Dai+DullDays

何もない町で体験する、たくさんのこと。…とか、いろいろを時々綴ります。

宣戦布告?あ、こどものケンカか。

2008-09-29 | Weblog
さっき、ネットのニュース記事で麻生新総理の所信表明の要文を見ました。なんでかな~、こういう所信表明とか何とかって
ツッコミどころ満載なんだろうww

選挙対策であることが見え見えの景気対策について。当面は財政再建よりも優先させるとのことですが、要は「霞ヶ関埋蔵金」やら何やらと騒がれてるムダ金問題から焦点を外させようということですよね?そりゃあたしかに景気がいいのは一部の金持ちと政治家くらいなもんですから、ある意味では「ようやく『金持ち』『景気はよくなってる』という霧の向こうが見えたか」という気もするんですが、実際のところ、景気対策にもお金はかかるわけで、その資金は財政再建しないことには、やれ増税だの何だのでさらに国民を痛めつけてから行われるのでは、プラマイゼロ、むしろマ~イ。「最低限、自分たちが使いたい分のお金は確保しておいて・・・足りない?じゃあ増税♪」という、かる~い会話が聞こえてくるようです。怖い怖い・・・


なにより気になったのが、野党との対決姿勢をあらわにしたということ。新総裁当選の直後の会見でもそうですが、「野党と断固として戦う」とまでおっしゃいました。あれ?国会って口喧嘩する場所だっけ?僕の記憶が正しければ、国をよくするため、国民が安全で安心して暮らせるためのアレやコレやを議論し決定する場国をよくするため、国民が安全で安心して暮らせるためのアレやコレやを議論し決定する場だったような。おかしいなぁ~、「よとう組」さんと「やとう組」さんの園児達がケンカしてるぞぉ~?(笑)
彼らがどんだけケンカしたところで、その間にも景気はどんどん悪くなり、借金はどんどん膨らみ・・・と、まったくいいことナシ!そんなことしてる間があるなら、もっと実のなることをしなきゃと思うんです。まるで『与党vs野党』でケンカすることが当たり前かのよう。いい歳したおじいちゃま、あばあちゃま達なのに、孫の年代みたいなことを平気でテレビで晒せるという不思議w 「民意」「国民のため」って言葉を軽々しく使われるのも気になることろ。


結局最後は僕の持論である『正当政治くそくらえ』に行き着いてしまうんですが、そういう意味でちょっと期待すらした小泉元首相は、自民党を内戦状態にはしたもののブッ壊すまでのことはできず、あとの2人はそれ以前に首相だったかどうかも分からない短距離走者。麻生新総理は・・・ある意味ぶっ壊れてる??

麻生新総理に期待するとこは特にありませんが・・・強いて言えば「とりあえず今よりも経済が悪くならなきゃいいや」って程度ですね。もう自民党政治にそれ以上はそれ以上は何も望みません・・・