自分がどういう性格か、人にどういう風に見られているか、そのことを異常に気にするかしないか、その自覚があるかないか。
長年生きてきて感じることは、有名人はともかく、人はそれほど他人の一挙手一投足をつぶさに見ているわけではないし、もし目撃していてもその場限りで、長く記憶にとどめていないと言う事です。
異常に恥しかりがり屋さんの人がいます。おそらく人の見る目におののいているからかでしょうか。誰もあなたの事、そんなに見てないわよ。
とは言っても恥のかき捨てはいけません。反対に感動や感激を与えるくらいのワンポイントの善幸をしたのなら、長く記憶にとどめておいてもらえるかもしれません。
おそらく難儀なのは悪いことの記憶でしょうね。昂じてトラウマとなり長年苦しめられていることは誰しも少なからずあるでしょう。けれどもそこは今まで体得した防御技術として、開き直ること。終わったことを考えても仕方のない事を考えるだけのことは止めておきましょう。
改善策を取れるのなら行動すること。どう考えても行動できないようなら諦めること。思い出さないようにする事。
SFに出てくる脳内のトラウマを消す技術が現実にできるかも知れません。また新たな記憶に書き換える技術も真剣に取り組んでいる研究者もおられるようですが。
それにしても時々言われるんですよね、同窓会で。あなたあのとき、こんなこと言ったよね。
ウッソー、記憶にございません。
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