初夏の風にタンポポの白い冠毛が
舞っている頃となりました
宮本が世を去り早や一ヶ月余
本日「常泰院覚元道宥居士」
納骨 並びに五七日忌法要を
滞りなく相済せました
生前 皆様には暖かな心配りを賜り
心からお礼申し上げます
優しく思いやりのある故人でしたが
余りにも大きな悲しみのみを
残して行ってしまいました
夢多き人だった宮本は
今頃 大好きなバッハの
ブランデンブルグ協奏曲を聞きながら
夢の国に安らかに住んでいる事と思います
後に残された私共は
宮本の想い出と優しさを胸に
助け合っていくつもりでございます
皆様 本当に有難とうございました
昭和五十九年 五月十三日 宮本享子
当時 母が書いた挨拶状です