フリーの葬儀司会者&エンディングノート聴き取り代筆家🌹La vie en Rose(バラ色の人生)を綴る

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母と話し合ったエンディング

2013-05-29 23:41:03 | 葬儀司会・ゆいごん白書®️・終活遠足プランナー・旅立ち・エンディング(講座)

先日、母が来阪した際

エンディングの事を

話し合いました。

 

母とは会う度に

エンディングの話しが出ます。

 

と言うのは

母とは距離があるので

もしかしたら

臨終に立ち会えないかも・・・

と思うからです。

 

 

ここで余談・・・

親の死に目に会えない

この意味

私は先に書いたように

臨終に立ち会えない

そういう意味だと思っていました。

 

が調べてみると

親より自分が先に死んでしまう

という意味だそうで・・・

 

恥ずかしながら初めて知りました。

 

 

話しを戻しますが・・・

幸い母はエンディングの事を

『縁起でもない』

の言葉で片付ける人ではなく

話しておく事は大切だと

思ってくれているので助かります。

 

私自身も本人の希望を

聞いておく事は

大切な事だと思っているので

お互い前向きな話しができます。

 

 

ただ今回は母が

お棺に入れてほしいもの

を持参していた為

その品が私の目の前に来て

渡された時

思わず涙が出てしまいました。

 

 

頭では分かっているけれど

やはり辛い・・・・

 

 

だけど母としては

私に託した事で

少し安心したのだと思います。

 

 

エンディングを話し合う事は

親も子も

突き詰めると

多分 辛いことなのでしょう。

 

 

けれど

気持ちよく旅立てるように

送られる側の想いを

受け取っておく事は

大事な事だし

大切な事だと思います。

 

 

たとえ それが

辛い事だとしても

誰もが通る路なのだから

縁起でもない・・・

そんな言葉で逃げず

きちんと向き合わなきゃ・・・

 

そう思うのです。

 

 

 

お棺に入れたい品を

受け取っておきながら

母より私が先に逝ったら

笑えるんですけどね