16:00頃、帰り始める予定だった。
来る前は15:00でいいかなと思っていたぐらいだったが、
結局のところ閉園の17:00まで遊んでしまいそうな勢いだった。
下の子は疲れてもう帰りたいと言い始めていたが、
(遊園地に飽きたのではなく、自分の思い通りにならないのが
気に入らなくなってきただけ。)
往生際悪く、最後にもう一度10周に挑戦することにした。
もう一度、2,500円を払いチケットを購入。
誓約書を書いて、走行受付へと向かう。
今回は8号車だ。
今回はプロテクタを着けた男性と女性のお二方と同時スタート。
オフィシャルも心得たモンで、お二人をスタートさせてから
俺に合図が出た。
(グリッドは俺の方がインサイドだったため、「え?いいの?」
みたいな空気が流れたが、俺にはありがたいことだった。
(まちがいなくつつき回される状態になっただろうから。))
コースインしてからは脳内で練っていたラインをトレースすることに
専念する。
狐の嫁入りな雨がぱらつき始めた。
しかも②コーナー立ち上がりから③コーナーへの立ち上がりは
真正面から夕日が照っており、前が見えづらい。
⑤コーナーへのブレーキングが効かない!
なんじゃこらぁと思いながら、カートの個体差かと思い直し、
ブレーキの効きを確認しながらオープニングラップを終了。
タイムアタック開始!
3周目、⑧コーナーへの進入で無理をしすぎてスピン。
既に⑦コーナーを立ち上がりつつあるマシンをやり過ごしてから
コース復帰。⑨コーナー手前でもう1台を前に行かせる。
6周目あたりから9号車に近づき始める。
3周タイムアタックに挑戦している人のようで、俺より若干遅い。
抜けたら抜くが、接触はしたくないので無理はできない。
7周目①コーナー立ち上がりから②コーナー③コーナーへのつなぎで
ラインの差が出たようで、③コーナー手前で追突しかけた。
ブレーキでスピンしかけるが仕方ない。その後④コーナーから
⑤コーナーへのストレートでラインを大外に構える。
⑤コーナー立ち上がりでインが開いたら挿せるかなとクリップを
最奥に取ろうと考えた。
が、9号車は⑤コーナーでスピン。
もしかしたら俺が変なプレッシャーをかけてしまったかもしれない。
9号車をパスするとクリアラップになったようだ。
最後のアタックを敢行。
必死に走ったタイムは、
1周目 43.447
2周目 42.370
3周目 53.167
4周目 42.641
5周目 42.056
6周目 42.256
7周目 45.414
8周目 42.273
9周目 41.963
10周目 41.494(BestLap)
2007/11/12 16:26:04 コース:ドライ
この時点でのコースレコードは、16:16に記録された33.811。
どちくしょ~~~~!!!!
クラスBで37.999を切ると、MSL「A」にステップアップできるんだが、
どう見てもこの前に40秒の壁があるようだ。
「40秒には壁があるんですか?」
「え~っと、このぐらいかな。(親指と人差し指を指3本分ぐらい開ける)」
「低! おわっとるがな(笑」
「でも本人がこのぐらいの高さなら(指4本分)こんな壁でも
大変なわけですよ。」
「それはその通りですね。」
「ただ今日のコンディションで、このタイムはまぁまぁ走れてますよ。」
「と、言いますと?」
「完全にドライじゃないんです。雨ぱらついていたでしょ?
走ってると速度が速いからコース上ではほとんど見えてないと
思いますけど、これぐらいの雨でも結構路面は濡れてて影響は出ます。」
「具体的にはどのぐらいタイムを損してますか?」
「2秒ぐらいかな。」「うん、2秒ぐらいやね。」
「そうですか・・。その言葉を信じて生きていくことにします。」
「また挑戦に来てください。」
「かなり先になりそうですが(笑」
さて、腕の方はそんなに問題なく(だるいのはだるいが)
強烈な渋滞を抜けてからは、順調に走り帰宅することができた。
往復してどこで休憩を入れるかなどの情報も仕入れたし、
日帰りで来ることも十分可能とも思われる。
また機会があれば挑戦してみたい。
いや、絶対に挑戦する!
帰宅後、自宅周辺にカート場がないかどうか調べてみる。
確か20km圏内にあったと思ったが、そこの情報はネット上にはなかった。
また今度周辺に行ってみようと思う。
それ以前に、息子が乗れるカートをレンタルしている場所だ。
あんなおもしろいものを体験させずにいることはない。
本人も興味があるうちに一度は乗せてやろうと思う。
その上で本人がびびって乗らないなら仕方のないことだしな。
で、いろいろと調べていくと、俺の走り方に根本的な間違いが
あることがわかった。
コーナーでイン側に体を傾けてしまっている。
体ごとステアリングを回しに行っているんだ。
バイクに乗っていたからだろうか。横Gに対抗するために
体を内に倒して乗ってしまっている。
(もちろんビデオ撮影を愛する妻に頼んでおいたので、
それを見直しての感想。)
カートにはデフがない。後輪は左右で直結されている。
つまり、内側の後輪が滑るか浮くかしないと曲がらない。
ということは、内側の荷重はできるだけ抜く必要がある。
正解はアウト荷重になる。
イン側に荷重をかけるのは曲がらないようにしているも同然だった。
だからブレーキが多くいるし、ステアリングも多く切らなければならない。
どちらとも貴重な運動エネルギーをなくしてしまう行動だ。
イン側の後輪を浮かせて走っている画像を見て、そんなにつっこめるのか
と思っていたが、あれは速く走るためのテクニックだったんだ。
先に調べておけと言うのは後の祭りなんで考えないようにしよう。
次に挑戦するときに大きな課題ができたじゃないか。
ドライなら荷重を外に持って行く気持ちを持つぐらいで十分らしいが、
ウェットなら外荷重をかなり意識する必要があるそうだ。
次回挑戦までに1日1度は「コーナーでは外荷重」と唱えることにしよう。
ワークスに乗りながら練習してみようかな(笑