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適時開示アワード2013に思う

2013-12-05 | 会計・株式・財務
すいません、ちょっとバタバタして更新が遅れました。

勝間和代のレディガガコスプレにうなされたのは私だけでしょうか(彼女はいつからコメディアンになったのか?)。

さて、武田先生のブログを拝見しておりましたら、「適時開示アワード2013」というサイトを紹介されておりました。

さっそく中身を見ましたが、これは爆笑物です。
この1年で印象に残った=ツッコミどころ満載、の適時開示情報のコンクール。

私は、「雪国まいたけ」の今年2月の中期経営計画にあったこのフレーズ(下線部)1票を入れました。

『まいたけは、当社主力商品であり「まいたけとは何か」を改めてお客様に訴えることで当社の牙城としての地位を一層確固たるものにしてまいります』

なんじゃこりゃ。

運営事務局のコメントが秀逸。
『消費者に「まいたけとは何か」を問う中計策定がネット上で話題に。
 しかしながら当期に実際に問われたのは、不正経理問題で辞任した大平前社長ら経営陣の運営責任の方であった』
笑いのツボをしっかり抑えております。

ただ見方を変えると、会社がおかしくなる(なった)兆候として、意味不明やツッコミどころの多い適時開示情報を出す、というのは1つの真理かも知れませんね。

一見味気ない「適時開示情報」も極上のエンターテイメントとなることを証明した、実にユニークな企画で、私好み。来年度は私もエントリーの段階から参加したいと思います。

投票は6日まで。




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