ほいほいとぼとぼ日記・爺爺刻々

炎天下を取るか日陰者で暮らすか

歩くのは、出来るだけゆっくりし、熱を発生させない。道路の端の日陰に寄り添うようにして、炎天下様の熱を吸収しないという消極的な生き方を貫いているワシである。
朝の通勤路はほぼほぼ正面から炎天下様が強烈な日差し光線を浴びせかけてくるので、それを少しでもよけようと家の高さによるが1m~50cmくらいだけ出来る日陰に入るのであるが、昨日なんぞは、反対側から来た自転車も日陰を走ってきたのだ。ワシの歩いているのは右側である。
「クルマは左、人は右、悪いのは君」と習ってきたワシは日陰を作っている家に張り付くくらいの勢いでさらに右に寄ったのである。しかし、自転車さんもさらに日陰に突進してくる。ここは意地の張り合いである。
勝った・・・。小さな勝利だったがおじさんは少し満足したのである。

ここでワシは考えた。炎天下様になりたいか、日陰者になりたいかである。炎天下様になればバリバリ光線をまき散らし、世のためになる活動をされるのであるが、たぶんご本人も暑くてたまらないのであると推測するのである。暑いからさらに暑さを自分から放すために光線をまき散らす。極めて積極的な暑さしのぎなのかしら。
しかし、彼(彼女?)はやはり大変だと思うのだ。一人で全世界の面倒を見なければならないし、さらに言えば寝るヒマもないのである。
となれば、炎天下を取る人いないだろうと思うのだ。より、消極的な日陰者として生きていくのが正解なのである。でも、日陰の取り合いという悲しいことも起きるけどな。
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