deep/shallow

浅くても“深い”・・・そんなソルトウォータールアーフィッシングの世界

釣行7月29日 - 夏チヌ -

2006年07月30日 | etc...
 今週はシーバス!って思ったけど・・・。
思ったような流れが現れず、結局、また安易な方向に走ってしまう(笑)。
この日の条件ならまず間違いないだろうと、手返し重視で久々にストリンガーまで引っ張り出して来てた。
ある意味確信犯的だな(笑)。
         
 思惑通り、一投目からアタリがあり、数投で答えは出た。
42cmのアベレージサイズ。
一気に大量捕獲かと思いきや、これがまたアタれども乗らずで・・・
とりあえず数をこなさないと何も見えてこないんだけど、シーバスロッドで拾えるアタリはなかなか出ない。
 小移動を繰り返し、粘ってみたが反応は散発的。

 遠くに聞こえるエイの腹打ちジャンプが辺りに響く。
余談だが、昔「ボラはなぜ跳ねるのか?」と言う問いに「トビウオになりたいから」と言う説(?)を聞いたことがある。
なかなか粋な答え。
エイはなぜ飛ぶのだろう?

 話を元に戻そう。
帰り際、ラストのつもりでキャスト。
そこは、いかにもと言った場所で今までも試したことはあるが、まったく反応の無かった場所。
しかし、今日は違った。
ググッン!

      

 1尾追加。
やっぱ、投げてみるもんだねぇ。
最初の一尾が弱らないうちに記念撮影を終え、海にお帰りいただく。

 まだ、いるかな?
            
            

 いる、いる。リトル広島発見(笑)。

コツッ・・・ココッ・・・ツンッ・・・ビヨ~ン!

 えっ、「ビヨ~ン!」って何よ?

アタリの中に妙な感触が混じる。

 げっ・・・ヒレでリーダー叩いてやがる

どうやら、複数尾でルアーを小突き回している気配。
そのうち、勢いでリーダーに接触しているようだ。

 ラインの存在に気付いただろ?だったら、喰うなよ・・・。

悲しいかな、魚達にはラインの存在に気付くことはできても、それが何を意味するのか理解するだけの脳ミソがない。
今度生まれ変わっても、魚にはなりたくないな~(笑)。

 立て続けに40前後を3尾追加したところで終了。

 当たり前な話だけど、魚が濃ければ競争原理が働き、ルアーの追いも良くなり、食い込みも深くなる。
よって、乗らないアタリに苦労することもなし。
釣り味としては落ちるけど。
ハハハ、まだそんな贅沢言えるレベルじゃなかったか・・・
シブい時にいかにして喰わすか?
タックルの選択も含め、これからの課題だねぇ。







夏のタックル増強計画 ②

2006年07月27日 | etc...
 ・・・またしてもタックルとは言いがたいけれど。

             

ダッチオーブン。

まぁ・・・魚を釣って、胃袋に納めるまでトータルの行為を釣りと考えれば、これも立派なタックルの一つでしょう(笑)。
とりあえず、鳥を焼いてみたい(爆)。
パンとかも(再爆)。

 以前から欲しかった代物で、ブログ仲間のUさんの影響もあって、最近冷めていたダッチ熱が再発。
とうとう購入してしまった。
 本格的にキャンプとかするわけではないし、大家族というわけでもないので、今回は老舗“ロッジ”のキッチンタイプ10インチを選択。
エントリーモデルということで。
鍋底に“足”のないタイプなのでうちの台所でも使える。
家の中で使えるなら、すぐに飽きて押入れの片隅へ・・・なんて可能性も低いだろう(笑)。

 ダッチオーブンの特長は鋳鉄でできているため蓄熱効果が高いことと、重いフタによる圧力効果。
食材を放り込むだけで、美味しく調理される・・・らしい(笑)。
 そして、このキッチンタイプのフタの裏には大仏の頭のような突起がついている。



鍋の中の食材の旨みがつまった水分が蒸気となり、この突起を伝わり“料理にうまみの雨が降る”というしくみらしい。
かのカーネル・サンダースもこのダッチオーブンをヒントにフライドチキンを思いついたとの事だ。

 ただ、この鍋、買ってすぐに使えるというわけではない。
鋳鉄は錆びやすいため、出荷時点では防錆加工が施してある。
使えるようにするには、シーズニングといわれる慣らし作業が必要。
手間も掛かる代物なのだ。

 釣りと同じように結果のすぐ出るものはつまらない。
味のある“ブラックポッド”になるのはまだまだ先の話・・・。


釣行 7月23日 - さよならエギグランド -

2006年07月24日 | etc...
 最近、気付いたこと。

自分はちょっとしつこい性格(たち)かも知れない(笑)。

こと、釣りに関しての話だけど。
アタリがあるのに乗らない・・・なんて事になるとメチャメチャ燃える(笑)。
この日はそのアタリさえなかったんだけどね。



 キビレ、47cm。僅か1cmの記録更新。
「釣れるまで帰らねぇ~ゾ。」と思ってたら、本当に夜が明けた・・・(爆)。
 
 前述のチタンフック、ほんまスゴイ。
キビレの硬い口もあっさり貫通。
ただ強度に関しては従来品と変わらないみたいで・・・。

               

チタンは“コーティング”だから当たり前な話だけど(笑)。
早い時期の発売をお願いしたいものだ。

 そして悲しい出来事が一つ。
永年連れ添って来た、愛刀“エギグランド”がとうとう逝ってしまった。
ライトさを求め使ってみたのだけれど、いつものシーバスロッドの感覚で曲げてしまい、キビレの重みに耐え切れず・・・パキンッ!

 「いつ折れてもいいや。」と思って使ってたけど、いざホントに折れちゃうとちょっと悲しい。



ローライダー仕様にカスタムし、適応サイズ以上のエギをシャクリ倒したため、周りから“ペナペナ”と馬鹿にされるほどの腰抜け状態。
よく“元を取る”って言うけど、この安物ロッドをここまで使い倒した奴はそうはいないだろう(笑)。
長い間お疲れさま。

 今のところ気に入ったエギロッドも無かったので、とりあえず、この秋はこのまま・・・なんて目論見が一気に崩壊。
さあ、次は何にしようか?



釣行7月22日 - チタン・コーティングの威力 -

2006年07月22日 | etc...
 雨、かなり降りましたね。
県北部では残念ながら被害に遭った方もいるようだけど、幸にも僕の住む地方は“晴れの国”とも言われるくらい。
雨による被害は僕の周りでは今のところなし。
申し訳なく思いつつも、濁りの入った河口は気になる。
 しかしながら、高活性のシーバスは何でもアリでつまらない。
ガンガン釣りたい気分でもなかったので、敢えて増水の影響の少ない場所を狙う。
と言っても、濁りは当然入っている。

 濁りの影響でもしかしたら活性が上がってるかも?

って、考えが頭をよぎり、先週地団駄を踏んだチヌを狙ってみる。
 しかーし、潮が小さいことに加えて増水の影響で水位が高く、思った場所には入れない。
探れる範囲でやってみるが、アタリさえなしの状況。

 当たり前か。
 やっぱ、素直にシーバス狙っときゃ良かったかな・・・。

なんて、思った頃・・・モソッ。




・・・やっぱり、キミなのね

 Mリグ専用ルアー“エニグマ”での初釣果。
このエニグマにセットしてある“チタンコーティング”のフックが凄い。
シーバスだと手首を返した段階で、すでに貫通してるイメージ。
従来品とは、その差がハッキリ感じられるフッキングだった。
このフックならバラシは確実に減るだろうし、拾えるアタリも増えるはず。

 早くフック単品での発売にならないかな。
そして、ST-46シリーズにもチタンバージョンが欲しい・・・。



釣行7月16日 - マンタ、空を飛ぶ -

2006年07月17日 | etc...
 3連休だ!釣り三昧だー!!

・・・と、勢い込んでみたものの新規開拓に励み、目をつけていた3ヶ所ほどを叩いてみたけれど、気持ちいいくらい全くの不発
 うち2箇所は、B級どころかC級以下って感じ。
爆釣への道、一日にしてならず。

 業を煮やし、昨夜はまだ明かりのあるうちから実績ポイントに入ってみた。
引き潮に合わせ、少しずつ沖に歩を進めるが、10mほど先の海面が突然割れる。

 ドッパーン!!!

大音響とともに水柱があがる。

 ひょえぇ~~~

突然の出来事に身をすくませるが、その正体は・・・そう、トビエイ。
今年も大発生のご様子。
アカエイの類と違って、踏みつける心配はなさそうだが、その幅約1mほど・・・あんなのに体当たりされたら

 しばらく様子をうかがった後、キャスト再開。

どうか、エイが釣れませんように・・・。

 流れもほとんど無いため、シーバスは諦めチヌに絞るがそれもアタリなし。
もっとも、あんなものが水中を飛び回ってたら、他の魚も寄りつかないかもしれないけど・・・。
しばらくやっても、全く反応が無いため、少し移動して立ち位置を変える。
と、ここで突然アタリが出始めた。
アタリのある場所はピンポイントだ。
しかし、これがまた乗らねぇ・・・

ゴン!・・・ガツッ!・・・ココッ!・・・ツンッ!・・・etc。

 アタリはあるがどうやっても食い込まない。
ならばと細かいアタリにアワセても空振り。
ルアーはどんどん歯型でボロボロになっていく。

 どうして?ルアーのサイズを下げるか?
 それはしたくない・・・第一持ってないじゃん(爆)。

ダッパーン~。
エイのジャンプする音だけが虚しく響く。

 一回、狙ってみるかな・・・