コマクサ 

四季を通じて山や自然を愉しみ、トレッキングやハイキング、自然を愉しむ人と交流するサイトです。

都民の森・三頭山②鞘口峠からブナ路コース

2018-05-14 00:00:00 | トレッキング
さあ、ここから登山開始です。このトンネルをくぐると山道が始まります。


立て看板はしっかりあります。
それにしても、クマさんの絵はちょっと怖い・・・



どんどん山道を上がっていきます。
そういえば登山口からものすごい斜度で上がってる。これは最初からゆっくり行かないと後で足にくるぞ~と思い、ギアチェンジ。
ゆっくり歩きます。


いやいや、つづら折りまで始まって、ものすごい坂。
前の人がかなり上を歩いてる・・・・
最初の15分程度が、『都民の森マップ』ならふつうの舗装道路つづきかと思ったのに、ものすごい急登。
15分で140mちかく高度を上げちゃいました。。。
そしてあっという間に鞘口峠に出ました。


北斜面でずっと森の中でしたが、一気に汗が噴き出す始末・・・
まだ30分も経っていないのに。
ここでレイヤリングして、ここから稜線?なだらかになるかな~と思いきや!!
またすごい登り!!!
足場はしっかりしているけど、一歩一歩高度が確実に上がっていきます。
三頭山てそういえば、どの山歩きの本にも、初級じゃなくて中級コースって書いてあったな・・・
そう思い出したのはこのへんでした!!!

これは足にくる登りだったので、余裕も無く、写真が全然撮れてません・・・

だいぶ登り切って、ここから分岐です。登山道とブナ路コース。10分先で合流するんですが、登山道のほうでしょと思って歩いて行ってみると・・・

うわ、いきなりやせ道!!! 北側にガリガリの道です。
あとで合流した立て看板をみて唖然。。。

冬季は通行止めなくらい危ない道だったんじゃないですか。。。
でもまあ北アルプスにはちょいちょいこういう所はアルネくらいなので、気にしない気にしない。
ブナ路コースに合流すると、日当たりもよくなだらかで少しずつ登るような道になりました。
説明書きも丁寧についてる。

春山っぽくなってきました。

ここまでで、少し防寒を気にしすぎだった私は、レイヤリングしていたものの汗が止まらず。
このへんで落ち着いた感じです。三頭山の思い出=暑い山になりそう。
1000mだけど、広葉樹が多くて、春先なので、日当たりが多く、陽気もよい日だったからだと思います。
もうすぐ頂上付近。
といっても、三頭山て、本当に頂上が3つあるのかな?という名前。
この暑い中、登り返しをまさか2,3回まだ歩かなければならないのか??
と思っていたら、展望台が登場。
北の方に奥多摩が見えるよ、と教えてもらい、見に行ったらものすごく良い景色!!!
中央線で武蔵五日市方面に来てしまったので、南側に立っていて、小河内ダムを間に挟んで、北側は中央線の奥多摩方面なんですねー。


おお、奥多摩三山の御前山、大岳山が見えてる。
大岳山は去年登ったので、感慨深い。

そんなことを思いながら、またコースに戻って歩き始めること5分。
「頂上だよ!」という掛け声で、いきなり東峰の頂上です。

少し広くなっているけど、眺望はなく、林の中という感じ。
ここでお昼を食べるのはちょっとなと思い、コースに戻って歩いていくと、5分もしないで中央峰に到着。

ここもちょっとだけ広くなっていて、さっきよりは少し眺望はあるけど、お昼ご飯はここじゃないような気がして、
また少し先を歩いていくと、出た!登り返し。

ただ、何となく、空も近くなってきて、次の頂上がそれほど遠くなさそうな気がしてきたので、最後の力を振り絞れたような。。。
登ってみたら、頂上でした!!!お疲れさまでした。こちらが一番良い眺望のある場所でした。

何と南側は、富士山がものすごい大きさで!!!

この眺望を望みながら、ステーキを焼いている人たちが居ました。気持ちわかる!!!
そのくらい空気も澄んで、雲一つ無い、素晴らしい日でした。
富士山は秩父あたりからみると、かなり小さく見えるけど、ここ三頭山からだと、まあまあの大きさで見られます。
そして、富士山の外輪山である、三つ峠や黒岳などもくっきり。
登りがかなりきつかったので、ここで日光浴しながらゆっくり休んだのでした。

~つづく~
コメント
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