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2013さぬき高松まつり花火大会「どんどん高松」&真夏の小豆島 後編

2013-08-15 04:28:28 | 新日本紀行 四国編 香川

【後編 小豆島オリーブ公園→高松港沖チャーター船上】

4時前にバスは、この日のお食事会場でもある「道の駅 小豆島オリーブ公園」に到着しました。写真は、駐車場からの見晴らしです。とりあえずは目の前の階段を下りて、バス内で頂いたパンフレットの表紙にもあった、この公園のウリでもあるギリシャ風車まで、少し距離があるようですが行ってみることにしました。

オリーブ畑が広がる中、汗を拭き拭きようやくギリシャ風車にたどり着きましたが、行ってみるだけの価値はありますね。異国情緒あふれて、本当にギリシャみたい。小豆島は1989年にエーゲ海に浮かぶミロス島と姉妹島の調印を行い、その友好の証として建設されたそうです。風も無く、熱気が溜まっているような感じがする戸外なんですが、風車の影で談話している大学生ぐらいのグループも見かけました。

駐車場に戻ってその西にある、エーゲ海さながらのビューポイント、ふれあい広場にも行ってみました。オリーブの木に囲まれた白亜の建造物は、古代ギリシャの景観そのまま。眼下には夕方でも眩しいくらいの真夏の青空と青い海が広がり、プチ海外旅行気分。小豆島ってこういう観光スポット以外でも、街並みが整然としていて綺麗なリゾート・アイランドですよ。

オリーブ公園は一面がオリーブの丘になっていて、耐乾性の木には青い実がなっていました。イタリア料理にオリーブのピクルスが付いてきますが、口に合うので、(もぎたての実はどんな味なんだろう?)とふと思いました。果物ではないので、多分苦いんでしょうね。

食事時間までまだ少し時間があったので、駐車場前のオリーブ記念館に行きました。入ると正面に、ギリシャ神話をモチーフにした巨大なオリーブの女神・アテナ像が出迎えてくれます。ここでもクーラーの送風口の前でしばし休憩を取りました。この日は一日、建物の中に入ると、クーラーを探してその前から立ち去ることが中々できなかったですね。体を十分に冷やしてから、中の売店やオリーブまるごと情報ギャラリーで過ごしていました。

5時を過ぎてからレストランのサン・オリーブで、幕の内弁当と冷やし素麺を頂きました。ここだけ日本に戻ってきた感じね。

食事の後は小型バスに乗って池田港まで行き、19:20発の貸切船で高松港沖にのんびりクルーズです。が、添乗員さんが言うには、この船に乗り込んだお客さんが300人台。全席自由席なので、「お入りください」と規制していた綱が外された瞬間に、皆が四か所ある階段に凄い勢いで走りながら殺到していたので、(どんな席になるんだろう?)と少しドキドキしました。が、最上階3Fの甲板に、持参していた敷物を敷いて座ることができました。人でいっぱいでしたが、2Fのデッキもあるし、冷房の効いた船室にいる人もいたので、甲板の上で動けないほどでは無かったです。

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そして、夜8時。さぬき高松まつり花火大会「どんどん高松」が遂に始まりました。高松港の方々から打ち上げるので、沖に浮かぶ船のデッキの上からだと、最良の鑑賞場所を求めてどんどん移動できるのがとても良かったです。

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夜8時から8時50分まで、ほとんど間を開けずに6000発の花火が豪快に打ち上げられました。この写真みたいにハート型の花火には、女性客が歓声を上げていましたね。そして赤い花火は水面を赤く染めて、とても華やかです。

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これはフィナーレらしい大玉と、その下でも花火を上げている様子の写真。最後は真昼のような閃光を出す打ち上げ花火が上がった後、漆黒の夜空いっぱいに広がる松の葉のように細くて、柳の枝のように垂れ下がる光の線を描く花火で終了しました。

京阪神や四国の色んな花火大会に行きましたが、その中でもこの「どんどん高松」は屈指だったと思いますね。理由の一つには、今回チャーター船で、沖から見たことがあったと思います。つまりまず、①花火から近かったこと。場所的に近ければ近いほど、視覚は元より、聴覚の鼓膜で受け取る音波の振動の迫力が違うと思います。②打ち上げ口がしっかり見えた。私が回していたビデオで、空の打ちあがった花火だけが写っているところもあるんですが、花火だけよりはUPしている写真のように、打ち上げ口や海の上の船や、海面に映る花火の色や光が見える方が、断然映えるんです。今回改めて、花火って打ち上げられているものだけ見るのは勿体無いなと思いましたね。③視界を遮るものが無かったので、UPしている写真のように、高い花火とその下の背丈の低い花火とのコラボがバッチリ見えて面白かった。

大満足の50分だったんで、どんどん高松、そして花火大会は機会があれば、船上から見るのがオススメです。

今日のお土産は、小豆島に行く前に、高松港旅客ターミナルビル1Fが瀬戸内国際芸術祭の総合案内書&お土産物店になっていたので、草間彌生さんの南京(黄色)のクリア・ファイルとキー・リングを購入しました。キー・リングは、カボチャの部分にチェーンをつないで、ネックレスとして使おうと思っています。

帰りのバス内で家族から「お土産何?」というメールが入ってきました。今日は荷物が多く、実は来週仕事で高松に行くので、その時にあなぶき屋の讃岐うどん(美味しいですよォ、コレ!)をと思っていたのですが、徳島に帰ってからいつも行くスーパーに立ち寄ると、お盆向け贈答用の箱入り果物をセールしていたんです。和歌山の川中島の四千円の桃を三千円で売っていたので(期待できるんじゃない?!)と思って買いました。コレがまあ、美味しい!桃源郷の桃の木の実って感じ。極薄の皮は、向こうが透けて見えそうなくらい。そしてほのかにピンクが差す白い果肉は、万病が治癒しそうな極楽の木の実の味わいです。期待を上回る甘々・ウマウマなお味。今日一日、海岸と、ヒマワリと、ソフトクリームとエーゲ海散策気分に、海上から花火鑑賞、そして締めくくりは桃で、すっかり真夏を堪能できました南の島

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