意味なし番長

タイトルどおりあんまり意味はないんですが・・・

My Daddy's Dead

2010-07-18 | つれづれ
先日、父親が急逝し、思いがけず「お葬式」を経験することになってしまいました。
長男なので「喪主」

仕事の関係で死に目には会えず・・・
前日の夕方まで元気だったので、病院で亡骸を見た瞬間、呆気にとられてしまいましたが、看護士さんの「遺体の搬出はいつですか?申し訳ありませんが午前中には・・・」という言葉ですぐに現実に引き戻されました。

慌てて葬儀屋に電話し、とりあえず実家に運んでもらうことに。
家についても落ち着くどころか、間髪入れず葬儀屋との打ち合わせ。
通夜は翌日、葬儀は翌々日というのはすぐに決まったのだが、宗派は?祭壇は?何人くらい来ますか?受付の手伝いは?弁当の数は?・・・

え~っ!?そんなの分かんねえよ!

祖母のときは神式で執り行ったが、特に宗派にこだわりがあるわけではないので仏式でもいいか・・・ただ、何にしてもお布施とか結構難しいんだよな~と悩む。

そういえば、高校の同級生に僧侶の友人がいたな・・・ということで、何とか連絡をつけてお願いすることができた。
お布施とか戒名料とかの金額で悩まなくてもいいから助かった。

ええ~い、あとはままよ!といろんなことを適当に決め、後は葬儀屋におまかせ・・・といってもいろいろ書類書いたり、訃報を聞いて駆けつけてきてくださった方にあいさつしたり、息つく間もなくやることばかり。


通夜式、葬式はまるでできの悪い映画の主人公やってるみたい・・・
通夜には400人近くの方が参列していただき、ひたすら「コメツキムシ」のようにお辞儀しまくっていたら腰が痛くなった・・・

翌日の葬式では、伊丹十三監督の映画「お葬式」みたく喪主あいさつにかなり悩んだ末、結局何言ってるのか自分で分からなくなってしまいました・・・
身内はさぞやハラハラしたことでしょう。


3月に友人を事故で亡くしたときは、何もすることができずひたすら寂しさと無力感に打ちのめされていましたが、身内の葬式は大変すぎて何も考えていられないというのが正直な感想でした。
でも、一度経験したからこれで大丈夫!って、こんな経験はあんまりしたくないですね。


最後に、

たくさんの人に見送ってもらえてよかったな、お父さん・・・
でも、これからやらなきゃいけないことの多さを考えると・・・面倒だよ・・・


いつまで経っても、息子ってのは父親に対して素直になれないみたいで・・・(苦笑)


Queen "Procession /Father To Son"


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