まずは朝日新聞より。
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◆野村HD、米投資運用会社に出資 2006年12月19日
野村ホールディングス(HD)は19日、米投資運用会社のフォートレス・インベストメント・グループに
出資すると発表した。07年1月をめどに8億8800万ドル(約1040億円)を投じて全体の
15%の株式を取得する。
フォートレスは米国の年金基金や富裕層の資金を投資ファンドやヘッジファンドで運用しており、
資産残高は約260億ドル(約3兆680億円)。
野村HDによる海外の投資運用会社への直接出資は初めて。
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(かんたんコメント)
「フォートレス」と聞いて私は、とっさに日経ビジネス読者専用サイトにある
岩瀬 大輔氏によるコラム「秘密のベールを脱いだ巨大ファンドの素顔」を思い出しました。
ちょうど月曜日に見たばかりです。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/money/20061212/115480/
岩瀬氏はブログ「ハーバード留学記」で有名な方でして、著書をご覧になった方も多いでしょう。
http://hbslife.exblog.jp/
まぶしいばかりのキャリア(東大法、司法試験、ハーバードでトップ5%・・・・・・)
で、ネットによる生命保険業進出を計画。
ゆくゆくは業界の風雲児になるんでしょうか。
で、本題に戻って中身はっていいますと、
秘密主義を是としてきた米国大手ファンド・フォートレスが株式公開を申請。
その際に提出された目論見書を分析しているんですね。
定期購読者でなくとも、コラムの大部分を読むことができますのでご参考下さい。
ちなみに私は「錬金術のカラクリ」ってところに注目。
『フォートレス自身は各ファンドに数%程度しか出資していないが、ファンドのゼネラルパートナー
(無限責任組合員)としてその業務運営を実質的に支配しているため、
わずかな自己資金を元手に、運用資産全体のキャピタルゲインの20~25%を享受できる』
っていうところですかね。
また、「繰延成功報酬」っていう勘定科目がいいですね。
私も成功を繰り越してみたいものです。
で、今回の野村による出資ですが、タイミングが良すぎるような・・・・。
つまり、投資していたミサワホームが”あんなこと”になってしまったものだから、
気分転換に目先を変えて・・・・・
ってことはないですよね。さすがに。
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