヴィオラ・ダ・ガンバを師事した先生のお下がりです。
その先生は現在70歳のドイツ人。裁縫の得意なお母様が
先生のためにあつらえたシルクのドレスらしく
先生が若く活躍していた時代に着られていたもの。
その先生と私の体型が同じだったため、帰国する時に
何着もの思い出の手製のドレスを、私に譲ってくださったのでした。

アンティークというだけでなく
何しろ足を広げて(ガンバは楽器を足で挟むのです)
腕をめいっぱい動かして弾く楽器奏者のために作られた
ドレスなので、とても動き易いのが気に入っています。


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「結婚カンタータ」の裏ばなし(2008,1)

2008-01-29 | コンサート終了報告

ご来場いただきありがとうございました。
コンサートを企画、開催するにあたり、フライヤー(チラシ)や
プログラムではご紹介出来なかったけれど
支えてくださった裏方さんをこの場でご紹介させていただきます。

コンサートのステージマネジャーを担当して下さった
矢口めぐみさん。仙台だけでなく県外の演奏会にも携わっています。
ホールとの事前の打ち合わせから当日の照明、室温管理まで
コンサート運営のためのお仕事を一気に引き受けてくださいました。
2005年の芸術祭の時と、今回2度目のおつきあいです。

花嫁のためのブーケを作ってくださったのは
友人のyukaさん。
現在自宅とネットで素敵な雑貨やお花を販売しています。
今回は特別にドレスをイメージして作っていただきました。

「結婚式のカメラマン役」と演奏会のカメラマンも引き受けてくださったのは
永井さん。
天文ボランティア”うちゅうせん”の名物船長さんで、クレーターまで撮れちゃう
カメラ?と、そのユクークなセンスで ”せんくら”のカメラマンもされています。

フライヤーから本番までのヘアメイクはcachetteにお任せ。
こっちのわがままも聞いてくれるし青ざめた頬はバラ色にしてくれるし。
いつも全面的に支えてもらっています。

フライアーに使用させていただいた薔薇は写真配布サイト花恋より。


フライヤーデザイン/浅野卓氏 プログラム構成/某H氏
会場/常盤木学園 助成/仙台市市民文化事業団

<その他協力>
レストランパリンカ。仙台リビング。りらく。RADIO3。
河北新報社(1月29日付けの河北新報朝刊にも評を掲載していただきました)

多くの方の協力を得て演奏会は成り立っています。
もちろん楽しい「結婚式」が成り立ったのも
ご来賓(お客様)のみなさまのおかげです。
ありがとうございました。



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