北の聖地へ

2年振りとなる北の聖地を訪れました。
　

　
風も無く穏やかで、釣り人も少なく静まりかえっていました。
　

　
到着が夜だったので、翌朝から勝負です。
　
　
　
翌日、朝から何も無し。
　
　
　
しかし・・・
　
　
　
何かアタリが・・・　　　でも引かない？
　
　
最初の獲物はコレ

モズクカニ？
それなりの大きさなのでフックを外すのも一苦労。鋏まれたら痛そうだからね。
　
　
　
暫くして、また小さなアタリが・・・
　
　

今度はヌマカレイ。　　本命には程遠い。
　
　
　
時刻は午前１０時３０分を回って日中を諦めかけた頃。
ようやく本命のアタリ！！
　
　
結構な大きさ、まだ婚姻色が薄っすら残っている固体。
浅瀬に引き上げ大きさ確認８０チョット。　その後大暴れ（まだ元気が残っていた様子）
素手で捕まえようと格闘もむなしく、何のお構いも出来ずに帰られました。
　
　
お陰で、体中ビショヌレ。記憶と手の感触と匂いだけしか残りませんでした。
　
放り投げた竿・・・　５５００Cが砂だらけ。
巻き取りがジャリジャリ？？　　砂をかんでいる！　クラッチが戻らない。
　
　
その後手動でクラッチを戻しながら釣り続行。
　
　
予備リールも持参しているが、周りに沢山の釣り人が居て場所を空けられないのである。
　
その後、小さなアタリは全てう～様ばかり。
　
午後になり、う～様とは違うアタリが・・・　　でも、午前の引きでもない。
　
寄せてみると、まだ幼いイトウが姿を見せた。
今回は、お構いをする気にならなかったので即お帰りいただいた。
　
　
それから間も無く小さなアタリがあり、合わせてしまった。　明らかにう～様であろう。
巻き取り終盤でいきなり重くなり、凄い引きに変わった！！
　
何だ！
　
慌てて巻き取り、手前まで来た時に大きなイトウの姿が見えた。　う～様じゃなかったのね。
　
　
ところが、目の前で大きな口を広げて反転！！　　水しぶきを浴びる。　　何々？？
　
　
ふと我に返り、ダーデブルを確認するとしっかりとフッキングしたう～様の姿が。
　
ようやく何が起きたかわかった。
　
釣れたう～様を横取りしようとイトウがくわえていたのであった。
　
何とも凄い事を体験してしまった瞬間であった。　いまだに目に焼きついています。
　
　
その後、夜まで粘るも何も無し。久し振りの釣行も幕を閉じた。
　
　
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番外編
この川で一羽の白鳥を見かけました。
この時期は北方へ向かっているはずだが、群れからはぐれたのでしょうか？

様子を見ていると、怪我をしているのか飛べないようです。
人間を怖がりもせずに、釣り人の近くを足漕ぎしながら進んで行ったり来たり。
　
帰宅後、動物園相談窓口に話をしてみると、「可哀想に思われますが自然のものは自然のままに」と回答でした。
　
場所が場所だけに、釣り糸や釣り針に掛からないよう注意したいものです。
早く回復して飛び立つのを見守りましょう。
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