DDT ~ だらしないの誰だトーナメント ~

第3戦6/16、第4戦7/14、第5戦8/18、第6戦9/15、第7戦10/20、第8戦11/4

第3戦、お疲れ様でした

2014-07-27 | ギャラリー

エレキのシャーピンを落としてステイできなくなった方のボートを繋いで、二人で競い合うの図。何とも微笑ましい光景ですが、口頭戦も加わり船上はドロドロしてたとか。結果、お二人で7位と8位と1位差でした。


ナイスフィッシュでーす!


こんなのもウェイインされました!

惜しくも4位だった方は…

2014-07-23 | ギャラリー

今回惜しくも4位だったのは平瀬さん。


ボートオーナー歴2年目にして常に上位に絡む成績を残されています。今後の氏の飛躍を予感せずにはいられない…


ウェイイン直前、会場横には多くの参加者が。まあ、1番近い鉄板エリアですもんね。

IDA 北嶋さんのパターン

2014-07-22 | パターン

第2戦終了時に、3位入賞を果たした氏に対して「ボートオーナー歴2年目にして3位入賞という成績は、今後の氏の飛躍を予感せずにはいられない…」という言葉を当ブログにおいて掲載したのだが、その言葉をこの場で取り消さねばならないことは断腸の思いだ。まさかその次戦である第3戦で、氏がIDAになってしまうなんて夢にも思わなかったからである。

当日の氏は、ファーストポイントに優勝者と同じ水門前を選択していたのだが、優勝者とは違ってプラクティスを行って好感触を得ていた訳でもなく、早々とこのエリアに見切りをつけてしまう。そしてここから氏の迷走が始まってしまうのだが、その後、馬踏川でバイブレーション、直リグ→第1ポンプ付近でバイブレーション、クランクベイト→トリ島付近でバイブレーション、スピナーベイト→天王東排水機器場付近のブレイクでバイブレーションと、多様なエリアを回るがノーバイトに終わってしまう。

当日、この氏の経緯を聞いた参加者の多くの方が思ったことは、何故この時期にバイブレーションを始めとしたファーストムービングをそこまで多用したのかということである。3位入賞した第3戦ではノーシンカーやワッキーリグ等の食わせのリグを駆使してグッドサイズのバスを仕留めていた氏がである。どうやら迷走していたのは氏のボートだけでなく、思考回路も東奔西走してしまっていたようだ…。

しかし、当日に氏が最後に選んだエリアは、鯉釣り師が上がって誰もいなくなった優勝者がビッグフィッシュを揃えた水門前だった。千載一遇のチャンスの時であったが、ここでミノーのジャーキングでビッグフィッシュをバラしてしまう。

「この場所でジグやワームで回遊待ちの釣りを行っていたら…」

このことも、多くの参加者の頭をよぎったことであった。

優勝 加藤さん、伊藤さんのパターン

2014-07-17 | パターン

トーナメントにおけるプラクティスは不可欠なものだが、DDTは他都府県からの参加者が多いため、中にはプラクティスができないでぶっつけ本番で参戦する方が少なくない。しかし、今回の優勝者である加藤さん、伊藤さんペアは、東京からの参戦にも関わらずきっちりとプリプラクティスをこなし、この時期としては驚異的ともいえる7540グラムという超ハイウェイトでダントツ優勝を飾ることができたのである。

前日のプラクティス時、氏は東部承水路どん詰まり手前のエリアにて、50アップのスーパービッグを釣っている。しかし、それでも氏は当日そのエリアには一回も行くことはなく、他のエリアで競技時間のほとんどを費やすことになる。それは何故か。氏は準優勝者の方がラスト1時間でキッカーフィッシュ4連発を演じた「夏の水門パターン」を、プラクティスの段階で掴んでいたからである。

パターンを掴んでいたことに加えて当日はクジ運までもが氏に味方をし、フライト順で1番のクジを引いた氏は、誰よりも早くお目当ての水門の前へ到着する。この水門をファーストエリアに考えていた参加者は他にもいて、氏が釣りを開始して早々、数艇のボートが同エリアを訪れることになるのだが、ここではプラクティスを行いパターンを掴んでいた氏が圧倒的なイニシアチブを握ることにる。

このエリアは鯉釣り師にも人気のある場所で、当日は水門の両脇に鯉師が竿を立てていたのだが、これを見て多くの参加者がこのエリアを見切ったのに対し、氏は鯉釣りとはエリアがバッティングしない沖のブレイクで回遊を待つ戦略をとった。そうして、次々と同エリアを訪れる他の参加者が早々に見切りを付ける中、氏だけはヘビーダウンショットをメインに着々とビッグフィッシュを釣り重ね、3回にも及ぶ入れ替えを経てダントツのウェイトを築き上げた。

このように、今回の第3戦はプラクティスを元に当日は確信したことを実行し続けて結果を出すという、正にトーナメントの釣りを行った方が優勝、しかも超ハイウェイトという胸のすくような展開で幕を閉じる事ができた。正に「練習は裏切らない」といったところだろうか。

第4戦もこのようなウェイト、展開を期待したいところだ。


スタート前、目指すはあの水門前に一直線といったところでしょうか。


ウェイインした魚、全てがパンパンで見事なバスでした!

準優勝 エロスパートさんのパターン

2014-07-16 | パターン

第1戦の優勝者であるエロスパートさんが、今回は準優勝を果たした。第2戦は欠場だったので、参戦2戦にして宮城県在住のアウェーである氏が優勝と準優勝という結果を獲得できたという事実は、氏の釣獲能力の高さを如実に表していると言える。

そんなエロスパートさんは当日、プラクティスなしのぶっつけ本番だったため、先ずは得意の北部排水機場~鯉川対岸のストレッチを、ファットイカのノーシンカーリグで流した。しかし、かなりの長時間を要したのにも関わらず、ここでは1匹のみの釣果に終わる。その後、トリ島対岸では同リグで3匹を追加することに成功するが、どれもウェイト的には納得できるものではなかった。

そこで今度は本湖にエリアを変え、天王東排水機場~ゴミ焼却場のリップラップのオーバーハングを、同じくファットイカのノーシンカーをねじ込んでいき、ここで更に4匹のバスを追加、この時点で8匹のバスを釣ることに成功しているのだが、サイズ的に納得できる魚はそのうちの2匹。何としてでも3匹の入れ替えを敢行したかった氏は、最後の1時間を「夏の水門パターン」に賭けることにした。

そしてとある水門の前で、これは後ほど氏の口から出た言葉だが、「つりっこの神様が見えた」という。神の姿を見た氏は、導かれるようにネコリグをリグったタックルを手にしていた。そして、立て続けに4匹のキッカーフィッシュを、同タックルで1匹もミスすることなく釣り上げることになった。この時使用していたタックルは、一週間前には桧原湖で使用していたため、3ポンドラインを巻いていたのにも関わらずである。

そして、ここで釣った4匹は全て入れ替えに貢献することになり、結局、前半に釣った小バスは全て入れ替えられ、7キロジャストのハイウェイトをウェイインするに至った


この段階では、恐らく優勝を確信していたのではないでしょうか。


第1戦に引き続き、今回もお見事でした!