DCC迷宮の住人

デジタル鉄道模型の備忘録

週刊 車両検修施設を作る~その1~

2024-03-03 21:37:12 | ストラクチャー

Kibriから発売されている車両検修庫(品番39252)のキットをメインに車両検修施設を作っていきます。
中に収める車輌の長さの関係で2ブロックを延長できるエクステンションキット(品番39253)も使います。
記事のタイトルは,「週間」と表現する方が正しいと思われますが,ホビー繋がりで某ホビー・マガジン風に「週刊」とさせていただきます。個人の趣味ということでご容赦ください

車両検修庫と言えば,やはり下側の整備を行うピットが重要な要素になるわけですが,これらのキットにはピットが用意されています
従来の機関庫キットではピットまで用意されているものがなく,パーツを別購入するか自作していたように思われます。
エクステンションキットを加えた車両検修庫の長さが約49cmなので,土台はトミックスのレイアウトボード(品番8031)を選びました。

最初にピットの部分の地面を切り取る必要があるので,切断箇所のケガキを行います。
今回使用するレールはメルクリンのCトラックとし,検修庫は並列に2つ設置することにしました。レールの複線間隔に合わせて検修庫の位置をケガキしました

穴を開けるのは週末の昼間に行うことにし,それまでの間にキットの塗装作業を進めます。
上の写真は,ピットの部分にジェッソというアクリル塗料を塗っているところです。アクリル塗料には通常の絵の具もあるわけですが,ジェッソを使うのは利点が4つあると考えるからです。
1つ目は,ジェッソは下地材料であるため隠ぺい力が高く,室内灯の遮光に有利であることです
余談ですが,Kibriのキットと言えば,あの「黒い紙」を思い起こす方も多いでしょう。私は,窓の部分を切り抜く作業が面倒くさいので,内側をブラック・ジェッソで塗って済ませています
2つ目は,艶消しであることです(プラスチック特有のテカリがなくなり,実感的な建物に仕上がります
3つ目は,短時間で乾燥し,かつ,固まるということです。塗っている端から表面が乾燥していきます。有機溶剤系の塗料の多くが重ね塗りすると,下に塗ってある塗装が溶け出すという悲劇を招くことがありますが,その心配が0です
4つ目が,無臭・無害であることです。基本的に水彩絵の具なので人体に無害です(子供の頃にあれば良かったと強く思います)

ノコギリで切り抜いた箇所に塗装を終えたピットを仮置きしたところです
最初は治具も用意せずに切っていたので,当然真っ直ぐに切断が出来ませんし,刃滑りが悪く時間もかかります。途中でノコギリを止めて(無理だとは思うが)カッターで切断しようかと考えていたところ,道具ケースの中にPカッターがあることに気づき,定規を当てながらPカッターでケガキ線を削るという前処理をしてからノコギリで切ると治具無で効率良く切れることが分かりました。ただし,あくまでも素人の作業なので,ご参考程度にしてください

今週の作業内容
1. ケガキ
2. ピットの塗装,外壁の塗装(写真は次回)
3. 土台の切り抜き
                                             以上


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