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舞妓さんの特別公演「都の賑い」(芝居)

2014-01-16 01:12:12 | 日記
"祇園に近い京都南座で、舞妓さんたちによる伝統芸能特別公演「都の賑い」を観てきた。京都市内にある5つの花街から40人ほどの舞妓が参加し、長唄や大和楽を披露。雅な調べと美しい舞いを堪能した。

さすが京都とあって、着物を着たお客さんが多く、会場全体が独特の雰囲気に包まれる。南座は歌舞伎小屋なので、上座に座る地方による三味線と唄の演奏に合わせて、白塗りをした女性が舞えば自然と映える。

印象的な演目は、宮川町歌舞会による「旅」。ふく葉さんという舞妓さんが一人で演じ、東海道五十三次の旅路の風景や人間模様を表現する。軽妙かつしっとりとした立ち振舞いが素敵で、人々の息づかいが聞こえてきそうだ。

最後には、各団体の若手が勢揃い。色とりどりに着飾った総勢20人の舞妓が、舞台狭しと練り歩いた。躍りの手さばきや間の取り方が流派ごとに異なり、そこに注目するのも面白い。これから一線で活躍を期待される彼女たちにとっては、まさに晴れ舞台。客席も温かい雰囲気で見守っていた。

舞妓遊びと言葉では聞くが、限りなく縁遠い。この鑑賞は、私にとって社会勉強の一環である。まだまだ知らない世界はあるものだ。果たして、舞妓遊びをする日は訪れるのか。まあ、ないか。"

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