Diario del companero ocioso

missing Marrakech!

The man who cried (耳に残るは君の歌声)

2009-10-31 17:42:43 | cinema
少し前の作品。“The Fall”に引き続き、ビジュアル的にとても美しい作品だなーと思った。夜のパリの街とか、広場でのショーのシーンとか。
まあ、どの作品でもそうとも言えるけど、この作品のJ・デップは画面からワイルドなフェロモンがかなり出ている感じで、これを見てうっとりしたファンがどれだけいたことか…
王子様じゃなくってジプシーだけど、白馬が似合うのなんのって。

ゴージャスなオペラのシーンと、粗野だけど引き付けられるジプシーの宴のシーンのコントラストも良かった。役者さんじゃなくって、本物のジプシーが出演していたらしい。
ジプシーって聞くと、イタリアに行く前も、ジプシーにスられないように注意!!なんて感じだったけど、本物のジプシーの持つ豊かな文化は、独特で、味があると思う。
クリスティーナ・リッチ、わざと抑え目に歌ってるのかな?と思ったら、口パクだったみたい。

フィゲレの子供時代と、成長した彼女がアメリカで再開した時のおとうさんにだけはちょいとつっこみ入れたい。年取るどころか、若返ったように見えなくも無かった。


これを見る前に、学校の課題のために“イルマーレ”を見たけど、なんだかなー…
時間軸が交錯する、中途半端にSFちっくなのは個人的に好きでない。
まあこれ、韓流の作品のリメイクらしいけど、オリジナルならもっと良かったのか、とにかくなんだかちょっと気持ち悪い感じだった。