踊り子の雑記

マンガ「ハヤテのごとく!」を中心に、読み物のレビューをつらつらと綴っております。

元気百分の一倍……

2005-05-30 00:53:45 | 踊り子の雑記
 忙しかったり、怠惰だったり、病気してたりで、全くブログを更新していなかった風車です。
しかも週末にはまた体調崩すし……。バイトから帰っても肩が筋肉痛っぽいし……。本格的に運動不足な気がします。

 どこかで聞いた話なのですが、健康診断などで「定期的にスポーツをしている。運動をしている」という場合、一週間に一度まとまった運動をしていれば運動をしていることになるのだそうです。
そうは言っても、授業から体育がなくなってこのかた、私はスポーツと完全に無縁に等しいのですが……。

 まあ、そんなことは置いといて。

 たま~に顔を出しているもの書きサイトで、最近文章作法についての話題が出ていました。

 「文章作法」というのは、文字通り文章を書く際の作法、つまり決まり事です。例えば段落の一番最初は一マス空ける。とか、句読点は行の一番上には持ってこない。というような奴です。早い人なら、小学校一年生の時点で一通り教わるのではないでしょうか。

 で、何が話題になっているかというと、ウェブ上で掲載されている小説には、こうした基本的な文章作法が守られていないものが非常に多い、ということです。
 基本的にウェブ上の小説は、普通の文章と違って横書きなのですが(このブログもそうですけど)、それでも文章作法は守るべきもののはずです。

 私も何度か文章作法の守られていない小説を目にしました。段落の最初に空白がない。三点リーダの代わりに中黒の点が使われている。カギカッコ内の文末に句点がある。目立つものから、見逃してしまうような間違いまで、いろいろあります。
 かく言う私も、小説を書き出して間もない頃はそういった文章作法を良く知りませんでした。最高学府で学ぶ身であり、何度もレポートや論文として文章を書いていた者としては恥ずかしい限りですが。
 文章作法をきちんと説明しているサイトを訪れて、初めて自分がいかに間違っていたかを思い知った次第です。

 この文章作法というのは、誰かに文章を見せる場合の共通のルールだと思います。ちゃんとしたルールがあるから、安心して文章を読み、理解することができます。逆に言えば、ルールを無視した文章は内容云々以前に読むのが困難な可能性がある、ということです。

 読む人が読む人なら「基本的な文章作法も知らずに書いた小説など、作者の程度の低さが分かる」と言って、その時点で読むのをやめてしまうかもしれません。実際、小説の新人賞において第一の選考基準は、文章作法だそうです。これが守られていない応募作品は、いかに作品自体が面白くても落とされるそうです。
 実社会でも、作法やルールをわきまえない人は、初対面の場合には好印象をもてません。小説も同じですね。不特定多数の人間に見せる以上は、最低限のルールを守らねばいけないでしょう。

 というわけで、今まで言っていた「文章力」以上に「文章作法」は基本的、かつ重要な問題だというわけです。とくに物書きをしようとする場合には。
 小説に限らず、気をつけたいことですな。

タイム・イズ・マネー

2005-05-21 16:28:01 | 踊り子の雑記
 バイト先に行って見たら、何を間違ったのかシフトより一時間も早かったんです……。バイト先で気付いて、暇を持て余すのももったいないのでこうして戻ってきて、帰りの途中で図書館で本を借りて、家に着いた今、こうして日記を書いている次第です。バイト先が家からも大学からもそこそこ近いのが救いでした。
 しかもバイトが終わったらサークルの飲み会。そして夜も更けて戻ってくるであろう日曜日は真昼間から(今度は時間を間違えないようにします)バイトがあるもんで、おそらくここに何かを書き込む余裕すら生まれない気がします。
 何故か平日よりも休日の方が多忙な最近の私なのでした……。

 ちなみに先日言っていた、完成した小説の方は只今リライトするために冷却期間を置いてます。冷却期間というのは、リライトの際に小説の内容を客観的に判断するため、しばらくその小説を放置しておく期間のことです。
 本来は一週間くらい置いておくのがベストだそうですが、今回の小説は構想から執筆完了まで無駄に時間がかかってしまった代物なので、なるべく早く世に出してあげたいです。もっとも、この週末は上で言ったような過密スケジュールなので、結局投稿サイトにこの小説を投稿するのは少し先の話になりそうですが。
 まあ、冷却期間中何もしないのもアレなので、今週末から来週は、暇を見つけては図書館で借りた本を読んだり、別の小説の執筆に取り掛かってみたりしてみたいです。

 で、こんなことを書いているうちに、改めてバイト先に向かう時間が近付いて来ました。ホント、時間って大事ですね……。

消して~♪ リライトして~♪

2005-05-20 00:25:01 | 踊り子の雑記
 ちょっとブログの更新が滞ってました。生来の物臭(それを解消するためのブログだってのに)に加えて、最近はサークルのお仕事と、オリジナル小説の執筆にかかりきりになっていたので、ここに書き込む余裕が生まれませんでした。
まあ、一番の原因は睡魔なんですが……大して疲れることしてないのに(バイトはここ数日入ってませんし)、さすが生物の三欲の一つと言いますか……。

 まあ、何はともあれ無駄に時間のかかっていたオリジナルの短編小説と一応の決着をつけることができました。自分はまだホームページを設置してはいないので、行きつけ(?)の小説投稿サイトに出来上がった小説を投稿して、様子を見てみたいと思います。もちろん、しっかりリライトしてからの話になると思いますが。

 「リライトとは何ぞや?」と思う方もいらっしゃると思いますが、文字通り「書き直し、手直し」の意味です。
 これは小説に限らず、どんな創作活動にも必要なことだと思いますが、どんな作品でも、全部書き上げて完成させたあと、しばらくの間時間を置いてから見直しをするのが肝心です。なんとも不思議なのですが、ちょっと時間をおいて自分の作品を見てみると、書き上げた直後には見つからなかった作品の穴が次々と発見されるものなのです。

 事実、最近になって自分が何ヶ月か前に書き上げた小説を見ていたら、苦笑するしかないくらいにすさまじい出来でした。それでも当時は「これでオッケー!」と思っていた自分が信じられないほどに。

 こういうとき、自分自身は限りなく読み手側の立場に近い状態で、客観的に作品を見ています。だから書き手のときには分からかった作品の粗が見つかってしまうのです。
 小説に限らず、他人に見せようと思う創作物であるなら、見る側の立場に立って作品を制作する姿勢が必要不可欠です。だからこそ、客観的な視点から作品をリライトする必要があるわけですね。
 私を含めて、特に小説を書き出したばかりの人の中には、このリライトをおろそかにして作品を公開してしまう人も多いようです。これは非常にもったいないと思います。
 今まで私が言っていた「文章力」と同じくらい、この「リライト」を意識して、作品を書いてみると、作品の出来が違ってくるかもしれません、
 是非、お試し(?)あれ。

夜に弱い人

2005-05-17 00:50:22 | 踊り子の雑記
朝起きてはじめて、「まほらば」を見逃した! という事実に気づきました。おかげで朝っぱらから少し鬱になった私です。
いや、録画しとけばよかったってだけの話なんですが……。

最近、深夜アニメを見る機会が減ってきました。気に入ったものがないというのも理由ではありますが。ワンクールのみ、というアニメが大多数なので逆に種類が増え、全てコンプリートするにはHDDにでも落とさない限り不可能な状況に。ビデオ録画が主の私にはとうてい無茶っす。

アニメの交代スピードん速さをこんなところで無駄に実感している今日この頃でした。


というわけで、今日も参ります。


「文章力」というのが「読んだ人が内容を理解し、納得できる文章を構築する力」だということは前回説明しました。
では具体的にどうればいいのか、ということについて、これからは考えていきたいと思います。

論文だろうと小説だろうと「文章」を書く場合には、ある程度の基本があります。私も全てを把握しているわけではありませんが、その中でも基本中の基本にあたるのが

「はじめ」「なか」「おわり」

という文章全体を分割する三つのブロックです。
文章のなかでも論文の場合はこの三つのブロックのことを

「序論」「本論」「結論」

と読んでいます。いずれにしても言いたいことは同じです。

文章の最初で、導入部分にあたる「はじめ」
その文章中で中核となる述べたいことをまとめた「なか」
そしてその文章のしめにあたる「おわり」

「そんなの言われなくても分かってるわ!!」と仰る方ももいる、というかだれでもそう思うでしょう。しかし、この基本中の基本ができてないと思われるウェブ小説が、特に初心者の場合は非常に多かったりするのです。

この基本事項がわかっていれば、次の項目がどの部分にあたるかは想像できると思います。

1、冒頭・事件の発生
2、事件の展開
3、クライマックス

いうまでもなく、1が「はじめ」2が「なか」3が「おわり」にくるでしょう。そして、この三つの中で文章に占める割合が最も大きいのは「なか」の部分だということもすぐ分かるはずです。

ところが面白くないといわれる小説の中には、最も重要な「なか」の部分よりも、冒頭や背景設定といった「はじめ」の部分で語られる内容の方が多く書かれている。というようなものがあります。

また、三つのブロックの転換点がはっきりせず、どこまでが「はじめ」でどこから「なか」なのか分からないため、話の山場や盛り上がりどころがつかめない作品も見られます。

こういった文章は、執筆経験の浅い人がいきなり長編の小説を書いたりするとよく起こるように思います。

次回はこのあたりを含めて、文章構築についてより深く見ていきます。

早起きは三文の……?

2005-05-15 06:19:13 | 踊り子の雑記
目が覚めたらまだ六時にもなっていなかった。
私の最近の生活リズムからするとありえないくらい健全です。いつもこのくらいに起きられりゃあ、何の問題もないのですが。
休日に限って朝早くに起きるってこと、よくありません?
そんなわけで、こんな時間にこれを書いてるわけですが。

所属しているサークルで、新一年生を含めて活動が始まりました。
いや、私は何か要職についているわけでもないんですけどね。
普通にヒラの一員としてやってるだけなのですが。
こうして一年生を相手にいろいろやりながら、自分も随分と(無駄に)年を食ったもんだと実感している今日この頃です。

自分だけの感覚かもしれませんが、小学校、中学校、高校と年代を経るにつれて、年月が過ぎるのが早く感じるんですよね。
小学生の頃なんかは、6年間もあるせいか「永遠に小学校が続くんじじゃないの?」と思うほどに時間が長く感じられたのですが、高校の頃になると、一年間が非常に早く過ぎるようになりました。

それだけ、のんびりとしていられなくなったということでしょうかね。逆にいえば密度の濃い時間をすごしているんでしょうけれども。

「若い頃の一時間は、老人の一年間と同じくらいに貴重だ」なんて言葉もありますし、やっぱり“日々悔いのないように生きねば”なりませんな。(某、お札集め師の漫画の登場人物の言葉です。)

今日は文章力講座(!?)もどきはありません。また次の機会にでも書きたいと思います。
ては。