お疲れ様です。
申し遅れましたが、ライブドアさんに薦められるがまま、
12月20日にオープンした「BLOGOS FINANCE」に
エントリーさせて頂きました。
さっそく、先日のヤマダ電機ネタをアップしてくださって、
多くの方にご覧いただけたようです。
ありがとうございます。
ただ、すべてのネタはリンクしておりませんので(余りに酷い内容ですから)
引き続き元のgooブログをご覧ください。
さて、今回は・・・・・・・。
共同通信さんのニュースで興味深いものがありました。
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証取委、相場操縦で課徴金勧告 京都の医師に
証券取引等監視委員会は21日、
株価を意図的につり上げる相場操縦をしたとして、
京都市の男性医師に対し、金融商品取引法に基づき、
1864万円の課徴金納付命令を出すよう金融庁に勧告した。
証取委によると、相場操縦の課徴金としては過去最高額。
男性は昨年7月、東証マザーズ上場の半導体検査装置メーカー「インスペック」
(秋田県仙北市)の株について、高値の買い注文を連続して出すなどし、
株価を2万8千円から3万6800円までつり上げたとされる。
男性はインスペックの大株主。同社は当時、時価総額の低下で上場廃止となる恐れがあった。
廃止になると保有する株が売れなくなるため、株価をつり上げたという。
(以上、引用終了)
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(コメント)
今回は、ニュースで取り上げたインスペックをインスペクトしてみました。
業績推移はご覧のとおり。
上場時がピークでした。ありがちです。
ゴーイングコンサーン注記のおまけ付きです(中間短信P.10)
さっそく、有価証券報告書で「その方」の保有状況を見ていくことにしましょう。
株価も時系列で追ってみました。
■2008年4月期の大株主の状況(PDFの8枚目です)
4位株主。490株、4.59%保有されています(前年は記載なし)
この時の株価は61,200円
■2009年4月期の大株主の状況(PDFの7枚目です)
1,042株 9.77%、株を買い増し、筆頭株主になりました。
株価 12,2100円
株価は暴落しましたが、将来に賭けたのでしょう。
■2010年4月期の大株主の状況(PDFの6枚目です)
1,581株 14.83株 さらに株を買い上げてます。
もう少しで持分法が適用されます(笑)
ここに至る1年間で、「やってしまった」らしいですね。
その甲斐あってか株価は 39,900円
■2010年4月期中間時(10月末)の大株主の状況(PDFの1枚目です)
1,669株 15.65% まだ買い増しています。
この会社の最大の強みは、必死に買い支えてくれる株主がいる、ってことかも知れませんね。
株価23,000円
で、21日の終値41,000円。
上期業績は上方修正して展望が開けてきたのか、株価も持ち直してきた・・・・・・・。
・・・・・・・と思ったところにこのニュース。
1864万円の課徴金納付ですか。
エッ?・・・・ちょっと待ってください。
もし、この方が課徴金を、保有株式の売却代金で支払うことになったらどうなってしまうのでしょうか。
月間出来高でせいぜい1,000株程度しかありませんよ。
しかも有力な買い手だった方が売り手に回ってしまうと・・・・・・。
(まぁ、売らないとしても、株を買い支える資金がなくなるという意味で、重い)
あくまで仮定の話ではありますが、株価は当分厳しい状況になるかも知れませんね。
これまでの努力が水泡に帰してしまうのうでしょうか。
どーなる?時価総額!
・・・・・と、ここまで書いてきた私は、ある話を思い出しました。
イソップ寓話の「犬と肉」です。
人間、欲をかきすぎては駄目ということなのかも。
またいきます。
※スポンサーリンク、「もしご興味のあるものがございましたら」クリック下さいね。
申し遅れましたが、ライブドアさんに薦められるがまま、
12月20日にオープンした「BLOGOS FINANCE」に
エントリーさせて頂きました。
さっそく、先日のヤマダ電機ネタをアップしてくださって、
多くの方にご覧いただけたようです。
ありがとうございます。
ただ、すべてのネタはリンクしておりませんので(余りに酷い内容ですから)
引き続き元のgooブログをご覧ください。
さて、今回は・・・・・・・。
共同通信さんのニュースで興味深いものがありました。
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証取委、相場操縦で課徴金勧告 京都の医師に
証券取引等監視委員会は21日、
株価を意図的につり上げる相場操縦をしたとして、
京都市の男性医師に対し、金融商品取引法に基づき、
1864万円の課徴金納付命令を出すよう金融庁に勧告した。
証取委によると、相場操縦の課徴金としては過去最高額。
男性は昨年7月、東証マザーズ上場の半導体検査装置メーカー「インスペック」
(秋田県仙北市)の株について、高値の買い注文を連続して出すなどし、
株価を2万8千円から3万6800円までつり上げたとされる。
男性はインスペックの大株主。同社は当時、時価総額の低下で上場廃止となる恐れがあった。
廃止になると保有する株が売れなくなるため、株価をつり上げたという。
(以上、引用終了)
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(コメント)
今回は、ニュースで取り上げたインスペックをインスペクトしてみました。
業績推移はご覧のとおり。
上場時がピークでした。ありがちです。
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さっそく、有価証券報告書で「その方」の保有状況を見ていくことにしましょう。
株価も時系列で追ってみました。
■2008年4月期の大株主の状況(PDFの8枚目です)
4位株主。490株、4.59%保有されています(前年は記載なし)
この時の株価は61,200円
■2009年4月期の大株主の状況(PDFの7枚目です)
1,042株 9.77%、株を買い増し、筆頭株主になりました。
株価 12,2100円
株価は暴落しましたが、将来に賭けたのでしょう。
■2010年4月期の大株主の状況(PDFの6枚目です)
1,581株 14.83株 さらに株を買い上げてます。
もう少しで持分法が適用されます(笑)
ここに至る1年間で、「やってしまった」らしいですね。
その甲斐あってか株価は 39,900円
■2010年4月期中間時(10月末)の大株主の状況(PDFの1枚目です)
1,669株 15.65% まだ買い増しています。
この会社の最大の強みは、必死に買い支えてくれる株主がいる、ってことかも知れませんね。
株価23,000円
で、21日の終値41,000円。
上期業績は上方修正して展望が開けてきたのか、株価も持ち直してきた・・・・・・・。
・・・・・・・と思ったところにこのニュース。
1864万円の課徴金納付ですか。
エッ?・・・・ちょっと待ってください。
もし、この方が課徴金を、保有株式の売却代金で支払うことになったらどうなってしまうのでしょうか。
月間出来高でせいぜい1,000株程度しかありませんよ。
しかも有力な買い手だった方が売り手に回ってしまうと・・・・・・。
(まぁ、売らないとしても、株を買い支える資金がなくなるという意味で、重い)
あくまで仮定の話ではありますが、株価は当分厳しい状況になるかも知れませんね。
これまでの努力が水泡に帰してしまうのうでしょうか。
どーなる?時価総額!
・・・・・と、ここまで書いてきた私は、ある話を思い出しました。
イソップ寓話の「犬と肉」です。
人間、欲をかきすぎては駄目ということなのかも。
またいきます。
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