中国・内モンゴルの旅～草原へ～

久しぶりの日記の更新。それもこれも8月6日より11日間ほど中国・内モンゴルに行っていたのだ。
無事、日本に帰ってきてから一週間が過ぎた。現実生活にもまれ、あのメンバー20人で過ごした草原を馬で駆けた生活がまるで、夢であったかのようにすら思えてしまう。

この旅の移動は、下関より船で青島へそして夜行列車に乗って内陸へ移動する。主に陸路を利用した事で、時間こそかかったものの現地の人の生活を垣間見ることが出来て感動した。『中国の格差社会』を直に見たことは、今でも感情を動揺させている。

下関港で始めて旅のメンバーと顔を合わせた。船で丸一日かけて中国に上陸する。

青島駅より夜行列車に乗り内陸へ

3段ベットの夜行列車にみんなテンションＵＰ↑
中国語や英語をしゃべれるメンバーで協力しながら通訳をして、列車の中で中国の人と一緒に会話したり、トランプしたりして過ごした。

翌日、山西省太源についてから今度はバスで移動。

中国の交通事情に直面。早速カルチャーショック!!車線があるのかないのか縦横無尽に走る大量の車とバイクとチャリンコ!!!
ノーヘルは当たり前。写真はヘルメット着用だが三人乗り。道路を横断するのも旅行者のうち等にとっては命がけだ…

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両替をして、市場での買い物。
『多少銭（デゥオシャオチェン）』…これいくら？
『太貴了（タイクェイラ）』…高すぎる!!
は必須の言葉。みんな、値段交渉を楽しんだり、パチもんを見つけて喜んでたり。個人的には向日葵の種（花ごと）がヒット!!
これを片手で持ちながらポリポリ食べる歩きとかしてみたい（笑）

そして、世界遺産の街『平遙』
城門をくぐるとまるでタイムスリップしたかのような美しい街並み。

う～ん…なんて広くて美しい街なんだろう～

日が落ちた後も、とても風情があって素晴らしい!!特にこの裸電球♪私、裸電球萌えなんです。

中国のコカコーラゲット!!600ｍｌにて4元!!中国サイコー!!

翌日、世界遺産の『雲崗石窟（ユンガンシークー）』へ。
この旅の特色でもあるが、各地の観光施設、名所をハードスケジュールでこなす。一方で駅や港で長時間待ったりとなんとも変化にとんだもんだ。ここ、雲崗石窟は30分で散策!?世界遺産を30分で見るなんて!!!

しかし、この世界遺産の敷地内と外での違いには愕然とした。まるで、掃溜めのような駐車場でゴミ捨て場のような匂いの中出店が軒を連ねている一方…敷地内に一歩入ると、隅々まで手入れの行届いた芝生。ゴミ1つ落ちていない整えられた石畳。ここでも、『格差社会』の一面が垣間見ることが出来た。

バスに乗っていよいよ内モンゴル自治区の領内に入る。
農村風景は次第に、山になり、そして内モンゴルの都市、フフホトへ到着した。
フフホト市内のホテルで3日振りにシャワーを浴びた。それは、まさに至れり尽くせりの場所…今までバスから眺めてきた農村部の様子を思うととても気まずい思いに駆られてしまう…絶対の平等なんてありえないとは思うが、現実に直面したときに俺ができることとは、なんとも卑屈な事なんだろうか…

その後、フフホト大学で日本語を学ぶ学生と交流をした。ただし、45分間だけで…
こんな、形式だけの交流のどこが国際交流なんだろうか…疑問

バスはフフホトを後にしていよいよ草原へ向かう。
果てしなく続く、青空と緑の草原…見渡す限りの地平線…

それを想像してやってきたのところは…

本来は、雨がほとんど降る事はない草原…でも、今日は冷たい霧雨の降るどんよりとした空。

そんな、沈む気分を吹き飛ばすかのように現地の人は手厚く歓迎をしてくれた。
羊の丸焼き、夜遅くまで踊り、歌う。そして、最期には花火!!ここは草原。どんなに騒いでも近所迷惑というものはありえない…

明日から、いよいよ馬に乗って移動だ

続く…

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