２つのTED

このタイミングでしか投入できないネタを１つ。



今週末より実に馬鹿馬鹿しい映画「テッド」が封切りされる。

命が宿ったテディベアのテッドと自立しきれていない中年男のコンビが巻き起こす騒動。
孤独な少年ジョンは、クリスマスプレゼントとして贈られたテディベアと友人になれるように祈る。彼の願いが通じたのか、テディベアに魂が宿り、ジョンにとって唯一無二の親友テッドとなる。
それから27年の月日が経ち、中年となっても親友同士であるジョンとテッド。
かわいいルックスとは裏腹に、言動すべてがオッサンなテッドには爆笑必至。予告編だけでも十分に笑える。
（かくいう私も、長年、「ぬいぐるみ体型」であり、とても他人事とは思えないのだが・・・・）

ただ気をつけなくてはならないのが、相応の内容なので「Ｒ１５指定」となっていること。
間違っても「かわいいクマの映画を観に行こう！」とお子さんを誘わないように。


ところで、ＴＥＤと言えば、こちらを忘れては困る。
Technology Entertainment Design　の頭文字を取ったTED。
アメリカのカリフォルニア州モントレーで年一回、講演会を主催しているグループのことであり、その講演会では学術・エンターテイメント・デザインなど様々な分野の人物がプレゼンテーションを行なっている。
これがなんと無料でネット配信されているのであるが、僅か18分程度のプレゼンにもかかわらず、知的で濃密で非常に面白いのである。

参考になるかどうかわからないが、「ビジネス分野」で最も多く見られているトップ２０のTEDをリンクしてみた（日本語訳付き）。リンク先の左側で、他ジャンルの選択などができるので、興味のあるテーマを選びその道の第一人者の卓越したプレゼンを堪能されると良いだろう。もちろん時折ジョークも織り交ぜて展開されるからそれなりに笑える場面もある。

ビジネス　トップ２０


まぁ、クマのTED関係者には申し訳ないが、映画を見る時間があるのなら、お気に入りのTEDを楽しむ方があなたの人生を確実に豊かにすることだろう。


しかし、クマのTEDとネットのTED。
いずれも「よくもまぁ、こんなもの考えついたな～」と唸らせる点で共通していることを、最後に申し添える。


さあてと、私も生活のために働かなきゃ。