善人塾

音楽、映画、旅行・観光、そして飲食。過去・現代のあらゆる事象をあらゆる出典を紐解き、多角的角度から見つめ、情報提供。

■新作映画評論 「キック・アス ジャスティス・フォーエバー」

2014-02-25 06:00:00 | 映画専科


近日公開または公開中の最新作批評のコーナー。


■ 「キック・アス ジャスティス・フォーエバー」

映画ファンよ! その“色眼鏡”を外せ!
編集部が確かめてきた「キック・アス」続編の本当の実力!





監督

ジェフ・ワドロウ



キャスト

アーロン・テイラー=ジョンソン(デイブ・リズースキー/キック・アス)
クリストファー・ミンツ=プラッセ(クリス・ダミーコ/マザー・ファッカー)
クロエ・グレース・モレッツ(ミンディ・マクレイディ/ヒット・ガール)
ジム・キャリー(スターズ・アンド・ストライプス大佐)
モリス・チェスナット



解説

 「あの『キック・アス』の続編が製作される!」というビッグニュースが全世界を駆けめぐり、映画ファンはその完成の時を今か今かと待ちわびた。そして、ついに待望の続編「キック・アス ジャスティス・フォーエバー」が完成。だが、いち早く公開されたアメリカではNo.1デビューを果たせず、なんとなく「続編はダメなんじゃないか?」という不安が、映画ファンの間でもチラホラ……。果たして、そのイヤな不安は的中するのか、それとも取り越し苦労に過ぎないのか。熱烈な「キック・アス」ファンでもある映画.comこそが、その真相を究明しなければならない!と熱い使命に燃え、いち早く同作の鑑賞に臨んだ。

 断言しよう、ファンの不安は“大いなる勘違い”に過ぎなかった。「キック・アス ジャスティス・フォーエバー」は、あらゆる不安を吹っ飛ばすクオリティを放つ続編だった。

 「監督が変われば、作品のテイストやクオリティが大きく変わる」というのが、映画を見慣れているファンにとってはシリーズものについて回る心配のタネだろう。「キック・アス」についてもまた、前作のマシュー・ボーンから新鋭のジェフ・ワドロウへと監督が交代されているが、そこは心配は無用だった。ボーンはプロデューサーとして作品全体をコントロールし、そのお眼鏡に適った“コミック愛”“キック・アス愛”に満ちた男がワドロウ監督だったからだ。しかも監督以外のスタッフは全て前作からのボーン組が再結集! 作品テイストは前作通りな上に、“等身大”ヒーローが複数登場することにより、作品世界がさらにスケールアップを果たしているのだ。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。