平成27年7月、マンションの管理員より、連絡があり防犯カメラのモニターに「記録可能なHDDなし」との表示があり、又別に「マスターHDD自動削除」の文字が点滅しているとの連絡が入った。再生を試みたが、出来ず、記録自体が出来ていないとのことだった。調べると7年前に(株)○立ビルシステムからカメラ4台とレコーダーを設置工事込で総額約100万円で買い取ったものだった。7年も経過しているならHDD(ハードディスク、画像記録ユニット)が壊れたのだろうと思い、管理員より購入先の(株)○立ビルシステムに連絡して修理の見積もりを取って対応を進めてもらうことにした。
午後から、なじみの○立の営業マンが現場に直ぐに駆け付けてくれて、電話連絡が来た。営業マン曰く、この設備は買取のものです。(心の中でツッコミ、そんなことわかっている。組合の為にリースより我々の負担は多くなるが、買取の方が経済的とその当時判断した。)修理するためにレコーダーを持ち帰らなくてはならなので、その期間代替え品をレンタルしてもらわなくてはならない。その費用が5万円くらいはかかります。リースにされたらどうですか。と一方的に買い替え営業トークに変わって行った。持ち帰って修理しなくても、まだ一回もハードディスク交換をしたことが無いのでその可能性が高いのではと詰め寄ると、それは持ち帰って調べてみないとわからないというので、(若干ムカッと来たが)それなら、修理の見積もりと代替えレンタルの見積もり、取替え買取の見積もりとリースの見積もりを揃えて提出してもらうようにお願いした。
どうもそっけない対応が気になり、管理員にレコーダーの型番を聞いて、ネットから取扱説明書をダウンロードし、早速現場管理室に向かった。管理員に曰くモニターには映し出されているが、記録はされていないとのこと。画面にもそれらの表示があり、奥の接続ユニットの赤ランプも点灯し、そこには点灯したら業者に連絡して下さいとの表示もあった。取説を元に、マスターディスクの再登録手続きなどの操作をしてみたが、やはり反応はなかった。レコーダー本体から「カチッカチッ」と音が聞こえる。アクセスしようとしても受け付けないとの音のようにも聞こえ、やはりディスクが壊れているのではないかと思われた。レコーダー前面にディスク挿入部分の蓋のような部分が有ったが、ドライバーなどを使ったが開かなかったので、あきらめ帰社した。
翌日、管理員から連絡があり、蓋を開けてディスクを取り出したとのこと。フェイスブックにそれら4枚写真を載せたとのことだった。


この写真から3.5インチ内臓ハードディスクSATA250Gのものだとわかった。
パソコン外付けのハードディスクなら1万円前後で会社や自宅で使っている。代替えレンタル代で5万円も負担があるなら、イチかバチかディスクの交換をやってみようと思い立った。○立の営業のそっけない対応にも腹が立っていたからだ。
翌日早速、パソコンショップで内臓ハードディスクを探すと、中古だが3千5百円税込で500Gの物があった。店員に聞くと、防犯カメラの場合、オリジナルなフォーマットの場合もあるとのアドバイスもあった(どこかの営業マンより親切丁寧だ)が、どうせリスクがあるしこの値段なら仮説(ディスクが故障)を証明する実験として価値があると判断し、購入して、現場に向かった。
現場に到着して管理員に、外したディスクの代わりにこのディスクを設置してみてもらった。ディスクのマスター登録の操作をすると、みごとに作動した。
2、3日後○立の営業より見積りが届いた。以下は税別。
それによると、修理中の代替機の貸し出しは、最大1ヶ月分6万1千円、記録装置修理代は4万4千円の合計10万5千円。作業内容はHDDとFANの交換で、それ以外は別途料金とのこと。
別見積としてレコーダーの交換22万2千円、カメラ、レコーダー交換後リース5年契約で月額17500円。
カメラレコーダーの買取交換は62万5千円となっていた。

別問題として、管理員は防犯カメラを建物裏に1台増設したいとのことだった。聞くと過去に裏の庭に食べかすが散乱しており、数人の人がいたことがあったとの過去の情報があったらしい。それで女性の方が不安がっておられるので増設したいとのことらしい。
管理員として対応してあげたい気持ちがあることは大変大切なことだと思う。しかし、防犯カメラは抑止効果にしかならず、又、記録から犯人像がわかっても、その後の対応を具体的にどうするのかをイメージして、導入を決めることが大切だと提案した。
普通でも建物裏側から侵入するにはかなり不自然な行動であり、それも年に何度もないようなイレギュラーな出来事に防犯カメラ設置で対応しても、犯人像がわかりそれを警察に提示してもその後の具体的な被害が事件となるようなものでなければ、たぶん何の対応もしてもらえそうにもない。又、たとえ犯人がわかって何かを破損させ弁償してもらうとなっても、その交渉を誰がするのかなどの問題もキッチリ見据えて対応することが大切だ。何もかも管理会社の負担や管理員の負担になり、かといって成果がみんなの期待に副えることにならないことが、目に見える。昨今の防犯カメラの活用は身内のゴミ捨て等のマナー違反カメラとして主に活用されている状態ではないだろうか。
管理会社からしてみれば、新規設備の導入で対応業務が増え、しかしそれは委託費用には反映されたことはなく。又、何もなかったことからの抑止効果以外に防犯カメラがすごく役立ったというような話は聞いたことがない。
今回、私人件費や交通費などは仕方がないとしても、中古ディスク購入代3千5百円は組合から回収して欲しいと担当者に頼んだ。そうでなければ、自腹だ。又、出来れば、こんな費用で対応できたことを、管理組合は我が社の担当者や管理員のおかげとして評価してやってほしい。無理かな。
午後から、なじみの○立の営業マンが現場に直ぐに駆け付けてくれて、電話連絡が来た。営業マン曰く、この設備は買取のものです。(心の中でツッコミ、そんなことわかっている。組合の為にリースより我々の負担は多くなるが、買取の方が経済的とその当時判断した。)修理するためにレコーダーを持ち帰らなくてはならなので、その期間代替え品をレンタルしてもらわなくてはならない。その費用が5万円くらいはかかります。リースにされたらどうですか。と一方的に買い替え営業トークに変わって行った。持ち帰って修理しなくても、まだ一回もハードディスク交換をしたことが無いのでその可能性が高いのではと詰め寄ると、それは持ち帰って調べてみないとわからないというので、(若干ムカッと来たが)それなら、修理の見積もりと代替えレンタルの見積もり、取替え買取の見積もりとリースの見積もりを揃えて提出してもらうようにお願いした。
どうもそっけない対応が気になり、管理員にレコーダーの型番を聞いて、ネットから取扱説明書をダウンロードし、早速現場管理室に向かった。管理員に曰くモニターには映し出されているが、記録はされていないとのこと。画面にもそれらの表示があり、奥の接続ユニットの赤ランプも点灯し、そこには点灯したら業者に連絡して下さいとの表示もあった。取説を元に、マスターディスクの再登録手続きなどの操作をしてみたが、やはり反応はなかった。レコーダー本体から「カチッカチッ」と音が聞こえる。アクセスしようとしても受け付けないとの音のようにも聞こえ、やはりディスクが壊れているのではないかと思われた。レコーダー前面にディスク挿入部分の蓋のような部分が有ったが、ドライバーなどを使ったが開かなかったので、あきらめ帰社した。
翌日、管理員から連絡があり、蓋を開けてディスクを取り出したとのこと。フェイスブックにそれら4枚写真を載せたとのことだった。


この写真から3.5インチ内臓ハードディスクSATA250Gのものだとわかった。
パソコン外付けのハードディスクなら1万円前後で会社や自宅で使っている。代替えレンタル代で5万円も負担があるなら、イチかバチかディスクの交換をやってみようと思い立った。○立の営業のそっけない対応にも腹が立っていたからだ。
翌日早速、パソコンショップで内臓ハードディスクを探すと、中古だが3千5百円税込で500Gの物があった。店員に聞くと、防犯カメラの場合、オリジナルなフォーマットの場合もあるとのアドバイスもあった(どこかの営業マンより親切丁寧だ)が、どうせリスクがあるしこの値段なら仮説(ディスクが故障)を証明する実験として価値があると判断し、購入して、現場に向かった。
現場に到着して管理員に、外したディスクの代わりにこのディスクを設置してみてもらった。ディスクのマスター登録の操作をすると、みごとに作動した。
2、3日後○立の営業より見積りが届いた。以下は税別。
それによると、修理中の代替機の貸し出しは、最大1ヶ月分6万1千円、記録装置修理代は4万4千円の合計10万5千円。作業内容はHDDとFANの交換で、それ以外は別途料金とのこと。
別見積としてレコーダーの交換22万2千円、カメラ、レコーダー交換後リース5年契約で月額17500円。
カメラレコーダーの買取交換は62万5千円となっていた。

別問題として、管理員は防犯カメラを建物裏に1台増設したいとのことだった。聞くと過去に裏の庭に食べかすが散乱しており、数人の人がいたことがあったとの過去の情報があったらしい。それで女性の方が不安がっておられるので増設したいとのことらしい。
管理員として対応してあげたい気持ちがあることは大変大切なことだと思う。しかし、防犯カメラは抑止効果にしかならず、又、記録から犯人像がわかっても、その後の対応を具体的にどうするのかをイメージして、導入を決めることが大切だと提案した。
普通でも建物裏側から侵入するにはかなり不自然な行動であり、それも年に何度もないようなイレギュラーな出来事に防犯カメラ設置で対応しても、犯人像がわかりそれを警察に提示してもその後の具体的な被害が事件となるようなものでなければ、たぶん何の対応もしてもらえそうにもない。又、たとえ犯人がわかって何かを破損させ弁償してもらうとなっても、その交渉を誰がするのかなどの問題もキッチリ見据えて対応することが大切だ。何もかも管理会社の負担や管理員の負担になり、かといって成果がみんなの期待に副えることにならないことが、目に見える。昨今の防犯カメラの活用は身内のゴミ捨て等のマナー違反カメラとして主に活用されている状態ではないだろうか。
管理会社からしてみれば、新規設備の導入で対応業務が増え、しかしそれは委託費用には反映されたことはなく。又、何もなかったことからの抑止効果以外に防犯カメラがすごく役立ったというような話は聞いたことがない。
今回、私人件費や交通費などは仕方がないとしても、中古ディスク購入代3千5百円は組合から回収して欲しいと担当者に頼んだ。そうでなければ、自腹だ。又、出来れば、こんな費用で対応できたことを、管理組合は我が社の担当者や管理員のおかげとして評価してやってほしい。無理かな。
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