鉄道博物館として、京都鉄道博物館の話題が新しい昨今ですが、
それに先行して4月2日、岡山県津山市にも新たな鉄道ミュージアムとして、
「津山まなびの鉄道館」がオープンしました。
ここはあの旧 津山扇形機関車庫を1年の時間をかけてリニューアルオープンしたものです。
久しぶりに見たキハ181-12は、この日はずっと扇形機関車庫の中でした。
その両脇にキハ58系とキハ33が並ぶと、往年の山陰の鉄道風景が蘇るようです。
ただこの日はどちらかと言うと、それ以上に期待していた車両がいました。
故障や開発計画の頓挫などにより、たった1両のみの製造に留まった
悲運のディーゼル機関車「DE50 1」。
これまで津山に来た時は、この機関車はいずれも車庫の中にいて、
正面からしか見られませんでした。
それがこの日、車庫から出てきて、この機関車が転車台に乗っていました。
DE50の全景を見られるのはめったにない事だったので、
いつの間にか夢中になって数枚シャッターを切っていたのでした。(;^-^A
華々しき人生ではなかったけれど、今日まで存在していることで、これも貴重な鉄道遺産。
京都鉄道博物館とともに、津山まなびの鉄道館の今後にも期待します。
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