泣きっ面にＪＡＬ ～日航、監査法人を新日本からあずさに変更

お疲れさんです。


まずは日経記事。
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　会社更生手続き中の日本航空が決算の承認をする会計監査人を、
経営破綻時の新日本監査法人から、あずさ監査法人に変更したことが13日、明らかになった。
日航の更生計画を東京地裁が認可した11月30日付で変更した。
来年３月に予定している更生手続き完了に向けて監査体制を刷新する。

　日航の管財人である企業再生支援機構の意向で変更した。支援機構は監査法人に対し、
過去の会計処理を巡る対応などが経営破綻に影響した面もあるとみて、
体制刷新で機動的な対応や監査の厳格化を促す。
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（どうでもいいコメント）

懲戒的な意味合いはもちろん濃いでしょう。
予兆はありましたから。
　↓　↓
８月２６日
コンプライアンス調査委員会報告書

この調査は、会計監査人の監査結果を論評するものではないとしながらも、
結構、ボロクソに叩いていましたから。



それにしても、新日本への経営への影響が懸念されます。
１年前の数字ですが、新日本の主要クライアントを監査報酬の高い順でランキングしてみました。

ＪＡＬは堂々１４位。約５億円の監査報酬が無くなるワケですから痛い。

監査人４名に加え、監査に従事する補助者　
公認会計士 18人　　会計士補　５人、その他 39人も浮いてしまいます。

再建問題は新日本にも飛び火した感がします。
（言い過ぎでしたらごめんなさい）

＜2009年実績＞　　　　　　　　　　　　　　　　（単位：百万円）
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1 みずほファイナンシャルグループ 銀行業 3,879
2 日立製作所 電気機器 1,773
3 東芝 電気機器 1,456
4 富士通 電気機器 1,237
5 野村ホールディングス 証券業 1,147
6 日産自動車 輸送用機器 1,134
7 キャノン 電気機器 995
8 丸紅 卸売業 782
9 富士フィルムホールディングス 化学 722
10 損害保険ジャパン 保険業 646
11 三菱ケミカルホールディングス 化学 622
12 ラディアホールディングス サービス業 536
13 東レ 繊維製品 513
14 日本航空 空運業 488
15 JFEホールディングス 鉄鋼 487
16 IHI 機械 444
17 味の素 食料品 423
18 T&Dホールディングス 保険業 382
19 新日鉱ホールディングス 石油・石炭製品 379
20 三菱地所 不動産業 356
21 三越伊勢丹ホールディングス 小売業 348
22 古河電気工業 非鉄金属 332
23 富士電機ホールディングス 電気機器 326
24 三菱自動車工業 輸送用機器 320
25 東京急行電鉄 陸運業 319
26 三菱重工業 機械 319
27 セイコーエプソン 電気機器 316
28 太平洋セメント ガラス・土石製品 310
29 日本製紙グループ本社 パルプ・紙 306
30 新日本石油 石油・石炭製品 305

またいきます。





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