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花咲かブログ

おたく女ののんびり生活

嘘喰い第272話「去る者は忘却」:ネタバレ感想

2012年02月20日 01時01分14秒 | 嘘喰い
ネタバレしてますよ~




懐かしい懐かしい尾野神検事総長。そして富士の山荘での出来事。
そうでしたね、密葬課設立は蜂名さんの仲間4人も関わっていたのですね。

見事なる創一さんの機転で南方を交わし、そしてガクトを使って大脱出。訳アリ人生を歩む人達にとって「ちょっと事情が」「話はあとで」は必殺ワードなんだなあと実感しました。確かに……。

一歩カールさんは暴行された挙句に画像を奪われ……、でしたが、そこは抜かりなく復讐の手立てを準備していたようですね。
しかしなんともさびしげな……、かつて多くの聴衆に対して演説をぶったカールさんではありましたが、そして、その言葉に心動かされた人物もいたというのに。その感動をも、人は忘れて行くのですね。なるほど……。

しかしあっさりと包囲網を突破したかに見える、ガクトと蜂名さんですけど。
どうなんだろう、ガクトさんの車をチェックした警察官は人数に疑問を持っていた風ですけど。うーん??

そんな皆さんの苦しみの背後で、一人人生を畳む話を始めている撻器ちゃん。
ちょ、待って!その目閉じてはいけない!
しかし撻器ちゃん的には、わが生涯に悔いなしの境地に入り込みつつある感じが……。夜行さんとのバトルが撻器さんをこの心境に導いたんでしょうか。夜行さんとしても撻器さんとしてもお互い満足行く状況だろうけど、だがしかし。

そして、栄羽さんは既に故人であることが判明。
創一さんが戻るべきはパパの元オンリーだったのですね。そして肝心なことはパパ一人が把握していたらしい。まあ、切間に「まさか」があろうとは、きっと思わなかったんでしょうね……。何しろ戦国時代から一子相伝を貫いてこれた一家ですから。

今週はあらゆる「今後への期待」が散りばめられた回でしたね。
貘さんのにやり顔も期待させてくれますし。
本気で創一さんは行方不明になりそうな可能性もあるし。

ああ、ここから、全くの別人蜂名くんとして生きざるを得なくなった創一さんが、賭郎のお屋形様に戻るべく屈辱からの回帰を……、は、ないですよね。
んでも、内調辞めるわけにも行くまいだろうし、うーん、どうなるんでしょうね。賭郎の屋台骨本気で揺るぐ勢いですね。

棟梁の座が血縁相続であるなら、創一さんの親戚なり兄弟なりが登場の可能性もありえるんですかね。そういう揺らぎには、容赦なく付け込んでいきそうなのが貘さんという感じですけど。


そしてそして。
ラストシーンがまた期待させるじゃないですか。カラカルと仲良くなったあのCAさんですよ。しかしここはどこの空港なんでしょうね。スッチーさんが欧米人ぽいので、アイデアルの本拠地であるアメリカの空港でしょうか。うーん、どうだっけなあ? 私は渡米したことないんで謎ですが……。確か、サイパン行った時は日本発の飛行機のスタッフは外国人だったと思う。てことは、この飛行機は日本から海外へ出国する便の可能性もあるのかな。

しかしファーストクラスを一人貸し切りにするのはカラカルだけの癖だろうし。うーん、うーん、何でしょうね。誰でしょうね、現れたお客様は。よくわからないけど、例えばボスが戦死したカラカルの真似をしてファーストクラス貸切、は、なさそうですしねえ。そんな殊勝なことはしなさそう。

素直に読めば、”カラカルが生きていて、帰国するための飛行機に乗り込んだ”ですけども。


謎ですね。
そしてついに次号から新展開とのこと。
捨隈のことやら、雹吾のその後、気になることは山の如く。一体何が明かされるのか、楽しみでなりません。



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