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Scalable Vector Graphics等,不定期

color-rendering

2006-12-03 | 仕様
color-renderingプロパティは、色の補間や合成処理の最適化の手がかりを与える際に使われます。

color-renderingプロパティによって、色の補間や合成の処理について速度と品質のどちらを優先して行うかを判断するための手がかりが与えられます。
SVG Tiny 1.2では外部のCSSをサポートしていないので、color-renderingプロパティの値を指定する場合はcolor-rendering属性を利用します。

color-rendering属性の値は"auto"、"optimizeSpeed"、"optimizeQuality"、もしくは"inherit"です。
"auto"の場合は、ユーザエージェントが速度と品質の適切なバランスをとるべきことを示しますが、品質が速度より重要視されるべきです。
"optimizeSpeed"の場合は、ユーザエージェントが速度を品質よりも優先するべきことを示します。RGB表示デバイスにおいては時として、色の補間や合成の処理をデバイスの色空間で行います。
"optimizeQuality"の場合は、ユーザエージェントが品質を速度よりも優先するべきことを示します。

例えば、
color-rendering="auto"
のように書けば、色の補間や合成の処理についてユーザエージェントが速度と品質のバランスをとるべきことを示します。

color-rendering属性がない場合は"auto"として扱われます。