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うみにおふねをうかばせて

四十路 田舎嫁 あれやこれや。

信じるも信じないもあなた次第です

2020-10-25 13:48:00 | 日記
なぜなんだ。

なぜ、
小さな虫というのは突然力尽きて、
落下してくるんだ。
さっきまで空中高く
ブーンだかふぁーとか
とりあえずそんな佇まいで
飛んでいたハズではないか。 

いや、
今私の手元で大往生のポーズを
キメてるこヤツに至っては
もはや小さすぎてか細い奴で
むしろ実は幻かと思ってつい先ほど、
思わず二度見した奴ではないか
しっかり見ていたんだぞ。お前。

なぜ空中でいきなり力尽きるんだ。
なぜそこで寿命が尽きるんだ。

ちきしょう。羨ましいじゃないか。
燃え尽きたのか?華々しく散ったのか?
最後の最後まで飛ぶ虫であり続けたのか?
なんて生き様なんだ。
これが虫の生き様なのか。


ああ、さて。

秋ですね。

虫たちも大喜びではしゃぎ回っていますね。


先日。
地域行事に参加していた旦那さんから
そんな虫のお話を聞きました。

その日は一日中御嶽(うたき←地域のお祈りなどをする神聖な場所)で線香をあげ続ける役目を
仰せつかった旦那さんでしたが、

ふと視線を下に向けたとき、そこに
でっぷりと太ったバッタがいて
それはそれは奇妙な動きをしていたそうです。

なんというか、
踊っていたそうです。

お尻をプリプリと動かして
旦那さんを挑発していたそうです。

旦那さんはそれをふーんってな感じで
スルーしたそうですが、
その場にいた感受性豊かで
標準型の地域のマダムたちは
その姿になんらかの
メッセージを受けたらしく

「あなたは誰の生まれ変わりですか?」
「もしかして先月亡くなった◎◎さんか?」
とかキャッキャと話しかけていたそうな。

90過ぎで亡くなった◎◎さんが
お尻フリフリなんてシュールすぎる。

聞いた私はそう思いましたが、
地域のマダムたちに逆らっては
生きていけないと
第六感がピンピンに働きましたので、
旦那さんのお話にはへーそうなんだと
さも慎重に頷いてみせました。

そうして、そのバッタは
いつのまにか居なくなったそうですが
後日談として、
その日参加していた
あるマダムのバックに
引っ付いていたそうな。

きっと連れて帰って欲しかったのよー

ただ今その話が
地域マダムたちのちょっとした
トピックだそうです。



うん。

秋ですね。





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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (ikuta-doku)
2020-10-26 10:07:05
うん、私もその虫と同じように突如 逝きたい
直前までブンブン飛んでやるわ



そしてマダムたちの最近のトピックになってるバッタさん。和みまくり平和で憧れる!!

いいなぁ、そのマダムたちの輪の中にそっと小さくなって混ざりたい(笑)
言葉が分かるという前提でね

本当に素敵な所に住んでいるのね
返信する
Unknown (collagen-hikaru)
2020-10-27 01:07:26
そうですね、
私もいきなりぽっくりと逝きたいものです。
返信する

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