
お疲れ様です。
今回は航空ネタ。「空飛ぶ簿外負債」との異名を取る日本航空。
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日航、旅客機定員削減を検討=ジャンボ2階閉鎖などでコスト圧縮狙う
1月8日(時事通信)
*日本航空 <9205> が、旅客需要の急減を受け、乗客の定員を事実上削減する
航空機の搭乗制限を検討していることが8日、明らかになった。
国内外の路線網を維持しながら、コストを圧縮する効果を見込む。
実現すれば国内航空会社で初めてとなる。搭乗制限は、座席の一定区画に
間仕切りを設けたり、B747「ジャンボ」の2階席を閉鎖したりして、
一部の座席を「ないこと」にする。
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(コメント)
「日本航空でのコスト削減」で忘れてはならないのが、西松社長の倹約ぶり。
CNNで取り上げられた
「都バスでの通勤」「社員食堂で料理が冷えるのを心配しながらのレジ待ち」
「パイロットよりも低い年収」
はビックスリーと好対照ということで米国で大いに話題になったとか。
JAL CEO 西松社長の倹約
そうした涙ぐましい努力もあってか(?)せっかく燃油価格が下落して
やれやれと思ったら、今度は金融危機で旅客需要が急減。
で、苦肉の策として航空機の定員削減。
でも「座席を無いことにする」ことでどれだけのコスト削減につながる
ものなのでしょうかねぇ。
そんな中、先日、ブックオフでこの本を買ったことを思い出しました。
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最近ありがちな、誇大タイトル。
(結論から言いますと、日本から70円で飛行機には乗れませんよ。)
本書はLCC(ローコストキャリア)の紹介、2010年の羽田拡張の影響、
各国の空港事情など、特段目新しい内容は無くやや散漫な内容ですが、
その中にこんな記述がありました。
航空会社の主力機となったボーイング747-400型機は、
燃油1ℓでわずか50~70mしか飛ばないという驚くほどの燃費の悪さ
今回の定員減のニュースは、定員と乗員を減らして燃油代+人件費を少しでも
浮かすってことなのでしょう。
しかし元々国際競争力のない日本の航空会社と航空運賃。
2010年の羽田拡張で競争激化も予想され、前途多難。
その先に待っているのは、
・・・・「従業員の定員削減」かも知れません。

さて、最後にどうでもいいことですが、
この本の著者は映像クリエーターの高城剛氏(44歳)。

あの女優・沢尻エリカ(22歳)とこの1月に結婚すること

で話題になっております。
となれば・・・・・次なる著作本は、
「22歳年下の若妻をめとる方法」ですかね。

となれば、結構売れると思いますけど。

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