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レッドピルか?ブルーピルか?③ お金に関して目覚める時

2019-08-18 22:22:58 | レッドピル・お金に関する知識
クリプトKです!
前回は『通貨』と『お金』の違いについてお話しました。
記事の終わりに1970年までは通貨にも『お金』の定義にある価値の保存があったと書きました。それはなぜかというと、ニクソン大統領が1971年に金本位制の終了を発表するまで、ドル札は 金に交換することができたからです。例えると、クリーニング屋さんに服を預けて、引き取る際に渡すレシートのように、ドル札(通貨)は銀行に行って金(お金)に交換できる引換券だったのです。これが当時の20ドル札です。
 
 
銀行でドルが金に交換することができなくなった。これがニクソンショックです。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%82%AF%E3%82%BD%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%82%AF
では、『お金』である金と繋がりをなくしたドル(通貨)はその後どうなったのでしょうか?信用を無くして紙くずになった???そうではありません。ドルは『ブラックゴールド』と呼ばれる新たなお金(石油)と結びついていたのです。これがペトロダラー(オイルマネーやオイルダラーとも呼ばれる)です。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%83%BC
 
当時は石油を買う際に、ドルを使うことが決められていたため、ドルは石油の引換券として生き延びていたのです。そして、無茶苦茶な経済活動をしてバブル経済が弾けても、石油を買うにはドルが必要なので、需要は世界中にあり、 Quantitative Easing(QE)=量的緩和によって、国は通貨をたくさん発行して、負債を買い取り、国民が税金という形で将来支払いをする事になったのです。量的緩和というと、何か『悪い規則』を緩和するような錯覚を覚えますが、簡単に言うと、国が合法的に大量のお札を刷ることです。といってもデジタル時代なので、実際に紙のお札を刷るのではなく、銀行のコンピューターに0のたくさんついた金額が入力されるだけです。個人が大量のお札を刷るとどうなるんでしょうね;)
 
では、引換券としての役割をしている通貨であるドルがたくさん刷られて、実際の石油の量をはるかに上回ってしまったら、ドルの価値は一体どうなってしまうのでしょうか???考えてみてください。例えば、ウイスキーを飲んでボトルに水を混ぜたとします。初めは誰も気が付かないかもしれませんが、水の量が圧倒的に多くなった時、どうなるでしょうか?
次回はお金に混ぜ物をして崩壊した歴史的国家の共通点についてお話をしたいと思います。
ではまた!
クリプトK

John MacAfee(ジョン・マカフィー)を装った詐欺メールにご注意を!

2019-08-18 02:11:39 | ビットコイン・クリプト詐欺の注意情報

クリプトKです!

John MacAfee(ジョン・マカフィー)を装った詐欺メールが出回っているそうなのでご注意ください。

ビットコインの10分の一を送るとジョン・マカフィーがビットコイン1枚にして送り返してくれるといった内容だそうです。

そんなに甘い話はありません。ご注意ください!

クリプトK


レッドピルか?ブルーピルか?② お金に関して目覚める時

2019-08-18 01:21:45 | レッドピル・お金に関する知識

クリプトKです!

前回は『金(きん)や銀』が本当のお金で、我々が使っている硬貨やお札は『通貨』であるというお話をしました。今日は『お金』と『通貨』の違いについてお話します。では、この2つは一体どこがどう違うのでしょうか?貴金属の専門家‐Mike Maloneyマイク・マロニー氏が制作したユーチューブビデオ『Hidden Secrets of Money 1~お金の隠された秘密』では次のように語られています。

この動画はシリーズ化されていて非常に分かりやすいのでお勧めのサイトです。残念ながら日本語訳がないのですが、英語の分かる方は是非ご覧ください。

通貨の定義

1.物やサービスの交換の仲介役

2.物やサービスの価値を計る

3.持ち運びやすい

4.耐久性がある***ある程度

5.分割することが可能(1円、5円、100円...)

6.誰もが共通に使える(あなたが持っている100円でも、私が持っている100円でも同じものが買える)

お金の定義

1.物やサービスの交換の仲介役

2.物やサービスの価値を計る

3.持ち運びやすい

4.耐久性がある

5.分割することが可能(1円、5円、100円...)

6.共通に使える(あなたが持っている100円でも、私が持っている100円でも同じものが買える)

5.価値の保存(長期に渡って価値が残る)

1970年までは通貨にも5.価値の保存がありましたが、今ではありません。

これが需要なポイントになるので覚えていてくださいね。

次回は、なぜ通貨に価値がなくなったかについてお話します。

では、また!

クリプトK