取り調べ中、警察官が怒鳴る。
「広田はどう関わったんだ。お前一人では犯行は無理だろう」
自分の罪状を水で薄めるため、首謀者は、虚構を作り上げていく。警察のストーリーに乗っかって。
「自分は、強盗殺人の計画など何も知らなかった。ただ、来てくれと頼まれただけなんです」そう訴えた続けた死刑囚は、「納得できない!」との無念の叫びを残して処刑された。
刑法学者が救援に取り組んだが、再審請求もない時代。国選弁護人には、警察・検察・裁判官が信じ込む共謀共同正犯性を打ち消すことは出来なかった。
司法犯罪の闇の深層。誰もがこの恐怖から逃れられない。真相を見極める能力不足の連鎖。嘘つき村の人間達が勝利に微笑む。
〒781-0261 高知市御畳瀬三十八番地
高知・コスタリカ友好交流を創って行く会
Mail:costarica0012@mail.goo.ne.jp
http://blog.goo.ne.jp/costarica0012