
セント・プロバス・ホーリー・チャペルです。
「デジタルハイビジョン・・・」
↑車を降り立ったときの感想(笑)。
空の青。海の藍。緑の碧。
チャペルの屋根の茶色と壁の象牙色。
すべての色が濃く鮮明で、写真を見ているようでした。
強い紫外線のせいなのか?
ホテルの敷地内とはいえ、他のお客さんが入ってくることはないからプライベートな雰囲気だし、視界いっぱいの海とその中にぽつんと佇む小さなチャペルを貸し切っているみたいで、なんだかとってもいい気分。
だがしかし・・・、
噂には聞いていたけれど・・・
風がめちゃくちゃ強いっ!!
高台に建つチャペルなので、常時強風ということはまあ、特徴の1つというか、気に入って選んだこのチャペルの唯一の弱点だったので、心の準備とヘアスタイルの準備はしていたのだけれど、それでもやはり自然の前では無力です。
これも1つの祝福だと思えばそれも思ひ出。
さて、チャペルの前では担当者のサザエさんが先回りして待っていてくれました。
隣には私の姉が貴重品を受け取るため一緒に待機。
車のドアを開けて荷物を渡すと、ウェディングドレス姿を初めて見た姉がキレーイだかカワイーイだかのお褒めの言葉を言ってくれました。(曖昧な記憶・・・)
そのままチャペルに進もうとすると、待て待て、と。
どうやらリムジンを降りるところからまた撮影を再スタートしたいらしいのです。
ここでひといき~挙式の写真(アルバム)&ビデオについて~
このあたりについては日本の結婚式同様オプションで細かく選ぶことができました。
私たちは、基本のセットプランの中に、「挙式の写真(アルバム)」と「挙式のビデオ」がついていたので、ビデオだけ「準備風景」から撮ってもらうようにオプションで追加しました。
せめて新婦の母にくらいは準備の様子がどんなものだったのかを見せたいな、と思って。
結果的に準備風景の写真は新郎がチョコチョコ撮ってくれたし、アルバムに残すほどのものじゃなかったので基本のままにしておいて正解だったと思います。
(というわけで、さっきまでいた「カメラマン・ボブ」は、正確には「ビデオマン」です。)
それでは、撮影開始。
まず新郎から車を降りてくださーい、ここに手を置いてー、新婦に手を差し伸べてー、新婦さん、新郎の顔を見ながらそっと手をとってー、はい見つめ合ってくださーい、スマイルスマイル~!・・・云々。
「演出くさくねー?」
と、心の中でつぶやきながらも、普段は絶対にのまないだろう数々のこっぱずかしい要求を「今日だけ。今日だけ。」と言い聞かせながら頑張って聞き入れました。
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