◆「財務アナリストの雑感」 2024◆

会計士兼アナリストによる屈指の歴史だけがウリの会計・財務・株式・金融ブログ。異常な経済金融環境を一刀両断!できるかな?

男は黙って・・・

2005-08-09 | 経営
・・・・のあとに「サッポロビール」と言える貴方は30代後半より上の方でしょう。
でも最近、復古調のCMが増えているような気がしますので、このフレーズを復活させても面白いのではないでしょうか。

(そういえば、当社の就職試験の面接で、質問に何も答えない学生が最後にそのフレーズを言って合格したとの話を聞いたことがありますが、それは本当なのでしょうか?)


さて本日は、そのビール会社の中間決算ミーティングに参加させていただきました。そこでの雑感をいくつか。オチはありません。

(1)本社最寄のJR恵比寿駅のホームにて。
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発車ベルならぬ、発車メロディーを聞いて「なるほど!!」と感心しました。映画「第三の男」のテーマソング=ヱビスビールのCMソングだったのです。JRと見事にタイアップしていました。

どうでも良い話ですが、JR高田馬場駅では鉄腕アトムの主題歌が流れます。というのも、彼は当地出身という設定になっているからです。
かといって、JR御茶ノ水駅ではお茶の水博士のテーマソングは流れません(というか、そもそも有りません)。


(2)会場では美味しい「玉露入り緑茶」を味わうことができました。
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しかし、猛暑が続く中、期待していた"もの"とは違って、少し落胆です。
(・・・・そりゃ、昼間からビールを飲みながらっていうわけには行きませんよね。)


(3)会場で注目したのは、「当社側から何名出席したか(含む傍聴席)」。
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過去のアナリスト経験から申し上げれば、「多いほど問題」だと思います。
ある会社では「ここで株主総会が始まるのか!!」と思わせるほど、ひな壇も含めてズラッと役員方が並ばれたことがありました。
「社長をアナリストからの質問攻めから守ろう!!」という涙ぐましい忠誠心もあるのでしょうが、私から見れば「社長が全体を把握できていなんだな」としか思えません。
コーポレートガバナンスの成熟度(ないし独裁度)を図るひとつの物差しになるのではないでしょうか。
ちなみに、当社のケースですが、傍聴者がやや多かったですね。


(4)一方、アナリストからの質問も、気の抜けたビールのように、切れ味なし。
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ただ、「ドラフトワンの増収分だけ、販促費に回していたらいつになったら増益できるのか」というご指摘はごもっともでしたが。

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