クリプトKです!
前回はニクソンショックにより、ドルは金の裏付けが無くなり、ペトロダラーへと変化し、バブル経済が弾ける度にQuantitative Easing(QE)=量的緩和によって、国は通貨をたくさん発行して、負債を買い取り、国民が税金という形で将来支払いをする事になってきました。この通貨を大量に発行すると言う事はウイスキーボトルに水を混ぜるようなものだというお話をしました。今日はお金に混ぜ物をして崩壊した帝国についてお話します。
以前、ブログで紹介した貴金属専門家のマイクマロニー氏はユーチューブ・ビデオ『Hidden Secrets of Money2‐お金の隠された秘密』(残念ながら英語版しかありませんが、英語の分かる方は是非ご覧ください)の中でギリシャ帝国の崩壊を説明し、歴史上の帝国が崩壊する際の7つのステージについて以下のように説明しています。
1.健全なお金
2.公共事業の積み重ね
3.軍事増大
4.戦争
5.通貨の質の低下
6.信頼の失墜
7.通貨危機・金への需要移行
このパターンはローマ帝国も同じです。戦争費用の支払いに困り、金に混ぜ物をした結果、通貨の価値がなくなり崩壊しました。
では、今のアメリカはどうでしょうか?
次回は、現在のアメリカについてお話をしたいと思います。
クリプトK