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ほいほいとぼとぼ日記・爺爺刻々

食玩ではなく飲玩?

 コカコーラが新発売した「一(はじめ)」という緑茶飲料のオマケに茶園風景シリーズ(全6種)やお茶農家の縁側シリーズ(全6種)の茶園農家ジオラマフィギュアコレクションをつけたのをコンビニで発見し、衝動買いをしてまいりました。
 食玩というのは、食品玩具の略。本来はお菓子のオマケであり、グリコのオマケがわかりやすいですな。あれらはプラのおもちゃのおもちゃという感じでしたが、今、食玩と言われるのは、オマケが主役で1/100以下くらいのスケールで様々なモノを極めて精密に再現しているミニチュア模型といったほうがいいしろものであるのだ。その色づけを含めた精密さは手に取りたくなるほどであるが、これが安価で流通するようになったのは、金型を日本で作り、中国で色塗りまで製造するという、日中合作の成果。食玩のジャンルは、フィギュア系(コミック、怪獣、恐竜など)と戦争物(タンク、飛行機、戦艦)と鉄道モノ、科学モノなどなど。そういや、寿司ネタというのもありましたな。大人買いといわれる、食玩のカートン買いはこの趣味の極みであるのだ。経済アナリスト 森永 卓郎氏も大人買いを楽しんでいるそうである。詳しくは、ブックマークを参照してください。
 さて、今回の作品は、商品のテーマであるお茶の癒し感をよく再現したねというのがポイントかな。やや、商品が出すぎであるのが欠点。もう少し割り切っていただきたかったね。確か、コカコーラ社では、W杯のときには世界のサッカーのスーパースターのフィギュアをつけていたが、今回ほどのジオラマ系は初めて。ついにプレミアム業界にもアキバ的な発想がでてきたということでしょうな。
海洋堂クロニクル―「世界最狂造形集団」の過剰で過激な戦闘哲学

太田出版

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