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ニューコスモセンター

青森でコスモスというバンドで歌ったり詩書いてる人の痛々しい日々の挙動

もう逢えないから 笑う

2013-05-19 00:59:33 | 
もう逢えないから 笑う

笑う

もう逢えないから

上昇気流に乗って、すばらしいオオカミの毛皮が舞う
運河と気体は太陽がオレンジ色に染めた

黒髪を揺らした君の太ももは堤防の上に座り
回転する渦からは10万8千色の虹が鮮やかに流れる

僕たちがライターとタバコに触る間に
様々な空間で
どれくらいのナイフがテキトーに刺さっても
気づかないで生きていけるこの世の
積乱雲のすべてに悲しみが光る零れんばかりの光源

ひゅ と
君を貫く落雷

たまってる 皮膚色の死体袋に詰まった
弾ける事のみに命を削った熱いソーセージ
白銀は おじいさんの形見の指輪を表現するためだけにある言葉
堕落と情熱すりへらし 楽しかった命を象る

花の汁のみで描かれた遺書らしき便箋は
青い香りだけがして読めない

笑う
目を瞑り許すレイプ
酸で一キロ溶けていた恋人

笑う

もう逢えないから

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