ばかし

次に何書こっかなー、
とか思って、画像とか
メモとかながめよったら、

　10万点ばかり？ばかし？

っつうメモが見つかった。
いつもなら、

　気になる言葉 状況 日付

みたく書くんやけど、
これに関しては、
日付をメモるのを忘れとる。
んだもんで、いつどこで
聞いたんか、言ったんか、
よう分からん。

ただ、これをメモった
理由は覚えとる。

　約10万点

とか、

　10万点ぐらい

とかいうときの、

　おおよその

という意味を表すときに、
オイラは、どうも、

　10万点ばかし

という傾向にある。

　別にいんじゃね？

と思われそうであるが、
オイラの印象では、
若者は、

　やはり＞やっぱり＞やっぱし
　あまり＞あんまり＞あんまし

という形式のうち、

　やっぱし・あんまし

といったシ系列は使わんなー、
ってのがあって、

　フムフム、確かに、
　オイラも使わんなー。

と、勝手に若者寄りに考えとって、

　なんや、「10万点ばかし」
　って言うやん。

と、オノレの非若者加減を
改めて実感したのである。

しかも、例えば、

　あの店には、商品が、
　約10万点置いてあるらしいよ。

ってのを言うとすれば、

　あの店には、商品が、
　10万点ばかし置いてあるらしいよ。

って言うのが普通であり、
これに対して、

　10万点ばかり

とは言わない気がする。
違和感があるほどである。

なぜにオイラは、
この文脈の「ばかり」が
シ系列寄りになったんやろか。
なーんか、理由があるはず。

てか、周りはどうじゃろ？
聞いてみらなイカーン！
といっても、そもそも、
若者はこういう文脈で、

　ばかり

っちゅう言葉自体を
使わん気がしてきた。