Cait Sith Underground

psychedelic chaos -Cait Sith-

猫たちの日常★Cait Sithの創作

猫を保護しました

2018年04月18日 | cat life
猫を保護しました。

多分初対面なのはこの時⇒

確実なのはこっち⇒

この黒猫(♀)さんです。
初めて見た時は超ガリガリで大丈夫か?って心配しました。
それから毎日のようにウチに通いだして窓越しに甘えてくるしベランダに出ると足に擦り寄ってくるし。
ベランダのドアから部屋に入って行こうとするほど。
ホンマにノラか?ってくらい人懐っこく。
1年以上ずーっとウチに通う黒猫。
その間に2回の妊娠を見た(仔猫は見てないけどお腹が大きい時期があった)
そんな昨年冬、夜はいつもどこか寝床に帰っていくのに帰る様子がない。
ひたすら寒いベランダで凍えながら窓に張り付いてる。
夜中2~3時にふと目が覚めて確認するとやっぱり居る。
数週間が過ぎて…あかん…気になりすぎて私の精神状態が良くないわ。
って事で、正月明けの1/5に保護しました。
因みに保護する前にちゃんと隔離できる部屋(トイレ、ベッド、湯たんぽ、おもちゃ)を用意。
タンスがあるのでキャットタワーは要らないかな、と。

正直、保護するまでに何度も何度も葛藤を繰り返しました。
保護するってことは全部責任持つって事。
ウチの子になるか里親さんを探すか考えた時に私にとって一番優先すべきは蘭丸と紫衣。
なので何か一つでも蘭丸と紫衣に影響する事があるならウチの子には出来ない。
例えば猫エイズだったらケンカして感染るかもしれないとか相性の問題も。
なので里親さん募集になる前提で保護することに決めました。

晩御飯を食べさせそのまま抱っこしてキャリーへ。
大人しくすんなり捕獲。
車に乗せても大人しい。
病院ではちょっとビビッて固まってたけど大人しい。
とりあえず体重量って(3kg)、猫エイズと白血病の検査。
でも保護したばかりなので万一この1週間で他の猫との接触で感染していることも説明をうけたのですが
今の段階を知りたかったので検査してもらいました。
結果は両方共陰性。
検便や他簡易検査もクリア。
ただ歯周病が酷く、赤く腫れあがってる。奥歯は多分もうダメっぽい。
(それでもご飯は残さず全部食べられます)
3ヵ月後にもう一度検査をしてもらうとしてその時に詳しい血液検査も避妊手術も抜歯もすることに決定。
一度の麻酔で一気にできることをした方が猫さんにも負担が少ない。
あと先生には心配ないと言われたけど片目が少し赤くなってたので目薬を処方してもらいました。

カルテを作る際、看護師さんに「名前は?まだ決まってない?」と聞かれ…あ、考えてなかった。

えーっと、じゃあ黒猫やから「くーちゃん」(仮)で。



それから3ヶ月、私の大変な日々が…と言いたいとこですが、くーちゃんは全く手のかからない子で。

保護した翌朝にフロントラインでノミダニ駆除。
検便の際に何も見つからなかったので駆虫薬の処方はなかったけど念のため市販の虫くだしを投薬。
カリカリと一緒にペロッと食べてくれました。
目薬もあまり嫌がることなく簡単につけれたし。
用意したトイレには教えてないのに大も小も失敗なくできて。
用意したベッド(段ボールを2個あわせてクッションとブランケットと湯たんぽを入れたもの)でスヤスヤ寝て。
フェルトのボールで投げては咥えて持ってきてまた投げては咥えて持ってきて。
タンスに登りそこの窓から見える外の景色を眺め寛ぐ。
デレデレ、グイグイ甘えてくるので本当にノラだったのかしら?という具合。

でも手でおやつをあげると食べない。
器に入れると食べる。
おやつを持った手にもスリスリしてくるので甘えたい方が勝つのかも。
それと手からおやつを食べるというのが分からないのかも。

保護して二日目には私の前でトイレをしたり。
人に対しては全然大丈夫な様子。

すっかり私に慣れてきたので1/21にお風呂で身体を洗いました。
やたら鳴くけど抵抗はせず(笑)
やっぱりドライヤーはダメらしくビビッて逃げるのでタオルでしっかり拭いたあとストーブで温めながら乾かしました。
その時の写真がコレ↓


そして1/26にお尻の周りにゴマのようなモノが…
こ、これは瓜実条虫っ!!(のカラダの一部排泄されたモノね)
このゴマだけ口にしても寄生はしないけどノミやダニがこのゴマ食べて猫に入ると寄生する。
見つけたのは土曜の夕方だったので週明けに動物病院に行きドロンタールを処方してもらいました。
回虫は市販の薬でも効くけど条虫は病院で処方してもらう薬じゃないと効かない。
あと、回虫と違って条虫は排泄された時に目視確認はほぼ出来ないから気持ち悪っ!ってなる事がないね(笑)
(蘭丸と紫衣の時に回虫を初めて見て叫びそうになったもので^^;)
1度目の投薬後ゴマは現れなくなったけど念のために2度目の投薬も。
これで安心。

そんなこんなで3月に入ると…やってきました発情期。
めっちゃ鳴く。
とにかくめっちゃ鳴く。
ご近所から苦情きたらどうしよとか思うくらい鳴く。
けど苦情は来なかった。
発情期間はあまり構いすぎると余計に発情が酷くなるから申し訳ないけど塩対応で。
10日間くらい経つと少し鳴き声がおさまり、でも甘えたが加速してる気が。

そしてやっと手術の日が。
3/30に避妊&抜歯手術しました。
歯は前歯と犬歯を残してそれより後ろの歯は抜きました。
既にもう失くなってる歯の方が多く奥歯もポロッと取れたそう。
手術前に見積もってた金額よりかなり安めで済んで「あれ?」って思ってたら「簡単に歯も取れたんでいいです」って。
血液検査もオールクリアで健康体。
結果避妊手術代くらいしか払ってない。
良心的な金額で助かりました。

術後、麻酔から醒めてペロリとご飯を完食したそうで。
先生曰く「この子はたくましい」
それは良かった♪
その日のうちに退院で帰宅してからもいつもの量を完食。
朝抜いた分そんなにお腹空いてたの?
すぐにタンスに上がったり…さすがにちょっと大人しくして欲しいんだけど。
因みにカラーは無しです。
余程のことがない限りつけなくて大丈夫ってのがかかりつけの病院。

翌日は手術の疲れが出たのかご飯を少し残して大人しくしていました。
身体が冷えるといけないので湯たんぽと一緒に寝床へ。
ちょっとダウンしてたのはその1日だけでそれからはいつも通り。
10日後に抜糸も終わり(こちらも費用ゼロ)
晴れてスッキリ全ての工程が終わりました。
まだ剃ったお腹は生え揃ってないのでツンツルテンだけど。


人懐っこくて可愛い黒猫のくーちゃん。

猫エイズ:陰性
白血病:陰性
血液検査:正常
検便:正常
避妊手術済み
体重:約3kg
年齢:推定3~5歳
とても人懐っこくて甘えたさん。
活発なので結構若い方かも。
尻尾は細くスラーっと長く、身体はスレンダーです。
右耳の先が少し切れています。

まだチラシが作れていないのですが里親さん募集中です。
なんせ綺麗な写真が撮れない。
黒猫なのでピントがなかなか合わず、さらにカメラ向けるとすぐに近寄ってくるので更にピント合わない。




続編へ続く。




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