夏休み6日目
積丹岬を漕いだからには、神威岬もこぎたくなるのが心情
やや雲が多くなってきたものの、雲の切れ間からは晴れ間も見えてるぞ。
風も微風だし、海面も穏やかだ。
神威岬の近くにある漁港から出艇することに〜
この神威岬にも義経さんのお話がありました。
奥州から密かに蝦夷地に渡った義経さん、日高の平取(びらとり)にたどり着きました。
そこで、首長の娘チャレンカと恋仲に〜
しかし大きな野望を持つ義経さん、チャレンカを置いて旅立ってしまうのです。
これが、義経がモンゴルへ渡った「ジンギスカン伝説」に結びつくらしい!
それを知ったチャレンカ、すぐに後を追いかけて積丹半島で追いつきました。
神威岬の先端までやってきたチャレンカが目にしたのは...
義経を乗せた船がすでに遥か沖の方で遠ざかり、少しずつ見えなくなっていく光景でした。
悲しみにくれたチャレンカは、「和人の船、婦女を乗せてここを過ぐればすなわち覆沈せん」という恨みの言葉を残し海に身を投げてしまいました。
やがてチャレンカの悲しみが岩と化し、神威岩になったと伝えられています。
以来、神威岬周辺で女性を乗せた船が通り過ぎようとすると、必ず転覆したことから、明治時代初期まで女人禁制の地とされていたそうです。
義経さ~ん、女泣かせだなあ~
でも女ってそういう男に弱いもの・・・
このお話を知る前にチャレンカ岩ツーリングをしていたのですが、そしてチャレンカ岩の横を通って少しだけツーリングを続けるつもりでした。
でも、チャレンカ岩まで行ったら、その先に行かないほうが良いのかなって何となく感じたので、チャレンカ岩から出艇した漁港に戻りました。
通り過ぎていたら、チャレンカの逆鱗に触れていたのかな...
でもそのおかけでご馳走にありつけました!
やったー!!
これでうちっちの積丹リベンジキャンプツーリングは幕を閉じました~
温泉入って、残りの北の国の旅を満喫するぞ!!