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#アカデミー賞 『キャバレー』(CABARET )(1972年)

2014-03-28 06:00:00 | 映画専科

アカデミー賞


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#32 ベン・ハー(1959)#03 西部戦線異常なし(1930)#49 ロッキー(1976)#12 風と共に去りぬ(1939)#16 カサブランカ(1943)#70 タイタニック(1997)#38 サウンド・オブ・ミュージック(1965)#45 ゴッドファーザー(1972)#64 羊たちの沈黙(1991)#61 レインマン(1988)#46 スティング(1973)#35 アラビアのロレンス(1962)#81 スラムドッグ$ミリオネア(2008)#58 愛と哀しみの果て(1985)#30 戦場にかける橋(1957)#01 つばさ(1928)#66 シンドラーのリスト(1993)#77 ミリオンダラー・ベイビー(2004)#60 ラストエンペラー(1987)
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Oscar+Text
アカデミー賞(Wikipedia)







『キャバレー』(CABARET )(1972年)
主演女優賞(ライザ・ミネリ)、監督賞(ボブ・フォッシー)



監督

ボブ・フォッシー


主なキャスト

ライザ・ミネリ, マイケル・ヨーク, ヘルムート・グリーム, ジョエル・グレイ


ストーリー

 1929年から30年にかけてのドイツ、ナチスが台頭し始めてきたころのベルリンのキャバレーを舞台に繰り広げられる、さまざまな人間模様を描いたブロードウェイ・ミュージカル(初演は1966年)の名作を基に、名匠ボブ・フォシー監督が描くデカダン・ミュージカル映画の傑作。キャバレー歌手サリー(ライザ・ミネリ)の下宿に越してきたイギリス人青年ブライアン(マイケル・ヨーク)、ふたりの仲に介入していくバイセクシュアルの貴族(ヘルムート・グレーム)、そしてすべての登場人物と世相を操るかのように現れるキャバレーの司会者(ジョエル・グレイ)…。
 彼らの織り成すドラマと歌の数々から、やがてファシズムを支える要素が、政治への無関心そのものであることまで浮き彫りにされていく。


レビュー

●『キャバレー』のレビューの中で、よく目にするのが「後味の悪い作品」という言葉である。1930年代後半ベルリン。ナチスの足音が少しずつ忍び寄る退廃的な雰囲気の中での、退廃的な恋とその破局を描いた作品のエンディングの、何がそんなに後味を悪くさせるのだろう?
 あのドラム音に続く、鏡に歪んだ鉤十字と、無音のクレジットという演出から象徴的に感じ取れるものは、実は「緊張感」である。バカ騒ぎの後に何が来るのか?史実上は第二次世界大戦の悲劇が訪れるわけであるが、それをフォッシーは「バカ騒ぎの後の、無音のクレジット」という演出で描こうと努力している。
 通常は、ストーリのオチがあって、適当な音楽と共にエンドクレジットが流され、見ている我々に「これで映画はおしまい」というメッセージと安心感を伝えるわけであるが、わざわざそのオーソドックス・パターンを外してまでも描いているのは、戦争という時代背景が持つ「後味の悪さ」に違いならない。この演出を映画としての「後気味の悪さ」と捉えるか、実際の歴史が辿った「後味の悪さ」と捉えるかは、見る人次第かも知れないが・・・。いずれにしろ、シーンのあちこちで徐々に示されていく戦争の描き方としては、とても面白いし、評価されるべきだと思う。
 それにしても、ライザ・ミネリの見事なまでもの歌唱力にはうなるばかりだ。



出典:Amazon.co.jp



★コメント

○ナチスドイツが勢力を伸ばし、暴力が社会から自由や歓びを奪ってゆく様子が描かれています。不気味な恐怖が社会全体を覆ってゆく時代の歴史の一瞬を垣間見る感じですねぇ。



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2014-03-28 05:22:32 | 生活・日用品・家具



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