泥子のブログ

南房総の山里や海の風景、
そして日々の出来事を綴ってゆきます。

ハナビラダカラみっけ(^^♪

2016-02-26 19:23:59 | 
貝拾いを始めて何年もたつわけではない。
だからまだ何がなんだかよくわからない。
案外、お宝を見逃しているかもしれない。

そんななかでも綺麗な貝を見つけた時はうれしい。
忘れられないのは船形海岸で大きくてきれいなヤクシマダカラを拾った時だ。
それも貝拾い初日のことだったからなおさらで、大事にとってある。

23日もちょっとうれしかった。
ハナビラダカラを初めて見つけたからだ。
それも綺麗な貝だった。

何日か強風で波が荒かったので様子を見に富浦の多田良西浜に行ってみた
それまで何度か見つけたぴかぴかのハナマルユキもあってウキウキ気分で歩いていた。
それは新しく湿った波打ち際に筋状にのびた貝の中ではなく、それより少し陸側の乾いた貝の中にあった。
一心に下ばかり観ていて疲れたので少しきょろきょろと周りを見たのだ。
そうしたらあった、というわけである。

この日、近くのお年寄りが小さなポリバケツを下げて何か拾っておられた。
何探しているのですかとお聞きしたところ、ネコジャだよ、それもぴかぴかのやつだけね、とのことだった。
房州ではタカラガイのことをネコジャという。
それも貝拾いを始めてから覚えたことだ。

で、私もあっちでいろいろ拾ってきましたよ、と言い終わらないうちに、
そのお方、二人の中間あたりの貝殻の中から、それこそぴっかぴかの大き目のコモンダカラと、
さらにこれまた黒光りしているハナマルユキを、
おお、あったあったと、うれしそうに拾い上げたではないか。
ああ、有りましたね、よかったですねぇと笑いながら相槌をうったものの、
え~~、もうチョイ歩いていれば、俺がみつけたなぁと、ちょっと悔しかったものだ。
すでに私のレジ袋の中にはハナマルユキはあるにもかかわらずである。
こりゃ少し欲が深くなったようだ。
反省せねばなるまい。

そんな出会いもあったのだが、
岩場でハバノリ採りの少々小太りのおっかさんにも出会った。
ハバノリですかと聞いたところ、
「そうだぁよぉ、買うとたけぇけんね、採ってんだぁよぉ」とおっかさん。
「正月の雑煮には付きもんだぁけん、確か5枚くらいで2,000円以上したんでねぇかな。買って食えねぇねぇ」と私。
で件(くだん)のおっかさん、
「そんけぇすべぇの。あんしろたけぇ」と言いながらせっせと岩からむしっておられた。

というようなあんばいで、この日は波は静かで陽よりも良かったですね。
こんな日は貝拾いがいいなぁと、つくづく思ったものでした。
おしまい(^^♪



貝拾いのおやじさん。


ハバノリ採りのおっかさん。











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2 コメント

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Unknown (あい)
2016-02-29 16:53:11
ワッ、綺麗な貝だらけ。
タカラガイって、ツルツルなんですねえ!
もう、貝、だいぶ貯まったでしょ?
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ぬるぬるデスヨ (泥子)
2016-03-01 22:35:14
貝殻になって日時が立ちますと、すり減ったり傷だらけになってますが、
死んで間もない貝はぴかぴかですし、生きているのはぬるぬるしてます。
くちべにがいさんによれば、寒い時期がねらい目だってことでした。
いっぱい溜まってごちゃごちゃになってます(~_~;)
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