中判デジタル・ペンタックス645D作品展

リニューアルオープンした新宿のペンタックスギャラリーにて、カメラグランプリ2011受賞記念展・part２を見てきた。一般的なフルサイズ一眼レフより更に大きな受光素子を持つ645Dの作品、グラデーションや表現力も銀塩ポジを凌駕しそうだ。そんな中で今なおメインは長年愛用してきたPENTAX67で撮り続けているが、デジタル一眼レフでの作品が量的には上回ってきた。デジタル写真の集中した方が作品創りでは有利であり、目標は645Dに魅せられてきたが経済的なことも悩みである。
３０名の写真家による作品展・part３が、7/6-7/18に予定されているので、こちらも是非見てみたい。
ペンタックスフォーラム新宿：

奥日光の初夏 撮影

　　　

梅雨晴れの26日、山仲間と奥日光・高山から中禅寺湖にかけてのハイキング・初夏風景撮影に出かけた。遅いと思っていたレンゲツツジや白ミツバツツジ・ズミやシャクナゲなど、多くの花々が開花していた。圧巻は中禅寺湖・千手が浜のクリンソウの開花が最盛期で、薄曇の中でのスポットを浴びて鮮やかに咲き誇っていた。

山岳写真展６月 フジフォトサロン

　　

梅雨空が続く中、6/15に山岳写真・山の写真展２ヶ所を鑑賞してきた。最初は赤坂の富士フイルムフォトサロンで開催の赤沼淳夫展、北アルプス・燕山荘の２代目経営者で写真家としても秀作を数多く発表されている。山稜からの作品の他に、最近の安曇野からとらえた作品は大変新鮮な魅力だった。
同じく富士フォトギャラリイー新宿のオープニング写真展だ。山岳写真の羽田栄治氏や青野恭典氏、関谷智彦氏、菊池哲男氏、林明輝氏の他、著名な風景写真家も数多く出展している。期間は明記されていないが、今月末まで開催との情報もあるので下記をご覧下さい。
富士フイルムフォトサロン

「新緑の上高地」の撮影

　　　

例年より早めの梅雨入りであったが、中休み晴れ間の６月４日と５日に上高地から徳沢にかけての新緑撮影に出かけた。今年も夏山シーズンを告げるウエストン祭が５日に開催され、河童橋周辺から明神にかけては多くの観光客であふれていた。
雨が多かったためか、ニリンソ等の高山植物が一斉に開花していたが、コナシの開花は未だ先のようである。徳沢の山小屋に泊まり、のんびりと散策しながら最盛期の新緑風景が撮影できた。
３年前の同季節に訪れた際の「上高地花紀行」をご覧下さい。同じく同時期の「雨上がる上高地」が今月の山岳写真同人四季カレンダーに掲載中です。

カナダ在住の有望な山岳ガイドが雪崩遭難

２年前のカナデイアンロッキー撮影にて同行したガイド・栗原治郎氏（３３才）がマッキンリー近くで雪崩遭難、５月末に遺体が収容され６月３日にお別れ会がカナダ・キャンモアにて開催される。天候不順な連日であったが、撮影ポイントや情報を適切にアドバイス、ハードなスケジュールも熱心にこなしてくれた。北米に於いての有望な日本人山岳ガイドとして、また山岳写真撮影も目指していた有望な若者であった。ご冥福をお祈り申し上げます