
何だか肌寒い2022年のGW前半ですが、いかがお過ごしですか?
さて、先月29日、香川県善通寺市にある、善通寺駐屯地での「第14旅団創隊16周年及び善通寺駐屯地開設72周年記念行事」に、徳島地本協力本部の方にお誘いいただいて出席して参りました。

全国的にこの日は荒れ模様で、徳島を出発するときにも、善通寺市に到着した時も、傘が必要な状態でしたが、式典は中止されることはなく予定通り10時から、記念式典がスタートしました。

こちらと下のお写真は、帰り際に撮ったから人影がないですが、式典の開始前は、多数の自衛隊員の皆様やご来賓の方々や当日の参加希望者で、雨の中とても混雑していました。上の写真の右の建物が、司令部庁舎です。この写真を撮っている私の右後方に大きい体育館があり、そこがご来場者休憩所になっていました。

当日は野外式典で、グラウンドで全て記念行事が行われました。パイプ椅子を並べた観閲席の後ろに、阿波踊りの時みたいなひな壇の観閲台が組まれており、式典の前半はひな壇で、後半はパイプ椅子のある前方の席の後ろで立って拝見しました。なお、こうした観閲台も、自衛隊の方が全て組まれて、かつ撤去もされるそうです。

10時からの式典の約20分前に到着したので、体育館で受付を済ませ(自衛隊の施設内の立ち入りになるので、事前の申し込みと許可が必要で、当日は受付を済ませた人にその印の青いリボンが渡されて体に付けます)、ゆるキャラの陸上自衛隊ワンちゃんと一緒に写真を撮ってもらったりしていました。

自衛隊関連のイベントは参加すると、いろんな非売品の当日参加者だけの限定グッズがもらえます。この日は、色が選べるタオルと、迷彩柄のマスク除菌スプレー「撃滅」、同じく迷彩柄のウェットティッシュ、そして帰り際にもエコバッグをいただきました。往復の送迎もしていただいた上に、いろんなお土産までもらい、滅多にできないような経験をさせてもらって、本当に感謝です。

止まない雨の中、記念式典は始まりました。
初めに自衛隊の方のご挨拶からスタートして、善通寺市長や、国会議員などの挨拶が続きました。ウクライナ情勢を踏まえて、自衛隊の存在意義についてお話され、私も興味深く拝聴しておりました。
今日この式典にお誘いいただき、また車の送迎もしていただいた徳島地本の方ともお話しましたが、ウクライナ情勢をTVで見たりしていると、誰しも日本は大丈夫か?!と不安になります。しかし自衛隊は、そうならないようにするのが仕事で、かつ他国と陸続きのウクライナと違って、日本は海に囲まれているから攻められても地続きに逃亡できないので、断固防衛するのが職務だということを話されていました。
国民のために、有事を無事に済ませてくれるのが自衛隊なんですね。そう思うと、安心できますね。

音楽隊の演奏も、自衛隊員の方の行進も、降りしきる雨の中行われており、本当にご苦労様です。
グラウンドの隅には、この後の観閲行進で来場者の前を回る機動戦闘車が何台も停車しており、ひときわ目を引きました。今日は目に飛び込んでくる柄が、迷彩一択です。

11時から観閲行進は始まりました。記念式典のお祝いに、四国は元より、各地の陸上自衛隊から来られて車両でパレードしました。
機動戦闘車は進むときにウィーンというか、ザザー・ゴゴーというような轟音がするので、車体も大きくて重量もとんでもなくありそうだし、迫力がある車両です。

榴弾砲と牽引車両もやって来ました。運転席から最高尾まで、ご覧の通りとんでもなく長いです。機動戦闘車もそうですが、運転がこなれてないと大変でしょうね。

日本国旗の前を、一般人には陸上自衛隊を象徴する車両のように思える、機動戦闘車がパレードの最後にまとめて登場しました。日本の国防のために、がんばってほしい・・・! 戦争で荒廃する母国を、誰しも決して見たくない。去年この行事に参加して行進を拝見するのと、今年のGWにウクライナ情勢後に拝見するのとでは、参加者の胸に去来するものが全然違うと思います。