僕の母校である、加茂高等学校。そして、所属していた加茂高校演劇部の自主公演の連絡がきまして。卒業してからも、後輩達の活動をこの目に焼き付けておきたく、都合がつく限り、観に行っています。今年度は夏以来、半年ぶり
吹奏楽部とのコラボレーションで、芝居のあとには演奏会も行われました
卒業して6年。在学中に劇団を立ちあげ、そこからはずっと芝居に関わってきたわけですが、始めたばかりの彼らから得られることは多いものです
にしても、環境は年々良くなり、今では僕らの頃とは比べものにならないほど、裕福な設備を有している。僕が入り立ての頃はといえば、教えてくれる顧問はおらず、照明も音響も機材は何もなく、あったのは、情熱的な先輩だけ。それがのちに、ともに劇団を立ち上げることになる
島岡亮丞なのだが…
それはさておき、僕らは言葉の通り、一からつくりあげてきたわけで、劇団時代でも、演劇ユニットになってからでも、誰かに教えられるというよりは、試行錯誤を重ね、バイタリティのみで築いてきた。最近になって、ようやく、ほかの演出方から学ぶ機会が得られるようになったのですが、それに触れる度に、無知者の劣等感を覚えるのです。これ、僕のコンプレックスであり、プライド
そんな話はいいか。彼女たち、今回は四面舞台、つまり円形舞台に挑戦しました。しかも、ダブルキャストで、1年生が演出。感想はといえば、彼女たちは魅力的だから、もっともっとバイタリティを持ってできれば、目映いほどに輝くだろうなぁ
というより、環境が良くなると、やらされる様になってしまうのかな。そう考えると、今の僕の仕事も、一から自らで築いていってるからこそ、バイタリティが溢れ、エネルギーに満ちてるのかもしれない
後輩だけでなく、先輩でも同輩でも、僕なんかよりもずっと魅力的な仲間は大勢いた。でも、それぞれの理由を持って、芝居から去っていった。僕は何より、それが悔しくて、彼らに、「宮田があれだけできるなら、自分も続けておけばよかった」って後悔させてやりたい。それが僕の芝居を続ける動機の一つでもあったりして。でも、ホント、僕は自分の実力を冷静に良く知っているつもりだから、過剰でも過少でもなく、正当に評価しても、そう思う
岐阜で
ガクと
劇団アルデンテが発足したのが2002年から2003年。それから、数劇団は立ち上がったけど、最近はめっきり若者の劇団ができたという噂を聞かない。今時分、ムラムラした若者は少ないのだろうか…
名古屋では、同世代の芝居人たちが立ち上げた
劇団「チェルシイとバニーガール」やら、
ビキニロケッツやらがエネルギッシュに活動されてますね。なんだか、僕のやる気をモリモリにさせてくれます
若者よ、芝居をしよう。
そんな、おセンチメンタルな憂いを抱きつつ、バラしを手伝う、年の差8歳のお兄さん。いや、おじさん?やっぱり、舞台に関わって汗を流すのは清々しい!
年齢なんて関係ない!経験なんて関係ない!
僕はまだ彼女たちと同じだなって実感できて嬉しかったです